2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『売れ残りのクマのぬいぐるみが、世界中の子どもたちを・・・』

『売れ残りのクマのぬいぐるみが、世界中の子どもたちをわくわくさせ続ける贈り物となった』 『くまのパディントン』のマイケル・ボンドさんが91歳でなくなった。『筆洗』(170630)はパディントンtの出会いを伝える。「家路を急ぐ彼の目に、売れ残って店先に…

『まさかこのまま、何ごともなかったかのように「一生・・・』

『まさかこのまま、何ごともなかったかのように「一生懸命」に「頑張る」おつもりではあるまい。』 筑波大の先生による閣僚在籍期間の長短の研究を『天声人語』(170629)が紹介する。「長期大臣に目立つ単語に『御存じ』があり、主に『御存じのとおり』と使わ…

『さて藤井四段。どんな勝負師に育ってくれるか』

『さて藤井四段。どんな勝負師に育ってくれるか』<2017年6月28日(水)> 藤井聡太四段の連勝記録に各紙その喜びと期待を伝える。『筆洗』(170628)はジョー・ディマジオの連続安打記録が56試合で途絶えても、そのあと「失望も気落ちもせず」に16試合連…

『「タカタが安全の代名詞になる日」を目指していた』

『「タカタが安全の代名詞になる日」を目指していた』 (JN) 誰もがとは言わないが、多くの人たちがこの数年予測していたことがやってきた。人の安全第一のタカタは何故に対策に早く行動ができなかったのか。もうタカタの製品の世話になることはないのか…

『「難儀なことやなあ」と京都のタクシードライバー』

『「難儀なことやなあ」と京都のタクシードライバー』<2017年6月26日(月)> 神社仏閣宿泊所が全部頭に入っている京都のタクシードライバー泣かせの民泊が増加している。「春秋」(170626)はこれを思う。「シェア経済がたくましく育っているのはたしかだが、…

『選手権大会に向けて沖縄から地方大会が始まった。今夏は・・・』

『選手権大会に向けて沖縄から地方大会が始まった。今夏は甲子園の土にどんな思い出が染み込むだろうか』 甲子園に向けて各都道府県での大会が始まった。「余録」(170625)は甲子園の土を思う。元タイガースの赤星憲広さんは「センバツ大会で、初めて踏んだふ…

『憲法改正草案Q&A、臨時国会の召集要求権を少数者の・・・』

『憲法改正草案Q&A、臨時国会の召集要求権を少数者の権利として定めた以上、きちんと召集されるのは当然である』 「政治家は、曲芸師である」「政治家は、実際にやることとは逆のことを言って、バランスをとるのだ」。「筆洗」(170624)は、フランスのモー…

『死者たちの声を聞く力をさらに、さらにとぎすまさね・・・』

『死者たちの声を聞く力をさらに、さらにとぎすまさねばならぬ今日の平和である』 きょうは「慰霊の日」である。各紙は二度と起きてはならぬこの事実を思う。『春秋』は10年前に披露された当時中学2年生の作品を想う。「写真の中の少年 僕の祖父 何を思って…

『この子、凡ならず』

『この子、凡ならず』 今日は永田町の愚かな話より、将棋が話題だろうか。『春秋』は「ひふみん」の引退を述べる。「加藤一二三・九段(77)が歴代最多の1180敗目を喫し、おととい現役を引退した。50メートルを6.8秒で走る藤井聡太四段(14)顔負けの鮮やか…

『「国民の不信を招いた」「率直に反省しなければ・・・・』

『「国民の不信を招いた」「率直に反省しなければ」「政府として分かりやすく説明していく」と低姿勢な言葉を並べていた』 たたいても直らないのが今の安倍政権、「筆洗」(170621)は 「パーカッション・メンテナンス」という言葉でその状況を表現する。昔の…

『イソップの昔は考えられなかった物流網に、厄介な客も・・・』

『イソップの昔は考えられなかった物流網に、厄介な客もまた便乗する危険を知らねばなるまい。』20日(火)> 神戸のヒアリ騒動について、「春秋」(170620)はイソップのアリさんの話から入る。「川に滑り落ち、ハトが投げてくれた小枝にはい上がって命拾いした…

『カフェインの目安では成人で一日当たり〇・四グラム・・・』

『カフェインの目安では成人で一日当たり〇・四グラム(マグカップのコーヒー三杯分)』 オノレ・ド・バルザックは、一日十三時間半の執筆、一日に五十杯ものコーヒーを飲んでいた。「筆洗」(170619)は『天才たちの日課』の一部を紹介し、そしてカフェインの…

『納骨堂の前で当時のミッテラン仏大統領とコール西独首・・・』

『納骨堂の前で当時のミッテラン仏大統領とコール西独首相は突然、手をとりあった』 ドイツの元首相のコール氏が16日に亡くなった。そのコール氏を「余録」(170618)は称える。1984年のベルダンでミッテラン大統領とコール首相は、「まるで子どものように手…

『政治の危うさをいっとき忘れるためでなく、しっかりと・・・』

『政治の危うさをいっとき忘れるためでなく、しっかりと覚えておくために、目を閉じようか。』 国会が閉幕した。与党はやることをやって逃げ切ったのか。「春秋」(170617)はマキャベリより「リーダーは信義を重んじ、隠しごとをすることのない人物と思われる…

『生々しく響く。「共謀罪」という虎が放たれた今、ひるま・・・』

『生々しく響く。「共謀罪」という虎が放たれた今、ひるまずに、言論という武器を使い続けることができるか。』 一九二五年三月十九日、貴族院本会議で治安維持法案の採決が行われようとしていた。そこに松平春嶽の実子の徳川義親「虎狩りの殿様」が物申す。…

『この皇居ボタル、遺伝子解析の結果によると関東の土着・・・』

『この皇居ボタル、遺伝子解析の結果によると関東の土着種で、江戸城のころから堀にすんでいた可能性があるという』 「ホタルは同じ種類であっても、地域によって遺伝子のパターンなどに特徴がある」。「余録」(170613)は皇居のホタル保護について紹介する。…

『三つ子の魂百まで』

『三つ子の魂百まで』 「学校に入る前の幼児教育は、かなり将来まで影響を及ぼすのではないか」、「天声人語」(170614)は、ヘックマン米シカゴ大教授の著書『幼児教育の経済学』を紹介し、また手塚治虫さんの母親の漫画の読み聞かせを例に出す。「その読みっ…

『元沖縄県知事、元参院議員の大田昌秀さんが亡くなられた』

『元沖縄県知事、元参院議員の大田昌秀さんが亡くなられた』 大田昌秀さんを「筆洗」(170613)は「選挙で勝っても万歳を絶対に口にしなかった数少ない人」ととして伝える。そして「万歳という行為がいやでも『戦争』に結び付いてしまうためだと聞いた。強制的…

『NASAの宇宙服は、約四十年も使い回していたという』

『NASAの宇宙服は、約四十年も使い回していたという』 NASAの宇宙服は一九八一年に導入以来、使われ続けていた。それは老朽化と不足が心配されていると「筆洗」(170611)は伝える。そして服を使い続けるといえば「お下がり」の話となる。漫画家の萩尾…

『2017年『保活』敗戦記』

『2017年『保活』敗戦記』 「春秋」(170611)は、「東京人」の「2017年『保活』敗戦記」を紹介する。「ある女性は出産の時期や地域を考慮した。それでも5つの認可保育園すべてに落選。高くて遠い無認可施設を利用し保活も続ける」。「東京という街は昔から子…

『連敗は13で止まったが、1点差での勝利だ。戦力の・・・』

『連敗は13で止まったが、1点差での勝利だ。戦力の冷徹な分析こそ、浮上のカギとなるだろう。』 巨人軍の連敗記録について、「春秋」(170610)は語る。米国や英国の「世界的なニュースの陰に隠れてはいるが、こちらも一大事だ。プロ野球の巨人軍が1975年に記…

『あすは、時の記念日。時分秒ではなく、「充実」という・・・』

『あすは、時の記念日。時分秒ではなく、「充実」という単位ではかる時間を持ちたい。』 長田弘さんの「グレン・グールドの9分32秒」を「筆洗」(170609)は紹介する。明日は時の記念日にこの詩を思う。「時間とは『一人のわたしの時間をどれだけ充実させら…

『トランプ氏は必ずしも良き経済学徒とはいえまい』

『トランプ氏は必ずしも良き経済学徒とはいえまい』 ハーバード大学のマンキュー教授の『入門経済学』に、経済学を修めた19人の著名人の中にトランプ氏があることを「春秋」(170608)は伝える。そして、トランプ氏は「負の外部性」という概念を理解してないか…

『キッズウイーク』

『キッズウイーク』 政府が「キッズウイーク」というものを出してきた。これについて「春秋」(170607)は述べる。「なにか思い切ったことをしないと、日本人は取れる有休も取らないのは確かだ。とはいっても、かの『プレ金』だってぱっとしないままである。キ…

『欧米を揺るがしているテロは日本にとってよそごとではない』

『欧米を揺るがしているテロは日本にとってよそごとではない』 ロンドンで起きたワゴン車の暴走とナイフでの殺傷、これを「春秋」(170606)は8日で9年たつ秋葉原無差別殺傷事件に擬える。「秋葉原での凶行は、政治的・宗教的な背景がなかったという点でテロと…

『二千安打達成の時点での通算本塁打はわずかに三十三本・・・』

『二千安打達成の時点での通算本塁打はわずかに三十三本。史上最も少ないという。「三十三本のおかげで二千本が打てた」と荒木選手』 村上春樹さんは<僕が大学で学んだことの中ではあるいは一番有益だったかもしれない>というほどに、二塁手は知力、想像力…

『「いのちの政治家」が残した灯は未来を照らし続ける』

『「いのちの政治家」が残した灯は未来を照らし続ける』 「『兄のランドセル』という朗読劇が今月11日、東京・渋谷のNHKホールで上演される」と「余録」(170604)は紹介する。これは2007年に亡くなった山本孝史さん(元参議院議員)の生涯の朗読劇である…

『パリ協定からの米国の脱退宣言をどう考える』

『パリ協定からの米国の脱退宣言をどう考える』 トランプ大統領のパリ協定脱退の宣言に本日(17年6月3日)、数紙は述べる。「春秋」は、「現在、大統領の米国での支持率は4割という。シロクマやペンギンはじめ世界中の動植物にもし聞けたなら、その支持率い…

『手つかずの自然が残る、世界屈指のサンゴ礁の島がプラ・・・』

『手つかずの自然が残る、世界屈指のサンゴ礁の島がプラスティックのゴミで』 世界屈指のサンゴ礁の島のヘンダーソン島がプラスティックのゴミに覆われている。これについて「筆洗」(170602)はまずは無人島を思う。「無人島に一冊だけ本を持って行くなら、ど…

『静止軌道ステーションと地表をエレベーターで結ぶ』

『静止軌道ステーションと地表をエレベーターで結ぶ』 宇宙エレベーターの着工は2050年、「筆洗」(170601)は「夢のような話だが、それは既に単なる夢ではない」という。でもそのための素材はどうするのか、「そういう状況に突破口を開いたのが、きのう中日文…