2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『「ポスト・トゥルース(真実後)」が、オックスフォード・・・』

<2016年12月31日(土)> 『「ポスト・トゥルース(真実後)」が、オックスフォード英語辞典が選ぶ「今年の単語」になった』 「『まさかの現実』に見舞われた2016年であった」と「天声人語」(161231)は、今年を振り返る。「少し考えればウソと分かりそう…

『明日から週6日、1日に12時間ずつ働いてもらいたい・・・』

<2016年12月30日(金)> 『明日から週6日、1日に12時間ずつ働いてもらいたい。それでいいかな?(早坂隆著『世界の日本人ジョーク集』)』 「おとといの記者会見では反省を込めて『人の時間は無限ではない』との言葉が出た。そんな当たり前のことを確認…

『彼らが残したツケを戦後の日本は払い続けてきた。アジア・・・』

<2016年12月29日(木)> 『彼らが残したツケを戦後の日本は払い続けてきた。アジアの国々から日本に向けられている厳しい視線も、そんなツケの一つだろう』 「あのころ日本には優れた分析能力を持った人材がいたことだ。と同時に、優れた人材や分析を生かせ…

『鴨長明は「方丈記」に、平安京を襲った大火のありさまを・・・』

<2016年12月28日(水)> 『鴨長明は「方丈記」に、平安京を襲った大火のありさまを生々しく描いている』 「『飛ぶ炎』の目撃証言が少なくない」。「春秋」(161228)は、糸魚川市の大火から、「方丈記」の記録を思い起こす。「1177年4月、強風すさぶ夜の記録…

『最後は銃後の日本人にも多大の被害をもたらす惨劇で・・・』

<2016年12月27日(火)> 『最後は銃後の日本人にも多大の被害をもたらす惨劇で幕を下ろした』 「小説『ノーノー・ボーイ』はこんな描写で始まる」と、「春秋」(161227)はその出だしを紹介する。「この瞬間からアメリカ合衆国の日本人は(中略)ほかのアメリ…

『中国の若者たちは、「観光地や買い物以外に、本当の・・・』

<2016年12月26日(月)> 『中国の若者たちは、「観光地や買い物以外に、本当の日本を体験しよう」と呼びかけている』 「中国で日本語を学ぶ学生たちの作文集『訪日中国人、「爆買い」以外にできること』を「春秋」(161226)は紹介する。「『爆買いだけしかし…

『悲惨な体験をした人々は、どのようにその絶望から・・・』

<2016年12月25日(日)> 『悲惨な体験をした人々は、どのようにその絶望から救われるのでしょうか』 「人は案外いろいろなことに救われます」とベラルーシのノーベル文学賞作家、スベトラーナ・アレクシエービッチさんは学生に答えた。「余録」(161225)は「…

『先生、早口は困ります。大きく口を開けてゆっくりと・・・』

<2016年12月24日(土)> 『先生、早口は困ります。大きく口を開けてゆっくりと話してください』 「講義に熱中すると早口になる講師の困惑を救ってくれたのは、『UDトーク』というアプリケーションだ」。「余録」(161224)は、「スマートフォンに向かってし…

『わが国にはじめてサンタクロースがお目見えしたのは1874年・・・』

<2016年12月23日(金)> 『わが国にはじめてサンタクロースがお目見えしたのは1874年、とする説がある』 「『免囚保護の父』などと呼ばれる原胤昭が、キリスト教の洗礼を受けた感謝を表すためクリスマスの催しを開いた」。「春秋」(161223)は、クリスマスに…

『巨大な「金食い虫」が、この国を蝕んでいるのだ』

<2016年12月22日(木)> 『巨大な「金食い虫」が、この国を蝕んでいるのだ』 「『東電が払いきれぬので、ツケは皆で』とは、虫が良すぎる」と、「筆洗」(161222)は、「腹の虫が治まらぬ」、そして「一兆円余を費やした高速増殖原型炉『もんじゅ』の廃炉が決…

『「30.10(さんまる・いちまる)運動」が全国の自治体へ・・・』

<2016年12月21日(水)> 『「30.10(さんまる・いちまる)運動」が全国の自治体へ急速に広がっている』 「きょうは冬至。忘年会にクリスマス、さらに新年会と、この時期に相次ぐうたげ」、「春秋」(161221)はこの時期の宴会での残飯対策の「『30.10(さんま…

『僕が出ることで支援拡充につながれば』

<2016年12月20日(火)> 『僕が出ることで支援拡充につながれば』 足長おじさんやタイガーマスクはそこらじゅうにいる。「春秋」(161220)は言う。「だれもが気負わず、本田宗一郎や伊達直人になる社会であれば、希望は失われないと思う。本田宗一郎は報告義…

『コンビニエンスストアのセブンイレブンはなぜこの名前なのか』

<2016年12月19日(月)> 『コンビニエンスストアのセブンイレブンはなぜこの名前なのか』 「『開いててよかった』というCMは客の実感でもあった」。「春秋」(161219)は、コンビニやレストランの24時間営業の行きづまりを思う。「アルバイトやパートタイマ…

『料理にも手をつけずプカリ、プカリ。本人はご満悦の体だ・・・』

<2016年12月18日(日)> 『料理にも手をつけずプカリ、プカリ。本人はご満悦の体だが、まわりはたまらない』 「厚生労働省が東京五輪・パラリンピックに向け、踏み込んだ受動喫煙対策案をまとめた」と、「春秋」(161218)は伝える。それは、「医療機関や学校…

『人は、いつか読みたいと願いながら読むことができない・・・』

<2016年12月17日(土)> 『人は、いつか読みたいと願いながら読むことができない本からも影響を受ける』 「積ん読」を「筆洗」(161217)は考える。この「言葉は、世界に誇るべき日本語らしい。オックスフォード大学出版局は、『愛書家が知っておくべき十の言…

『ギャンブルの最大の利益はそれをやらないことで得られる』

<2016年12月16日(金)> 『ギャンブルの最大の利益はそれをやらないことで得られる』 ルネサンス期のイタリアの医師、数学者、哲学者だった天才のカルダーノは、ギャンブルの虜であった。「余録」(161216)は、そのカルダーノの確率の話を伝える。「天才は結…

『カルロス・ゴーン社長、三菱自動車では何が始まるだろうか』

<2016年12月15日(木)> 『カルロス・ゴーン社長、三菱自動車では何が始まるだろうか』 「ゴーン氏が日産自動車社長のまま三菱自動車会長に就いた」。「春秋」(161215)はゴーン社長に期待する。「リコール隠しに燃費不正と不祥事が後を絶たない企業体質の改…

『街中には細菌がうようよしている。手洗い励行』

<2016年12月14日(水)> 『街中には細菌がうようよしている。手洗い励行』 「春秋」(161214)の筆者は、札幌で風邪をひいてきたと伝える。でもそれは「寒いと自動的に風邪を引くわけではない。南極に滞在中の越冬隊員はまず風邪を引かない。空中を漂う細菌や…

『政治とカネの問題が絶えぬ限り、その漢字は、いつの世も・・・』

<2016年12月13日(火)> 『政治とカネの問題が絶えぬ限り、その漢字は、いつの世も「今年の漢字」の常連であり続ける』 「今年の漢字」は「金(キン)」であった。これを「筆洗」(161213)は考える。「リオ五輪での日本勢の金メダルラッシュからの連想だろう…

『多楽島は、じつは根室市の一部だ。なのに、行かれぬ土地な・・・』

<2016年12月12日(月)> 『多楽島は、じつは根室市の一部だ。なのに、行かれぬ土地なのである』 「そこに突然やってきたソ連兵に、住民は追い出されました。忘れることのない体験です」。「春秋」(161211)は多楽島の1945年そして今を伝え、プーチン大統領の…

『仁三郎は突然、死んでしまいましたな。さびしくなりました』

<2016年12月11日(日)> 『仁三郎は突然、死んでしまいましたな。さびしくなりました』 「テレビの時代劇『鬼平犯科帳』が今月、28年の歴史に幕を閉じた。鬼平はこれからも生身の人間として心の中に生き続ける」と、「余録」(161211)は、池波正太郎のエッ…

『鳥インフルエンザの感染の広がりだ。養鶏場での殺処分』

<2016年12月10日(土)> 『鳥インフルエンザの感染の広がりだ。養鶏場での殺処分のニュースを聞くたびに心が痛む。』 鳥インフルエンザの流行による養鶏場での殺処分を「春秋」(161210)は心を痛める。「庭に餌台をこしらえたり、河原へバードウオッチングに…

『今では日本のネット情報も改善されたはず?』

<2016年12月9日(金)> 『今では日本のネット情報も改善されたはず?』 「大手ネット企業が信頼度に欠ける情報サイトをつくり、利用者などの指摘で閉鎖に追い込まれた」ことで、「春秋」(161209)は、情報サイトの在り方を思う。「自分や家族ががんと宣告され…

『国際調査によると日本の十五歳の読解力が下がっている』

<2016年12月8日(木)> 『国際調査によると日本の十五歳の読解力が下がっている』 「世の中には三種類の人間しかいない。数を勘定できる人間とできない人間だ」。「筆洗」(161208)はそれに対する読解力を試す。勿論、これはおかしい。「文字を追ってもなかな…

『安倍首相が現職としては初めて真珠湾を訪れるという』

<2016年12月7日(水)> 『安倍首相が現職としては初めて真珠湾を訪れるという』 日本軍のパールハーバーへの攻撃は、その時、様々な人たちの心を高揚させたが、それは悲惨な結果を招く戦争であった。「春秋」(161207)はそのパールハーベーへ安倍首相が向かい…

『ベースボール遠く見ている野菊かな』

<2016年12月6日(火)> 『ベースボール遠く見ている野菊かな』 元ジャイアンツの打撃コーチの荒川博さんの訃報に、「筆洗」(161206)は渥美清さんの俳句を想う。「中学生の王さんが野球をやっているのを散歩中の荒川さんがたまたま見つけ、指導する。そこから…

『北朝鮮で独裁者の像がなくなる日は、いつか来るだろうか』

<2016年12月5日(月)> 『北朝鮮で独裁者の像がなくなる日は、いつか来るだろうか』 「ジンバブエのムガベ大統領は死後に備え、自分の像2体を5億7千万円で依頼しているという」。「天声人語」(161205)は、北朝鮮の資金源として、他国での像作成を伝える。…

『「M4R」(Meal for Refugees=難民・・・』

<2016年12月4日(日)> 『「M4R」(Meal for Refugees=難民のための食事)』 「大妻女子大の学生食堂でいただいた1食470円の期間限定ランチ。うち20円が日本で暮らす難民の支援に充てられる」。「余録」(161204)は、「M4R」を応…

『「カジノ法案」、地域活性化の看板の下で、人々の将来を・・・』

<2016年12月3日(土)> 『「カジノ法案」、地域活性化の看板の下で、人々の将来をむしばまないように望みたい』 「カジノ法案」が衆院の委員会を通ったことについて、 「春秋」(161203)は心配をする。「競馬や競輪にパチンコと手軽なギャンブルがあり、依存…

『科学の成果で、より多くの人を幸せにし、不幸な人を減らす・・・』

<2016年12月2日(金)> 『科学の成果で、より多くの人を幸せにし、不幸な人を減らすことだろう』 「理化学研究所のチームがみつけた113番元素の名前が、正式にニホニウムに決まった」。「春秋」(161202)は、「日本人として誇らしく感じる。とはいえ、大切な…