2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『#動かない歯車』

『#動かない歯車』<2022年5月31日(火)> 強権国家に女性リーダーが少ないと『雷鳴抄(220531下野新聞)』は語る。5月15日は、女性参政権運動を率いた市川房枝の誕生日だった。1946年の衆院選で女性議員39人(全衆院議員の8.4%)。その割合はいまだに1割に満たな…

『#時計撤去』

『#時計撤去』<2022年5月30日(月)> 駅の時計撤去に『余録(220529)』は思う。駅の改札口や待合室に時計があるのは日常的な光景。時計はシンボル的な存在▲利用者数の少ない駅などで、その時計を撤去する作業をJR東日本が進めている▲駅時計の多くは親時計の時刻…

『#まちの豆腐屋』

『#まちの豆腐屋』<2022年5月29日(日)> 「まちの豆腐屋」の高齢化や後継者難に『雷鳴抄(220526下野新聞)』は思う。豆腐は季節に合った味わい方を楽しめ、夏場は冷ややっこ▼豆腐の月別支出額は例年7、8月が最も多い▼直近の品目別都道府県庁所在市ランキング…

『#UFOより戦火のやまない地球の姿をどう見ている』

『#UFOより戦火のやまない地球の姿をどう見ている』<2022年5月28日(土)> 米議会の情報特別委員会の小委員会のUFOについての公聴会報告に『日報抄(220527)』は思う。宇宙のどこかに知的生命体が存在するだろうか▼天文学者のドレイクは1961年の時点で答えを10…

『#応援しているよ』

『#応援しているよ』<2022年5月27日(金)> 闘病中だった2007年のきょう急死したZARDの故坂井泉水さんに『有明抄(220527佐賀新聞)』は語る。作詞し、歌い上げる「負けないで」〈♪負けないでもう少し最後まで走り抜けて。皆さんにも自分への「応援歌」があ…

『#夏ビール』

『#夏ビール』<2022年5月26日(木)> 夏日が続く。『天声人語(220526)』はビールを思う。コロナのおかげで屋外のテラス席を設ける店が増えた。ビアガーデンがあちこちにあるようなもので、この季節はとくに心引かれる▼席につくと「とりあえずビール」。人類は…

『#ネットから絶版が読める』

『#ネットから絶版が読める』<2022年5月25日(水)> 国立国会図書館の「納本制度」74年に『北斗星(220524秋田魁新報)』は思う。一読したいと思っていた本が絶版となっていることがある。地元の図書館になければ探すのを諦めてしまう人もいる。これからは読む…

『#有意義な意見交換?』

『#有意義な意見交換?』<2022年5月24日(火)> バイデン米大統領の来訪に『編集日記(220524福島民友)』は、1983年、中曽根康弘首相がレーガン米大統領との会談後のスピーチで思わぬミスを犯したことを想う▼「フルートフル・トーク」(実りのある話し合い)と…

『#世界カメの日』

『#世界カメの日』<2022年5月23日(月)> 世界カメの日に『河北春秋(220523)』は環境保護を思う。オサガメは無数のとげがびっしりと喉に生えている。クラゲを海水ごと丸のみ。海水を吐き出す時、クラゲはとげが引っかかる▼おととし高知県沖の網にかかったオサ…

『#ナチズムとの戦い』

『#ナチズムとの戦い』<2022年5月22日(日)> 「アンネの日記」は出版から75年、『地軸(220522愛媛新聞)』は、ナチズムに思う。「もし神様が私を長生きさせてくださるのなら、私は世界と人類のために働きたいのです―」。父親から贈られた日記帳をキティーと呼…

『#育児との両立』

『#育児との両立』<2022年5月21日(土)> 育児休業明けの「復職恐怖症」を『春秋(220521)』は思う。食品宅配大手オイシックス・ラ・大地の「復職式」を先日、見学した。育児休業から復帰する12人の歓迎、今年が6年目▼単なる儀式ではなく、復帰者の不安を取り除…

『#太陽と水と大地の総合芸術』

『#太陽と水と大地の総合芸術』<2022年5月20日(金)> 東海道新幹線の車窓の楽しみ、この時期の静岡の茶畑と『天声人語(220520)』。畝が美しい。もえぎ色の新芽は刈られ、濃い緑一色。時折見える黒い畝は何だろう▼静岡県茶業研究センター長の小林栄人さんによ…

『#北海道の夏は大丈夫だろうか』

『#北海道の夏は大丈夫だろうか』<2022年5月19日(木)> 最近のタマネギの値上がりに『筆洗(220519)』は思う。記録に残る日本最古のカレー調理法は1872(明5)年の『西洋料理指南』という本にあるレシピだそうだ。▼まず、カエルの肉を使っている。もう一つはカ…

『#ローカル線の収支公表』

『#ローカル線の収支公表』<2022年5月18日(水)> JR西日本が公表した採算性の低い30の区間について『春秋(220516)』は思う。『時刻表2万キロ』の宮脇俊三は旧国鉄全線の「完乗」をめざし、ローカル線には1975年の大みそかに初めて足を踏み入れた。兵庫県の加…

『#プラ糸くずが』

『#プラ糸くずが』<2022年5月17日(火)> シンポジウム「みんなに優しいファッション」に『滴一滴(220515山陽新聞)』は思う。知らず知らずのうちに微小なプラスチックを、われわれが日ごろから食べて体内に摂取していることになる。岡山市内のスーパーで買った…

『#ムーミン谷の彗星』

『#ムーミン谷の彗星』<2022年5月16日(月)> フィンランドのNATO加盟に『筆洗(220516)』は『ムーミン谷の彗星』(トーベ・ヤンソン)を思い出す。雨が降った次の日、ムーミン谷全体がどす黒くなっているのをムーミンが発見する▼異変の原因は彗星の接近▼スナフ…

『#沖縄料理の魅力』

『#沖縄料理の魅力』<2022年5月15日(日)』 沖縄料理に『金口木舌(220514琉球新報)』は思う。異論は承知だが、筆者の祖母が作る油みそは世界一。そろそろ技を継承せねばと妻が、8日の「母の日」に祖母を講師に油みそ作り教室を開いた▼祖母も張り切った。約束…

『#宮跡保存』

『#宮跡保存』<2022年5月14日(土)> 平城宮跡の史跡指定から100年の節目に『国原譜(220512奈良新聞)』は思う。連休のある日、平城宮跡まで歩いた。宮跡の広大さに改めて驚いた。1300年前の遺構がこれほどの規模で残るのは世界的にも貴重だ▼宮跡は京都へ遷都…

『#高齢者ドライバー』

『#高齢者ドライバー』<2022年5月13日(金)> 相変わらず生じる高齢者ドライバーの交通事故に『河北春秋(220513)』は思う。高齢の親から「運転免許を返納した」と聞いて、ほっとした人は少なくないはず。さりとて、マイカーに頼るしかない地方では、高齢者に返…

『#命を省みず戦地へ』

『#命を省みず戦地へ』<2022年5月12日(木)> きょうの「看護の日」に『雷鳴抄(220512下野新聞)』は思う。ブロンズの「救護看護師像」が今春、真岡市の芳賀赤十字病院に設置された▼傷病兵の救護を目的に日本赤十字社は1890年、看護師の養成を始めた。第2次世…

『#点字毎日』

『#点字毎日』<2022年5月11日(水)> 『点字毎日』100年の節目に『余録(220511)』は思う。「点字は盲人を暗黒から解放しました。日本の盲人は『点字毎日』で自らの言論を得ました」とヘレン・ケラーさん(1955年6月)▲ナポレオン軍の将校が考案した点字をパリ…

『#梅雨のはしり』

『#梅雨のはしり』<2022年5月10日(火)> 「梅雨のはしり」に『地軸(220510愛媛新聞)』は思う。ひょっとすると本当に梅雨入り? 昨年の四国の梅雨入りは、5月12日だった。梅雨明けは7月19日で、期間は68日間。西日本豪雨のような災害につながる雨が末…

『#音楽の持つ力』

『#音楽の持つ力』<2022年5月9日(月)> 音楽の持つ力に『国原譜(220508奈良新聞)』は思う。音楽はその時聴いて楽しむだけのものではない。長い時間たっても、心に刻まれている何かがある。4月17日、奈良フィルハーモニー管弦楽団の第50回定期演奏会、新進気鋭…

『#母の老い』

『#母の老い』<2022年5月8日(日)> 母の日に『天声人語(220508)』は思う▼親の老いを感じるときには、自分が重ねてきた歳月にも自然と目が向く。これからの母を思い、自分のことを考える▼それでも、母の老いを嘆くことは、有り難い恵まれたことなのだ。戦争で…

『#プーチンが目指すのは』

『#プーチンが目指すのは』<2022年5月7日(土)> 強いロシア、強いリーダーに『有明抄(220507佐賀新聞)』は思う。子どもの頃に見ていたスパイドラマの主人公に憧れ、旧ソ連国家保安委員会(KGB)に入るのが将来の夢になった。実際にKGBの支部へ行き、ど…

『#緑豊かな古里の魅力』

『#緑豊かな古里の魅力』<2022年5月6日(金)> 新緑の輝く安達太良山の麓に広がる大玉村の田園地帯に『あぶくま抄(220506福島民報)』は思う。浸された水によって海原。高台から眺めると、所々に「島」が浮かんでいるように▼島の正体は屋敷林の「いぐね(居久根…

『#孫が口ずさんだ歌に驚いた』

『#孫が口ずさんだ歌に驚いた』<2022年5月5日(木)> 「正義のための戦争なんてどこにもない」と『談話室(220505山形新聞)』は語る。▼ある哲学者は4歳の孫が何げなく口ずさんだ歌に驚いた。♪何のために生まれて/何をして生きるのか-。後に「アンパンマンのマ…

『#フォースと共にあらんことを』

『#フォースと共にあらんことを』<2022年5月4日(水)> きょうのスター・ウォーズの日に『編集日記(220504福島民友)』は思う。「特撮の神様」円谷英二の子ども時代の夢は飛行機乗りになることだった▼福島市を拠点とする室屋義秀さんがパイロットを目指したのも…

『#国はおにぎりに似ている』

『#国はおにぎりに似ている』<2022年5月3日(火)> 憲法記念日に『日報抄(220503新潟日報)』はその意味を問う。吉野作造は、国はおにぎりに似ていると。何を芯にして一つになるか、そこが大切▼芯とは何か。民族? 吉野は「どこを探しても純血な民族など存在し…

『#職場でノンアル』

『#職場でノンアル』<2022年5月2日(月)> 職場でのノンアルは是か非か、『日報抄(220502新潟日報)』は思う。とあるオフィス、時折グビグビやっている。会社でビールだ。「良くないのでは」。忠告すると当人は平然と答えた。「ノンアルです」▼周囲の見解は分か…