2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『あふれる商品から自分のための一品を選ぶ行為は・・・』

『あふれる商品から自分のための一品を選ぶ行為は、一瞬で過ぎ去る楽しい時間か、永遠にも感じるストレスか』 「忙しい現代人は時間価値の見極めに厳しい」と、『春秋』(190128)はコンサルタントの松岡真宏さんの話を紹介する。「近年は家にいながら、または…

『家畜小屋のような宿舎で雑居生活を強いられ、・・・』

『家畜小屋のような宿舎で雑居生活を強いられ、給料も他国からの移民より低かった』 1885年1月27日に日本とハワイ王国の間で移民条約が結ばれた。『余録』(190127)はその当時を紹介し、また外国人労働者の問題を思う。「夢の国に着いた彼らを待っていたのは…

『「警報レベル」となった自治体は、四十都道府県以上・・・』

『「警報レベル」となった自治体は、四十都道府県以上に及ぶというから全国規模である』 インフルエンザの季節である。『筆洗』(190126)は警戒を呼び掛ける。「『インフルエンザパンデミック』(河岡義裕、堀本研子著)によると、感染した人は、たっぷりウイ…

『おめえがどんな人間と歩いてるか、言ってみな・・・』

『おめえがどんな人間と歩いてるか、言ってみな、おめえがどんな人間か、言ってやるだ』 Tカード会社の個人情報問題に、『筆洗』(190125)は申す。「美食家ブリア・サバラン・・・<どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人であるかを言いあてて…

『沈黙の犬は利口ではなかろう』

『沈黙の犬は利口ではなかろう』 毎月勤労統計の不正調査問題に係り『筆洗』(190124)はインドのとんち話を紹介する。「家に盗っ人が押し入った。だが、番犬は吠えなかった。ロバがなぜ黙っていたのかと注意した。犬は『これまで再三、吠えたが、主人が褒めた…

『正しいドーピング』

『正しいドーピング』 過日、13歳のフィギュアスケートのシャボトワ選手がソーシャルメディアで明かしたことを『余録』(190123)は紹介する。「『安定した演技をするにはどうすればよいか』との問いに『多くの薬物を服用すること。それがすべて』と言ってのけ…

『ハーンが過ごした松江の城下に、雪意が漂うだろう』

『ハーンが過ごした松江の城下に、雪意が漂うだろう』 ラフカディオ・ハーンは松江の寒さに音を上げたと『春秋』(190122)は伝える。「明治23年の夏に中学校教師として松江に赴任したハーン・・・ニューオーリンズやカリブ海のマルティニークに住んでいた彼には…

『ロシアの新興企業が人工衛星によって夜空に広告・・・』

『ロシアの新興企業が人工衛星によって夜空に広告を映し出す計画を発表』 「星々が妙な動きをしている。北斗七星がゆがむ」。『筆洗』(190121)は、SF作家フレドリック・ブラウンの短編小説『狂った星座』を紹介する。「『石鹸なら何をおいてもスニヴリーじ…

『カゼなぞひくなよ。そう祈りたくなる』

『カゼなぞひくなよ。そう祈りたくなる』20日(日)> いよいよDNCがスタート、受験生の験担ぎを『筆洗』(190120)は思う。井上ひさしは土井晩翠の家の表札を失敬したそうである。その井上さんが今度は表札を取られた。その受験生からの手紙には「『あなたの…

『権藤、権藤、雨、権藤』

『権藤、権藤、雨、権藤』 八十歳で野球殿堂入りした権藤博さんを『筆洗』(190119)が紹介する。選手としての権藤さんはプロの2年間で65勝、「権藤、権藤、雨、権藤」、その2年間で終わった。その後、指導者へ。『ハムレット』の<神がひとつの顔をお与えに…

『今に通じるさまざまな課題と教訓を含む体験のはずだが』

『今に通じるさまざまな課題と教訓を含む体験のはずだが』 「"城攻め"は、まず出城や砦を陥すことから始まった」。『春秋』(190118)は50年前の安田講堂を想い思う。「そこで本当は何が起き、どういう道筋で混乱に至ったか、いまだにはっきりしない面がある。…

『きょうは阪神大震災の忌日である』

『きょうは阪神大震災の忌日である』 「贈られしひまはりの種は生え揃ひ葉を広げゆく初夏の光に」。『春秋』(190117)は歌会始での天皇の作を思う。「阪神大震災で亡くなった当時小学6年、加藤はるかさんの自宅跡にその夏咲いた『はるかのひまわり』が成長す…

『伝説ではオリンピックは買収から始まった』

『伝説ではオリンピックは買収から始まった』 昨日、竹田恒和(日本オリンピック委員会会長)氏は、記者会見で「潔白」を強調した。『余録』(190116)はこれにオリンピックの起源伝説を紹介する。「不正により王国を乗っ取った男が神の怒りを免れようと開いた…

『神の下では東も西も北も南もない』

『神の下では東も西も北も南もない』 キング師生誕90年の今日、『余録』(190115)は、分断が進む米国に思う。1964年にキング牧師は「ベルリンの壁」を訪れ、東西に呼び掛けた。「神の下では東も西も北も南もない。壁の両側にいるのはともに神の子であり、人…

『大人が若者を無責任に励ましているようで本当にいやな言葉だ』

『大人が若者を無責任に励ましているようで本当にいやな言葉だ』 「君たちには無限の可能性がある」。『筆洗』(190114)は、山田太一さんの思いをまず紹介する。「『大人が若者を無責任に励ましているようで本当にいやな言葉だと思います』・・・能力も同じでも…

『お宅で鰻丼がふるまわれた客は全部食べてはいけない』

『お宅で鰻丼がふるまわれた客は全部食べてはいけない』 「節分の恵方巻きが大量に廃棄処分されている問題」で、『筆洗』(190113)は斎藤茂吉の『茂吉小話』を紹介する。「訪ねていたお宅で、鰻丼がふるまわれたとする。この場合、客は全部食べてはいけない。…

『統計はビキニ型の水着に似ている』

『統計はビキニ型の水着に似ている』 「毎月勤労統計調査」の手法不適切について、『筆洗』(190112)はある警句を持ち出す。<統計はビキニ型の水着に似ている。さらけ出しているようにみえるが、肝心のところは隠されている>。「もっともらしさに見とれると…

『漱石は八十点と九十点。子規は七十四点に八十二点。』

『漱石は八十点と九十点。子規は七十四点に八十二点。』 旧制第一高等中学校の哲学者松本源太郎先生の手帳が発見された。この中身について『筆洗』(190110)は紹介する。「中に漱石、子規ら教え子の『論理学』の試験結果が残っていた。それによれば漱石は八十…

『兼高かおる 世界の旅』

『31年間、1586回にわたって続けたテレビ番組「兼高かおる 世界の旅」』 訃報が伝えられた兼高かおるさんを『余録』(190110)は、想う。「訪れた場所は150カ国以上、総移動距離は地球180周分にも相当する。・・・31年間、1586回にわたって続け…

『東京医科大には知恵者がいて、正月効果を生かそう・・・』

『東京医科大には知恵者がいて、正月効果を生かそうとしたのだろう』 東京医科大学は12月29日(土)の午後6時55分に不正入試に係る「第三者委員会報告書」を掲載した。これについて『春秋』(190109)は「報告書には、これまで表面化していなかった疑惑が満載で…

『人に取って代わっていただかねば困る大事な後輩である』

『人に取って代わっていただかねば困る大事な後輩である』 <かなしみの片手ひらいて渡り鳥>。『筆洗』(190108)は昨年、最も印象に残った句のひとつを挙げる。これはAIの作品である。「花鳥風月、情感という領域でも機械が人に匹敵する力をつけだしている…

『日本企業の「お休み三国志」』

『日本企業の「お休み三国志」』 「今年の仕事始め、いつからですか」と『春秋』(190107)は、TOKYO-FMの調査を紹介する。「法律で4日と定められた行政機関を含め、4日から6日の間という人が36.8%。7日以降が36.3%。三が日の間にもう始まっているとの回答が26…

『兵庫県多可町は「一日ひと褒め条例」を元日から施行した』

『兵庫県多可町は「一日ひと褒め条例」を元日から施行した』 インターネット上では「ディスる」ことが多くある。「そんな風潮に待ったをかけようと、兵庫県多可町」の試みを『余録』(190106)は紹介する。「『一日ひと褒め条例』を元日から施行した。・・・条例…

『米中の競争が宇宙にも及ぶ』

『米中の競争が宇宙にも及ぶ』 「中国の無人探査機「嫦娥4号」が月の裏側への軟着陸に成功した」。『余録』(190105)は、50年前を思う。「『OK。バニーガールを注意深く探すよ』・・・月には古代から美しい中国人女性とお供のウサギがすんでいるという伝説を…

『男女平等度で世界百十何位が常連の国は、・・・』

『男女平等度で世界百十何位が常連の国は、「どうして?」が全然、足りない』 「2012年、草の根運動「Let Toys Be Toys」(おもちゃはおもちゃのままで)が全英で始まった」。『余録』(190104)は「おもちゃに選ばれる権利、子どもに選ぶ権…

『凧、コマ、羽根つき、すごろく。消えて久しい・・・』

『凧、コマ、羽根つき、すごろく。消えて久しいかつての正月の遊び』 「お正月の凧揚げの光景をめっきり見なくなった」と『筆洗』(190103)は語る。「一時は和凧よりはるかに簡単に飛んだ派手な洋凧が幅を利かせていたが、それさえも最近はとんとお目にかから…

『後を継ぐ者に、良いもの、大切な価値を引き継げるだろうか』

『後を継ぐ者に、良いもの、大切な価値を引き継げるだろうか』 「初暦知らぬ月日は美しく」。『余録』(190101)は新年、この句で始まる。「平成の月日を振り返りつつ、次の時代に思いをめぐらす……今までの歴史には一度もないお正月を迎えた日本列島である。・・…

『生きている喜びと生きたいという祈りが新年の地球上・・・』

『生きている喜びと生きたいという祈りが新年の地球上にあふれている』 新年を迎えるにあたり、各国は何をしているのか。『筆洗』(190101)は、ロシア、デンマーク、エストニア、ブラジル等を挙げている。「面白い。国が違えば新年をことほぐ習慣も方法も違う…