『#プラ糸くずが』

『#プラ糸くずが』<2022年5月17日(火)>
 シンポジウム「みんなに優しいファッション」に『滴一滴(220515山陽新聞)』は思う。知らず知らずのうちに微小なプラスチックを、われわれが日ごろから食べて体内に摂取していることになる。岡山市内のスーパーで買ったカキ、アサリ、シジミ、ハマグリの4種類の貝に、プラ片や合成繊維のプラ糸くずが含まれているのが確認された▼難波正義岡山大名誉教授らのグループの研究だ▼プラ糸くずは、衣類を洗濯した際に剥がれて排水で川や海に流れ出たとみられる。北極海でも大量のプラ糸くずが確認され、7割がポリエステルだった。世界中の海に漂っている可能性が指摘される▼カナダの研究では、家庭で衣類1点を洗濯すると排水に何百万個もの細かい繊維が含まれる、との試算もある▼排出した人間が、海からの逆襲を受けているかのようでもある。
 (私は)洗濯機のごみポケットを1週間毎に掃除している。15×5センチ程のケースの下に溜まっている糸くずは、衣類から剥がれた糸の何パーセントなのだろうか。極小さな糸くずはどんどん下水に流れていくのか。ポリエステルの糸くずが生き物にどんな影響を与えるのか。先ずは小さな生き物、そして何れ人間がどうなって行くのか。
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#海からの逆襲