2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

#五輪に政治を持ち込むな

『#五輪に政治を持ち込むな』<2021年7月31日(土)> 会場に「チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番」が流れる。『天声人語(210731)』は五輪と国(政治)を思う。体操男子団体、ロシアオリンピック委員会が金メダルを獲得した。そこにはもちろんロシア国歌は流れな…

#まっさらなノート

『#まっさらなノート』<2021年7月30日(金)> 益川敏英さんの訃報が届いた。『筆洗(210730)』は益川さんを思う。母はまっさらな息子のノートをみて、先生に宿題も出してほしいと言う。先生は毎日出しています。益川君だけがやってこないと。「だって、遊びのほ…

#人流は減っている

『#人流は減っている』<2021年7月29日(木)> 菅義偉首相の楽天ぶりに『余録(210729)』は思う。パングロス博士は、風刺小説『カンディード』(ヴォルテール)の登場人物。「物事は、現にあるより以外にありえない」「すべては最善の状態にある」という楽天主義の…

『#きょうの主役は太陽です』

『#きょうの主役は太陽です』<2021年7月28日(水)> 「足が焼けるような感覚だ」。『春秋(210728)』は東京五輪開催時期を思う。男子テニスでは、ジョコビッチ選手が「試合の始まる時間を遅くして」と暑さ対策を求めたと伝わる。選手らには勝利への大切なカギに…

#首相に何が起きたか

『#首相に何が起きたか』<2021年7月27日(火)> 「黒い雨」による健康被害を巡り、原告側の訴えを認めた広島高裁の判決について、菅義偉首相が上告見送りを表明したことに『水や空(長崎新聞/210727)』は思う。裁判に負けた行政側が上訴の時に言う「上級審の判…

#地球の歴史の調べ方

『#地球の歴史の調べ方』<2021年7月26日(月)> 熊本県天草市で草食恐竜の化石を発見に『南風録(南日本新聞/210725)』は思う。学生のころ、何度か化石掘りをした。ハンマーでたたく。中から葉っぱや小魚の化石が出てくると、宝物を見つけたようなうれしさがあ…

#決断の遅れが

『#決断の遅れが』<2021年7月25日(日)> ポツダム宣言を発表し、あすで76年。『卓上四季(北海道新聞/210725)』は判断の遅れに思う。「歴史上の未練を話題にして楽しむことはいつでも出来る」(E・H・カー『歴史とは何か』)。歴史にイフはないが、毎夏こ…

#オリンピックとは

『#オリンピックとは』<2021年7月24日(土)> 東京五輪2020が始まった。『編集日記(福島民友/210724)』は1964年10月24日の夜を想う。五輪旗はメインポールから降ろされ、聖火は静かに消えた。翌日の本紙1面は「サヨナラ東京オリンピック・・・われわれが生きてい…

#共家事(トモカジ)

『#共家事(トモカジ)』<2021年7月23日(金)> シンガーソングライターの土屋礼央さんの著作に『越山若水(福井新聞/210723)』は思う。タイトルは『ボクは食器洗いをやっていただけで、家事をやっていなかった。』。妻からの手厳しい指摘では、案の定。「家事…

#十分間の旅行に三十億

『#十分間の旅行に三十億』<2021年7月22日(木)> IT大手アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスさんが宇宙船旅行に『筆洗(210722)』は思う。宇宙から地球を見れば、どんな気分になるか。若田さん「地球に存在するものすべてに温かい気持ちがわき上がってくる」。ベ…

#つい手を伸ばしてしまう

『#つい手を伸ばしてしまう』<2021年7月21日(水)> 昨年、アイスの年間消費額が過去最高、2人以上世帯で年間1万円を初めて超えたことに『天声人語(210720)』は思う。汗びっしょりになって遊んだ後、友だちの家で飲んだ麦茶。夏のラジオ体操で配られた色鮮やか…

#足元が気になる地方暮らし

『#足元が気になる地方暮らし』<2021年7月20日(火)> 運転免許の更新会場での高齢男性と対応者のやり取りに『有明抄(佐賀新聞/210719)』は思う。窓口の女性「本人確認のため、マスクを外してください」、男性「写真やろ。撮る時は外さんばね」、窓口の女性「…

#食べられぬ韓国選手団

『#食べられぬ韓国選手団』<2021年7月19日(月)> せっかくの料理が食べられない。『筆洗(210718)』は韓国選手の事情を思う。家庭訪問、母親は貧しい生活の中でも精いっぱいのおもてなしにおはぎを作った。先生は手はつけずに持ち帰ったが、その後、娘は河原の…

#世界を変えるのは皆さん自身

『#世界を変えるのは皆さん自身』<2021年7月18日(日)> 7月18日は国連が定めるネルソン・マンデラ国際デー、『談話室(山形新聞/210718)』はいまの南アフリカを思う。故ネルソン・マンデラ大統領の誕生日、国連が氏の遺志を継ぐネルソン・マンデラ財団と共に呼…

YOUは何しに…?

『YOUは何しに…?』<2021年7月17日(土)> スタンプラリーのようだと、IOCのコーツ調整委員長の長崎訪問を『水や空(長崎新聞/210717)』は思う。事前に教わった滞在時間は「62分」。爆心地で空を見上げることもなければ、被爆者と面会する場面もなく…。「YOUは…

#虹の日

『#虹の日』<2021年7月16日(金)> 向田邦子さんは虫が大嫌いで、虫へんの漢字も嫌いだった。でも、虹は唯一好きであったと『有明抄(佐賀新聞/210716)』は伝える。きょう7月16日は「なないろ」の語呂合わせと梅雨明けの時季に合わせて「虹の日」。虹が虫へ…

#犬のマーキング

『#犬のマーキング』<2021年7月15日(木)> 2月に鈴鹿市の交差点で、約6メートルの鉄製の信号柱が倒れた。これが『大観小観(伊勢新聞/21075)』犬の小便による腐食が原因であったことに思う。同時期に設置された信号柱に比べ42倍の尿素が検出。県警は家で排せ…

#拝啓 浦島太郎さん

『#拝啓 浦島太郎さん』<2021年7月14日(水)> よく海辺を散歩するおじいさんが竜宮城に行った噺、三遊亭わん丈さんの『拝啓 浦島太郎さん』を『河北春秋(河北新報/210713)』は紹介する。出迎えたイルカは硬いプラスチック製の輪が体にはまって苦しそう。口の…

#5千円ありがとう…

『#5千円ありがとう…』<2021年7月13日(火)> 選挙カーが通るたびに、小学生の男の子が「いいなあ」とうらやんでいる。『正平調(神戸新聞/210710)』「だって、5千円もらえるんでしょう」。どうやら「ご声援ありがとうございます」が「5千円ありがとう…」に…

#見直しが肝要

『#見直しが肝要』<2021年7月12日(月)>> ミスを防ぐには何事も見直しが肝要と『あぶくま抄(福島民報/210709)』は語る。「関心」と「感心」、「意外」と「以外」…。読み方は同じでも意味は全く異なる。手書きではなく、パソコンや携帯電話に頼りきって文章を…

#移動図書館

『#移動図書館』<2021年7月11日(日)> 到着の合図は「ドナウ川のさざ波」だったそうだ。『天風録(中國新聞/210709)』は、移動図書館船「文化船ひまわり」を紹介する。1962年から足かけ20年、瀬戸内海を運航した。船内の書架に1500冊もの本や映画フ…

#3分だけのヒーロー

『#3分だけのヒーロー』<2021年7月10日(土)』 きょうは「ウルトラマンの日」だ。新シリーズも始まる。『滴一滴(山陽新聞)』は、地球で活動できるのは3分だけのヒーロー。親子に祖父母も交えて楽しめる。そんな存在として生き続けてもらいたいと述べる。ま…

#淡々と進む競技

『#淡々と進む競技』<2021年7月9日(金)> 東京五輪の無観客化に『春秋(210709)』は思う。もっぱら中継画面を前にする私たちも野球や相撲での経験済みとはいえ、どこか淡々と進む競技を目にすることになろう。「打撃音が鋭い」「力士の打つ手が響く」。これま…

#牛になる

『#牛になる』<2021年7月8日(木)> 「不妊になる」「遺伝子を組み換える」「マイクロチップ入り」「人口削減の陰謀」。新型コロナウイルスワクチンについて数多くの流言が飛び交う。『雷鳴抄(下野新聞/210708)』はワクチン接種のはじまりを思う。江戸末期、…

#リアル居間

『#リアル居間』<2021年7月7日(水)> 「だめだこりゃ」。『正平調(神戸新聞/210707)』は菅首相に思う。「8時だヨ!全員集合」生放送中、いかりや長介さんが楽屋の窓から隣家の居間が見えた。「全員集合」がテレビに映り、家族そろって笑っている。長さんは感…

#過去二番目に低かった投票率

『#過去二番目に低かった投票率』<2021年7月6日(火)> 日曜日に投票であった都議選の当選者数に『筆洗(210706)』は思う。議席数を覚えようと新聞をにらんでいる。覚えやすいのは自民党の三十三議席。燦燦(さんさん)とも散々とも。公明党は「二十三」。苦戦…

#観客を入れると感染を一段と深刻

『#観客を入れると感染を一段と深刻』<2021年7月5日(月)> 64年の五輪直後は大盤振る舞いの反動で不況に陥り倒産が相次いだ。さて今回はと、『余録(210705)』は思う。1964年は「1兆円五輪」と呼ばれた。国家予算の3分の1。所得倍増計画の実現が怪しくなった。…

#夏、虫の季節

『#夏、虫の季節』<2021年7月4日(日)> 子どもの頃、玄関の上がりかまちで見慣れぬ大きな虫に出くわした際の衝撃が忘れられない。『正平調(神戸新聞/210703)』は、夏の虫を思う。なぜ、虫嫌いが増えたのか。都市化が進み、野外よりも室内で虫を見ることが増え…

#縄文人はやっぱりすごい

『#縄文人はやっぱりすごい』<2021年7月3日(土)> 岡本太郎は縄文時代の遺物にみせられ「縄文土器のすごさを見ろ」との言葉を残した。『あぶくま抄(福島民報/210702)』は縄文を思う。土器に限らない。土偶も興味深い。女性像、妊婦像ではないかなどといわれ…

#「安全」と国安法の「安全」

『#「安全」と国安法の「安全」』<2021年7月2日(金)> 香港の地下鉄駅エスカレーターでは皆が両側に行儀よく立っている。『天風録(中國新聞/210629)』は安全、エスカレータ、香港を思う。日本の倍の速度で動くため、歩かなくてもいいと感じるようだ。その香港…