2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『「片棒」かつぎ』

『「片棒」かつぎ』<2020年9月30日(水)> 中曾根康弘元首相の悼む会の政府支出に『筆洗(200930)』は落語の「片棒」を思う。自分の葬儀を心配する大店の主、三人の息子に意見を聞く。「上の二人の息子は『豪華なものを』・・・却下される。・・・一番下の息子・・・棺桶…

『最高裁は党利党略を実現する道具ではない』

『最高裁は党利党略を実現する道具ではない』<2020年9月29日(火)> 「ザ・ナイン」の新メンバーに『余録(200929)』は思う。「三権のメンバーが連邦議事堂に集う大統領の一般教書演説のとき・・・全員が起立して大統領に拍手を送る場面でも黙して座したまま・・・そ…

『人の世と像の相性』

『人の世と像の相性』<2020年9月28日(月)> 「ナゼそこに?ポツンと日本人?」『春秋(200928)』はブルガリアのプロブディフ市の公園の桃太郎像に思う。「姉妹都市縁組の20周年を記念し、岡山市から1992年に贈られたという。・・・友好関係の永続を願い、また、偉…

『競技場を巡るのは人でしょう』

『競技場を巡るのは人でしょう』<2020年9月27日(日)> 東京五輪の経費節約に『天声人語(200927)』は思う。「しみったれ野郎だ」と落語のようにスッパリと、「並外れたケチまでいかずとも節約精神が欲しい。・・・節約策・・・数百億円にとどまり・・・開会式、閉会式の…

『お墨付き』

『お墨付き』<2020年9月26日(土)> 関ケ原合戦直前に、伊達政宗は「百万石のお墨付き」を得て安堵。さて、現政府はと『天声人語』。コロナ対策で「全国の学校を一斉休校したい政府側が、専門家からお墨付きを得ようと焦る姿が、議事録に記されていた・・・このご…

『はんこをすぐになくしたい』

『はんこをすぐになくしたい』<2020年9月25日(金)> 「印形は首と釣り替え」と昔のことわざを『余録(200925)』は紹介する。「はんこを押すのは首と引き換えにするくらいの覚悟が要るという意味である。・・・そんな昔からの『はんこ社会』も大きな曲がり角を迎え…

『空白の広告枠』

『空白の広告枠』<2020年9月24日(木)> 気象庁ウエブサイトへの広告掲載について『余録(200924)』は思う。天気予測がウエブサイトで最新情報を得られるようになり便利になった。昔は「懸炭」(湿度天気予想てんびん棒)・・・等々。そのサイトを開いてみると「『…

『金魚すくいの光景が戻る日を待ちたい』

『金魚すくいの光景が戻る日を待ちたい』<2020年9月23日(水)> 「金魚を取り巻く環境が、コロナ禍で一変している」と『余録(200923)』は伝える。「縁日や祭礼などのイベントが軒並み中止に追い込まれ、『金魚すくい』ができなくなっている・・・約5400万匹を…

『いつまでも円安頼みでは困る』

『いつまでも円安頼みでは困る』<2020年9月22日(火)> 35年前の本日を『余録(200922)』思い出す。「プラザ合意」が成立した日だ。竹下登る蔵相は記者や経済人の目をくらましてニューヨークに向かった。この合意により日本は「その後は翻弄され続けた。円高…

『百歳以上の人は約八万人』

『百歳以上の人は約八万人』<2020年9月21日(月)> 高齢化する日本社会、『筆洗(200921)』は敬老の日に思う。「十一歳の犬の元気がない・・・人間の年齢に換算する正確な計算式は知らないが、七を掛ける昔からのやり方だと七十七歳。赤ん坊だった犬が自分の年齢を…

『#デジタル敗戦国』

『#デジタル敗戦国』<2020年9月20日(日)> 菅政権の目玉、デジタル庁の新設に『春秋(200920)』は思う。「来春から使用される中学校の教科書は、LGBTなど性的少数者に理解を促す記述が充実する。・・・台湾のデジタル担当相のオードリー・タン氏・・・性的少数者・・・…

『変わるまち、終電』

『変わるまち、終電』<2020年9月19日(土)> 乗客の少なくなった終電に『天声人語(200919)』は思う。「在宅勤務が増え、飲み会も少なくなった。・・・来春から首都圏の終電を30分ほど繰り上げる・・・現代の大都市は『眠らないまち』であることを誇ってきた。それが…

『平家の子孫の集落の存在』

『平家の子孫の集落の存在』<2020年9月18日(金)> 第21回目の国勢調査に『筆洗(200918)』は思う。第1回国勢調査は1920(大正9)年に行われた。そのエピソード、「<もう、源氏は亡びたか>・・・隠れ住む平家の子孫・・・集落の存在は<国勢調査>で初めて分かったと…

『安倍さん抜きの安倍政権』

『安倍さん抜きの安倍政権』<2020年9月17日(木)> 各紙、菅首相を思う。『春秋』は「第99代首相・・・心身を鍛えるために打ち込んだのが空手だった・・・空手に先手なし、空手に私闘なし、と先人が説く・・・愛なき力は暴力に堕す、ともいう。空手家宰相には申し上げる…

『火星に生命の痕跡?』

『火星に生命の痕跡?』<2020年9月16日(水)> 英科学誌のニュースに『余録(200916)』は思う。「1960年ごろの手塚治虫のSF漫画「0マン」に、人類が移住しようと金星を訪れる場面があった。・・・だが60年代からの惑星探査で金星の表面は気温450度、9…

『どちらを向いて進んでいくのか』

『どちらを向いて進んでいくのか』<2020年9月15日(火)> 本日は多く新聞が菅自民党総裁について述べている。『春秋』は高齢者給付負担の見直しを思う。菅氏の世代、団塊世代が2025年に全員が75歳以上となる。「痛みを伴う改革を同じ世代を含めた国民に納得し…

『コロナの記憶100年残す』

『コロナの記憶100年残す』<2020年9月14日(月)> コロナ禍、カミュの『ペスト』が多くの人に読まれるのは、「過去の感染症の記録が少ないことの裏返しである」。『Answers(日経200913)』は吹田市立博物館の学芸員の五月女賢司氏を紹介する。「感染症で市民…

『長旅は一人にかぎる』

『長旅は一人にかぎる』<2020年9月13日(日)> いよいよ東京が「GoTo」に追加さるようである。『春秋(200913)』は旅を思う。「『旅は一人か二人がいい。長旅は一人にかぎる』と林芙美子が随筆に書きとめている。・・・旅の『おひとりさま』が珍しくなくなったのは…

『星印付き』

『星印付き』<2020年9月12日(土)> 今年のノーベル平和賞について『筆洗(200912)』は意見する。野球殿堂にあるバリー・ボンズ氏の七百五十六号ホームラン記念球には星の形(アスタリスク)が刻まれある。薬物疑惑のためであろうか。「『ノーベル平和賞候補者…

『柳田国男は1908年に椎葉村を訪れた』

『柳田国男は1908年に椎葉村を訪れた』<2020年9月11日(金)> 榛葉村、台風10号で技能実習生の犠牲者を出した。『春秋(200911)』は災害そして柳田国男を思う。椎葉村は100年前の風情を残す。柳田国男は1908年にここを訪れ「焼き畑農業や神事にのっとったイノシ…

『ゴミの引き受け手で大騒ぎ』

『ゴミの引き受け手で大騒ぎ』<2020年9月10日(木)> 日本のオンカロは実現するのか。『春秋(200910)』はこれに語る。フィンランドのオンカロは建設中、「完成の暁には10万年間は人が近づかないようにし、放射能がただ鎮まるのを待つ。・・・北海道寿都町が・・・意…

『勝負の行方』

『勝負の行方』<2020年9月9日(水)> 今回の自民党総裁選に『天声人語(200909)』は30年前のプロ野球を思い出す。9月9日の朝日新聞、「『なあ~んだ今年のプロ野球』『味気なかったシーズン』。・・・ふりかえれば最終盤まで見どころが多かった。首位打者争いはし…

『温泉宿での仕事』

『温泉宿での仕事』<2020年9月8日(火)> コロナ禍でのワーケーションについて『春秋(200908)』は考える。川端康成、志賀直哉、水上勉、檀一雄・・・温泉宿で名作を生みだしてきた。「いま注目される『ワーケーション』の元祖である。・・・もうじき首相の座に就きそ…

『伊勢湾台風並み』

『伊勢湾台風並み』<2020年9月7日(月)> 台風10号の来襲に『春秋(200907)』は思う。1959年の10大ニュース第1位は冬至の皇太子のご成婚であった。第2位が伊勢湾台風で、その被害は5,000人以上の死者・行方不明者を記録した。その勢力に台風10号は匹敵すると…

『地域の公衆衛生を担う大切な役所』

『地域の公衆衛生を担う大切な役所』<2020年9月6日(日)> コロナ禍、保健所の人手不足を『天声人語(200906)』は思う。保健所は戦前からあったが、敗戦直後の米占領軍のクロフォード・サムス大佐は公衆衛生の充実のために、改革を行った。「杉並に最初のモデ…

『ウイルスに生存戦略を強いられている』

『ウイルスに生存戦略を強いられている』<2020年9月5日(土)> JR東日本が、来春のダイヤ改正から終電や始発の時間が変わる。これに『春秋(200905)』は思う。東京駅から半径100キロ圏内の終電が30分ほど早める。始発は遅らせる。「保線や駅の改良を円滑に進…

『教訓を思い起こすときであろう。進路を注視したい』

『教訓を思い起こすときであろう。進路を注視したい』<2020年9月4日(金)> 台風10号の接近に『筆洗(200904)』は思う。「『何だって』『八九五ミリバール』『八九五?』『こいつは信じられないほどどでかいやつだよ』・・・アニメ映画『伊勢湾台風物語』は始ま…

『自民党あっちこっちでスカってる』

『自民党あっちこっちでスカってる』<2020年9月3日(木)> もう次期首相は菅? 『春秋』は「寄らば大樹の枝や幹・・・『忖度の体系』の元締め・・・周囲がうなる人選を期待しよう『さすが』」と。『天声人語』は「勝ち馬に乗れた投資家が得をする・・・今の政権の続編…

『もう一度だけ 動き出せ メリー・ゴー・ラウンド 目を覚ませ』

『もう一度だけ 動き出せ メリー・ゴー・ラウンド 目を覚ませ』<2020年9月2日(水)> 8月31日に閉園した「としまえん」の「カルーセルエルドラド」に『筆洗(200902)』は思う。「米作家レイ・ブラッドベリの小説『何かが道をやってくる』・・・のメリーゴーラウン…

『過去にあった苦難を思いつつ、糧にできれば』

『過去にあった苦難を思いつつ、糧にできれば』<2020年9月1日(火)> 本日は防災の日、『天声人語(200901)』は1923年を思う。「公園の多くは避難所として、地震が引き起こした火災から人々の命を守った・・・もしものときに自分の身を守ってくれる広場や空間はど…