2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい』

『学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい』<2019年8月31日(土)> 「いじめを苦に亡くなった子供の言葉などを伝える展示会が、きょうまで都内で開かれている」と『春秋』(190831)は伝える。「関連イベントで、小学生時代にい…

『秋に降るすさまじい雨』

『秋に降るすさまじい雨』<2019年8月30日(金)> 「万葉集には『春雨』を詠んだ歌は多いが、『秋雨』という言葉はない・・・文人の間ではなお『すさまじき』と評され」る。『余録』(190830)は「なぜ秋雨がこうも嫌われたか分からない。・・・『寂しく秋に降る冷たい…

『文化にはチームの勝ち負けや企業の永続性を左右する普遍的な価値や理由がひそむ』

『文化にはチームの勝ち負けや企業の永続性を左右する普遍的な価値や理由がひそむ』<2019年8月29日(木)> 「『万年Bクラス』だったプロ野球・セリーグの横浜DeNAベイスターズにここ数年、勢いがある」。『日経DeepInsight』(190829)は、そのカギが「組織に一…

『締め切りぎりぎりのその紙一枚がG7を何とかつなぎとめた』

『締め切りぎりぎりのその紙一枚がG7を何とかつなぎとめた』<2019年8月28日(水)> サミットの成果は、わずか紙1枚。『筆洗』(190828)はフランスのマクロン大統領を評価する。それは、制限時間と現状から赤塚不二夫さんのバカボンを思い出す。「見開き二ペー…

『水辺の命運をにぎるのは人間だ』

『水辺の命運をにぎるのは人間だ』<2019年8月27日(火)> 先日、お台場海浜公園の水質が悪化してトライアスロンの水泳ができなくなった。『春秋』(190827)はこれについて、1948年の「大異変」を紹介する。「それまで家庭の汚水をたれ流し、戦中は軍需品製造に…

『10月1日から「梅田」が「大阪梅田」に』

<『10月1日から「梅田」が「大阪梅田」に』2019年8月26日(月)> 「不思議な乗換駅が東京都足立区にある」と『春秋』(190826)。京成本線「関屋」と東武スカイツリーライン「牛田」は狭い道をはさんで別々の駅名である。一方、「10月1日をもって、阪急と阪神が…

『地球全体の大火事である』

『地球全体の大火事である』<2019年8月25日(日)> アマゾンの火災に『筆洗』(190825)は思う。先ずは藤沢周平さんの赤カブのうんちくから。「冬の味だが、作付けは今時分の真夏に始まる。土地改良と害虫駆除のため、今も伝統の焼き畑で行われる。スギの伐採地…

『去りゆくチームの余韻』

『去りゆくチームの余韻』<2019年8月24日(土)> 「いくもどり つばさそよがす あきつかな」。『筆洗』(190823)は甲子園の閉幕を思う。「履正社に敗れ、北陸勢初の優勝を逃した星稜に、心の中で拍手をおくった方も多いだろう。昔、取材した星稜の練習で、松井…

『銃を使う人間の側に問題、だからこそ銃規制だ』

『銃を使う人間の側に問題、だからこそ銃規制だ』<2019年8月23日(金)> 「銃が人を殺すのではない、人が殺すのだ」。『筆洗』(190822)は、トランプ大統領の言葉に疑問を投げかける。「たしかに銃を使う人間の側に問題が起きている。・・・銃乱射などで多人数が殺…

『夏休みの自由研究に自力で挑戦してみては』

『夏休みの自由研究に自力で挑戦してみては』<2019年8月22日(木)> 最近の代行業に『余録』(190822)は疑問を。「困った代行業も注目されている。夏休みの宿題である。・・・受験勉強に集中してほしいという親が頼むケースが多いらしい。・・・だが・・・数学者、新井紀…

『冷静にブレーキを踏まなければならない』

『冷静にブレーキを踏まなければならない』<2019年8月21日(水)> 「人は生きるように運転する」。『筆洗』(190821)はカナダの精神医科のティルマンの言葉を紹介する。そsて、今回の常磐道でのあおり運転を思う。「男はあちこち走り回りひどい運転を繰り返し…

『人は学ぶことで、真の自由を得られる。そして人は自由でなければ学べない』

『人は学ぶことで、真の自由を得られる。そして人は自由でなければ学べない』<2019年8月20日(火)> 「アメリカはいい国だった。どうなっちまったんだ」。『余録』は、ピーター・フォンダさんの死去を思う。これは「『イージー・ライダー』でのセリフである。・…

『国の指導者が新兵器にみいられた世界は悲観論の世界だろう』

『国の指導者が新兵器にみいられた世界は悲観論の世界だろう』<2019年8月19日(月)> ロシアで原子力企業爆発事故が起きた。『筆洗』(190818)は新兵器づくりに思う。終戦前年、古川ロッパは友人情報を基に日記に書いた。「<新兵器による-無人機的空襲-敵本…

『絶望と希望を織りまぜてはるかに続く一筋の道であった』

『絶望と希望を織りまぜてはるかに続く一筋の道であった』<2019年8月18日(日)> 就職氷河期世代への支援を掲げた政府に、『春秋』(190818)は思う。それは東山魁夷の代表作「道」から始まる。「絵は、露にぬれた草の間を白っぽい道が遠くへ伸びるシンプルな構…

『山下泰裕会長、“初仕事”が天井からバラをつり下げることだった』

『山下泰裕会長、“初仕事”が天井からバラをつり下げることだった』<2019年8月17日(土)> 英語で『under the rose』が秘密に、ないしょにとの意味と。『余録』(190817)の言う秘密は五輪の理事会である。「山下泰裕氏が会長に就任した日本オリンピ…

『先人のたゆみない努力と苦難の歩みに思いをいたし、平和を誓いたい』<

『先人のたゆみない努力と苦難の歩みに思いをいたし、平和を誓いたい』<2019年8月16日(金)> 軍艦島の観光での出来事を『春秋』(190816)は伝える。ガイドが説明する「日本人だけで250人が亡くなりました・・・『日本人だけで』・・・ツアー後に話を聞いてみると『も…

『もし戦争になれば…。せめてその想像力だけは手放してはならない』

『もし戦争になれば…。せめてその想像力だけは手放してはならない』<2019年8月15日(木)> 8月15日に『筆洗』(190815)は思う。「終戦直後、韓国・釜山からの引き揚げ船での出来事を作家の久世光彦さんが書いている。・・・食べ物をめぐって男たちがけんかを始めた…

『個人の情報活用力が問われる令和の夏である』

『個人の情報活用力が問われる令和の夏である』<2019年8月14日(水)> 台風10号が日本列島に接近している。『春秋』(190814)は我々それぞれに備えを呼びかける。「『鎌首をもたげる』・・・気象用語でいう「転向点」・・・この転向点の見極めが予報の要だ。超大型の…

『被爆経験「未来へつなぐ」 高校生平和大使ら決意』

『被爆経験「未来へつなぐ」 高校生平和大使ら決意』<2019年8月13日(火)> 核兵器廃絶を国連機関に訴える「高校生平和大使」の決意を『日経;九州・沖縄 社会』(190809)は伝える。「『被爆者の思いを受け継ぎ、未来へつないでいきます』。・・・今年の平和大使は…

『お盆が来るたびに、目に見えない畏怖すべきものの存在を感じる』

『お盆が来るたびに、目に見えない畏怖すべきものの存在を感じる』〈2019年8月12(月)〉それぞれの地方で不思議な話にあえる。『余録』(190812)は水木しげるさんやラフカディオ・ハーンのそんな地域の話との出会い不思議な話を育てた。いま、「故郷に帰省し、…

『よい帰省を』

『よい帰省を』〈2019年8月11日(日)』帰省の省の意味を『筆洗』(190811)は思う。「、その『省』は『心配する』という意味であり、帰省とはしたがって『故郷に帰って、父母の安否を問うこと』(「広辞苑」)だそうだ。・・・あの混雑は親を心配している人々の…

『こうして汚染魚は“ゼロ”になった』

『こうして汚染魚は“ゼロ”になった』<2019年8月10日(土)> 第五福竜丸の教訓、【私説・論説室から】(東京新聞/190807)は都立第五福竜丸展示館から思う。「多くのマグロ漁船が被ばく・・・漁船八百五十隻が五百トン近いマグロを処分・・・焼津市の市場では、大みそか…

『ポンペイを消滅させた大噴火には多くの教訓がある』

『ポンペイを消滅させた大噴火には多くの教訓がある』<2019年8月9日(金)> 浅間山の噴火に『春秋』(190809)は語る。「西暦79年、ベスビオ火山の大噴火で埋没した南イタリアのポンペイ・・・約1割の人が逃げ遅れて犠牲になったとされる・・・やや高をくくっていたの…

『私たちは児童虐待に対して、社会の一員として何ができようか』

『私たちは児童虐待に対して、社会の一員として何ができようか』<2019年8月8日(木)> 本日(8月8日)は柳田国男の命日である。『春秋』(190808)は柳田が法制局参事官として、恩赦に係わり苦労したことを伝える。「ある凶作の年に・・・炭焼きを生業とする男が、…

『文字をつづる機会自体は、むしろデジタル時代になって増えている』

『文字をつづる機会自体は、むしろデジタル時代になって増えている』<2019年8月7日(水)> 「封筒にメールアドレスを書けば相手に届く」。『春秋』(190805)は続ける。「たんに封筒の表書きをどうするかという質問だが、正しく書けた生徒は57%しかいなかったそ…

『ある晴れた夏の朝』

『ある晴れた夏の朝』<2019年8月6日(火)> 「徹底して話し合うことの大切さを教えてくれる一冊である」。『春秋』(190806)は小手鞠るいさんの小説『ある晴れた夏の朝』を紹介し、現実の愚かさを思う。「広島に投下された原爆を巡り、10代の米国人8人が肯定派…

『広島はチンチン電車の街だ』

『広島はチンチン電車の街だ』<2019年8月5日(月)> 「原爆から生き残った2両が現役でいる」。『余録』(190805)は続ける。「朝のラッシュ時だけの助っ人だが、レトロな車両は馬力不足でスピードが出ない。次第に後続の電車が距離を縮め、それらを従えて走る格…

『アフリカ豚コレラ、流行はベトナムやモンゴルなど近隣にも広がる』

『アフリカ豚コレラ、流行はベトナムやモンゴルなど近隣にも広がる』<2019年8月4日(日)> 中華料理で「肉」といえば豚肉、『春秋』(190804)はその肉に思う。「詩人・書家として広く知られている北宋の官僚、蘇軾・・・が考案したとされる料理が、東坡肉である。…

『炎暑の日陰。行く手に影はあるか。』

『炎暑の日陰。行く手に影はあるか。』<2019年8月3日(土)> 「市街地を歩く際に、何より探し求める日陰である」と『筆洗』(190803)は日陰を求める。「梅雨が明けてから、連日続く猛暑の中、多くの人が建物の小さな影も拾うように歩いている。携帯する“日隠”で…

『けっして はなればなれに ならない こと』

『けっして はなればなれに ならない こと』<2019年8月2日(金)> 参院選後、初の国会召集、『筆洗』(190802)は野党共闘を思う。スイミー、「『ちいさなかしこいさかなのはなし』で、小魚たちが大きな一匹を模して大きいのを追い払う。・・・ここにきて、同じかし…