2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『#後ろ!』

『#後ろ!』<2023年1月31日(火)> 国会中継での首相の発言とやじに『小社会(230130高知新聞)』は思う。「8時だヨ!全員集合」の「志村、後ろ後ろ!」。背後に幽霊なり、敵の忍者なりが現れるが、志村さんは気づかない体で何度も痛い目に遭う。客席の子ども…

『#菊池寛「マスク」』

『#菊池寛「マスク」』<2023年1月30日(月)> マスクの着用も屋内外とも「個人の判断に委ねる」との話に、基礎疾患のある者の思いを『小社会(230129高知新聞)』は語る。プロ野球の南海などで活躍した門田博光さんが自宅で亡くなっていた。引退後は糖尿病など…

『#あしたのために』

『#あしたのために』<2023年1月29日(日)> 井上尚弥選手に『日報抄(230129新潟日報)』は思う▼偉業達成の余韻も冷めないうちに全ての王座を返上し、史上初の2階級での統一を目指すと▼バンタム級と聞くと、漫画「あしたのジョー」を思い起こす人もいるだろう…

『#新聞の活用法』

『#新聞の活用法』<2023年1月28日(土)> 「古新聞がもう少し見直されていい」と『大観小観(230128伊勢新聞)』は語る▼使用済み紙おむつは新聞紙にくるんで袋に入れて密封し捨てる。消臭効果がある▼子どものころは、八百屋さんなどでは新聞紙を切った束が天井…

『#ごみ行政を見直す時』

『#ごみ行政を見直す時』<2023年1月27日(金)> 地域行政のごみ処理について『滴一滴(230126山陽新聞)』は思う▼「燃やすしかないごみ」「埋め立てるしかないごみ」―。京都府亀岡市は、ごみの分別で名称を4月から変更▼15種類の分別だったのを、さらなる資源化…

『#底冷えの毎日にご用心を』

『#底冷えの毎日にご用心を』<023年1月26日(木)> 10年に1度という最強寒波に『春秋(230126)』は思う▼昔の災害もなかなかすさまじかった。1951年2月14日から15日にかけ、大雪が日本各地を襲った▼東京証券取引所が臨時で休業。災害のせいで休むのは関東大震…

『#本の数だけ学校』

『#本の数だけ学校』<2023年1月25日(水)> 佐賀県立図書館の還暦に『有明抄(230125佐賀新聞)』は、本への思いを語る◆作家の出久根達郎さんは中学校卒業と同時に上京、東京の古書店に勤めた。夜間の高校に行かせてくれと店主に懇願したが、店主は「学校に行…

『#半世紀も前の歌が今なお意味を持つ』

『#半世紀も前の歌が今なお意味を持つ』<2023年1月24日(火)> デビッド・クロスビーの死に『筆洗(230123)』は思う▼<ぼくの髪が肩までのびて>)。<就職が決まって髪を切ってきたとき>。1970年代のフォークソングには、髪の長い男性がよく出てくる▼この歌…

『#ヘップバーンの言葉』

『#ヘップバーンの言葉』<2023年1月23日(月)> 没後30年のオードリーヘップバーンに『有明抄(230121佐賀新聞)』は思う◆“麗しの妖精”永遠の休日(1993年1月21日、朝日新聞夕刊)。ヘップバーンの死去を伝える記事である◆今も多くの人の記憶に残る麗しの妖精…

『#カレーの日』

『#カレーの日』<2023年1月22日(日)> 本日はカレーの日に『滴一滴(230122山陽新聞)』はカレーを思う▼「ボンカレー」、最長寿レトルトカレーとしてギネス記録に▼世界一のロングセラーを生むほどカレー好きな国民性に着目したキャンペーンが岡山市で。「岡山…

『#紙の匂い』

『#紙の匂い』<2023年1月21日(土)> 本の値上がりに『あぶくま抄(230119福島民報)』は思う▼かつては00円のワンコイン程度で買える手頃さが魅力の一つだった。近年は書籍販売数の減少や紙の値上がりによって1冊千円近くする新刊文庫本も珍しくない▼代わって…

『#上手に風呂と付き合って』

『#上手に風呂と付き合って』<2023年1月20日(金)> きょうの「大寒」に『北斗星(230120秋田魁新報)』は風呂を思う▼この時季は仕事を終えて帰宅したら、すぐに温かい風呂に漬かりたい寒さで縮こまった全身の筋肉がじんわりと緩んでいくと、ようやく人心地が…

『#海水面が60メートル上昇』

『#海水面が60メートル上昇』<2023年1月19日(木)> 南極の観測から『あぶくま抄(230118福島民報)』は地球を思う▼南極観測隊員が高層大気を観測中、有害な紫外線を吸収するオゾンの大幅な減少に気付いたのは今から約40年前。帰国後に測定結果を発表。後にエア…

『#水曜、日曜、バス無料』

『#水曜、日曜、バス無料』<2023年1月18日(水)> 佐賀県のバス運用の取り組みを『有明抄(230118佐賀新聞)』は思う◆運転免許を持たない人にとって、バスは欠かせない交通手段の一つ。だが、利用者は昔に比べると減り、路線はやせ細っているように見える◆「水…

『#フォーディズム』

『#フォーディズム』<2023年1月17日(火)> 現場を支える人々の賃金を上げ、分厚い中間層にすべきだ。『春秋(230116)』はフォーディズムと日本の現状を思う▼従業員の日給を2倍に引き上げると、ヘンリー・フォードは1914年に宣言した。生産性向上の果実を労働…

『#大砲かバターか』

『#大砲かバターか』<2023年1月16日(月)> 岸田文雄首相の防衛力の抜本強化に『余録(230116)』は思う▲ナチスのゲーリングは、「諸君はバターを欲しいのか、それとも大砲か。軍備こそ我々を強力にする。バターは太らせるだけだ!」と▲「大砲もバターも」を推し…

『#あれから3年、新しい段階へ』

『#あれから3年、新しい段階へ』<2023年1月15日(日)>ログイン 新型コロナの国内初感染が確認されて、きょう15日でまる3年、『国原譜(230115奈良新聞)』は石の上にも…と辛抱の目安になる期間が過ぎたと。出口戦略を探る政府は、感染症法上の位置付けを季節…

『#埋もれた人物や歴史の掘り起こし』

『#埋もれた人物や歴史の掘り起こし』<2023年1月14日(土)> 司馬遼太郎生誕100年に『国原譜(230114奈良新聞)』は思う。司馬遼太郎記念財団が、これに合わせて行った「好きな司馬作品アンケート」の結果が11日に公表された。1位は「坂の上の雲」。2位は「竜…

『#ちょんまげと税金』

『#ちょんまげと税金』<2023年1月13日(金)> 増税について『あぶくま抄(230112福島民報)』は思う▼1873年、若松県が「ちょんまげの者から年間50銭の税金を取る」と布告。散髪も納税も嫌がって山に逃げ込んだ住民さえいたという▼この2年前、明治政府は断髪令…

『#あれこそ無上の音楽』

『#あれこそ無上の音楽』<2023年1月12日(木)> ドキュメンタリー映画「ミスター・ランズベルギス」に『天声人語(230111)』は思う▼リトアニア独立の立役者ビタウタス・ランズベルギス氏は「国家とよばれる組織の意味はその領土を拡大させ、不動にすることで…

『#太平の世』

『#太平の世』<2023年1月11日(水)> 「どうする家康」に『日報抄(230109新潟日報)』は思う▼家康と言えば山岡荘八の「徳川家康」▼山岡は戦時中は海軍報道班員として特攻隊の出撃拠点に派遣さ、帰還が見込めない隊員を連日見送ったという▼そんな体験から、平…

『#未来設計は?』

『#未来設計は?』<2023年1月10日(火)> 岸田文雄首相の年頭記者会見における「異次元の少子化対策」宣言に『余録(230107)』は思う▲「少子化」という言葉は1992(平成4)年、政府の国民生活白書で初めて注目された。それから30年余を経た▲それにしても、長…

『#人生は旅』

『#人生は旅』<2023年1月9日(月)> 成人の日に『有明抄(230109佐賀新聞)』は思う◆旅とは、『大言海』に〈家ヲ出デテ、遠キニ行キ、途中ニアルコト〉と。沢木耕太郎さんは『旅する力』に「もっとも的を射たもののように思われる」と。「人生は旅に似ている」…

『#ソバーキュリアス』

『#ソバーキュリアス』<2023年1月8日(日)> 正月事納めに『天声人語(230108)』は酒を思う▼ソバーキュリアス、しらふの好奇心▼作家の桜井鈴茂さん、断酒の生きかたを始めたのが3年前。「1日の時間が長く感じられるようになりました。頭がすっきりし、夜も読…

『#家電をきれいに』

『#家電をきれいに』<2023年1月7日(土)> 家電の価格高騰に『編集日記(230107福島民友)』は思う▼年末にかけて、家電が立て続けに壊れた。洗濯乾燥機、冷蔵庫、掃除機、炊飯器▼プリンターが動かなくなり、とどめを刺された。年賀状を作るタイミング、1円でも…

『#ごみ捨て防止』

『#ごみ捨て防止』<2023年1月6日(金)> 「こんなところに神社が?」やぶが広がるところに赤い鳥居、『南風録(30106南日本新聞)』はこれを思う。数カ所あるのに気づき、地元の人に尋ねると「ごみ捨て防止のため」と返ってきた。不法投棄に長年悩まされてきた…

『#青い点の上』

『#青い点の上』<2023年1月5日(木> プラネタリウムを開発して今年で100年になると『滴一滴(230105山陽新聞)』は語る▼名古屋市にある新方式の施設、小さな星まで鮮やかな表現力の高さを実感した。デジタル映像も迫力があった▼上映されていたのは、1977年に打…

『#山あり谷あり』

『#山あり谷あり』<2023年1月4日(水)> 箱根登山鉄道、そして箱根駅伝に『小社会(230104高知新聞社)』は思う。箱根登山鉄道、標高差が約470メートル。進行方向を逆に変えジグザグと登っていく。1919年の開業以来変わらない光景、山あり谷ありの歴史だったよ…

『#なにがめでたいか』

『#なにがめでたいか』<2023年1月3日(火)> 年が一つ増える正月はめでたいのかと『筆洗(230103)』▼南方熊楠は、元日に禁じていた言葉があったそうだ。それは「おめでとう」。「命が縮まるのになにがめでたいか」と言▼<門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもあ…

『#うさぎ年に思う』

『#うさぎ年に思う』<2023年1月2日(月)> うさぎ年の今年を『大観小観(230101伊勢新聞)』は思う▼多産・豊穣・性のシンボル、えと最後の順番。60年目の区切りの年▼うさぎは八十神の嫁取りの失敗と、大國主命の成功を予言し、末弟大國主命の国作り伝説を正統…