2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『AIを備えた兵器開発を禁止せよ。1万2000人余の署名』

『AIを備えた兵器開発を禁止せよ。1万2000人余の署名』 「AI兵器が戦争における火薬、核兵器に次ぐ『第3の革命』をもたらすと、毎日新聞「余録」(2015年07月31日)は、「自律型人工知能(AI)を備えた兵器開発を禁止せよ??そう訴える文書が研究者…

『戦争の不条理を思う』

『戦争の不条理を思う』 今日は、米海軍の巡洋艦インディアナポリス号が日本軍の潜水艦の魚雷攻撃によって沈められた日である。日経「春秋」(2015/7/30付)は、それを映画「ジョーズ」のシーンから表現している。「巨大な人食いザメとたたかう3人の男、なか…

『偉大なる野村を超えるような選手が出るとは思いもしなかった』

『偉大なる野村を超えるような選手が出るとは思いもしなかった』 「谷繁元信捕手(44)が昨夜の試は、「合で最多出場試合(三千十八試合)の日本記録を達成した」。この快挙を東京新聞「筆洗」(2015年7月29日)は、「二十七年のキャリアはおそらく気苦労と…

身体の動かない不幸よりも心の動かない不幸の方が私には耐えられない

『身体の動かない不幸よりも、心の動かない不幸の方が私には耐えられません』 幸福とは、不幸とは、毎日新聞「余録」(2015年07月28日)は、東大の『障害者のリアルに迫るゼミ』に招かれた筋萎縮性側索硬化症(ALS)の岡部宏生(おかべ・ひろき)さんの話か…

『共通ポイントで喜んでいてよいのか』

『共通ポイントで喜んでいてよいのか』 財布を膨らますカード、日経「春秋」(2015/7/27付)は、「このごろでは全国数十万の店舗などが加盟し、ためやすさ、使いやすさを売り物にした『共通ポイント』が主流となりつつある」ことを歓迎している。更に「折しも…

就職活動の時期はこれでいいのか

就職活動の時期はこれでいいのか 就活日程は、改善の努力がされるが、その度に弊害がでる。今回は「面談官」? 日経「春秋」(2015/7/26付)は、8月1日の解禁前のは面談に臨む学生と大手企業を指摘する。「場所は都内のホテル。時期は今月初め。開いたのは経…

『自分の身の丈、日常から繰り返し問題を立てていく』

『自分の身の丈、日常から繰り返し問題を立てていく』 本日の新聞の多くが鶴見俊輔さんの死を悼んでいる。毎日新聞「余録」(2015年07月25日)は、その鶴見さんの成長期における母親との葛藤について、「私は、自分の内部の不良少年に絶えず水をやって、枯死し…

『自ら外に出ていかないと見えぬものもある。内向きには要注意』

『自ら外に出ていかないと見えぬものもある。内向きには要注意』 日本人のインバウンドに、日経「春秋」(2015/7/24付)は、懸念する。「この上半期(1〜6月)の訪日客は913万人、前年同期比でなんと46%も増えた。一方で、出国した日本人の数は4.9%減なの…

『宇宙飛行士、ぶれずに訓練を続ける姿勢を持ちうること自体が成功』

『宇宙飛行士、ぶれずに訓練を続ける姿勢を持ちうること自体が成功』 「宇宙飛行士にとって、成功とは何だろうか」。東京新聞「筆洗」(2015年7月23日)は、クリス・ハドフィールドさんの『宇宙飛行士が教える地球の歩き方』を紹介している。そこでは、「宇宙…

『光る 光る東芝 回る 回る東芝』

『光る 光る東芝 回る 回る東芝』 「古代ギリシャの天文学者、メトンは戦争への出征を案じて、心の病にかかったふりをしり、自分の家に火を放った」話しを東京新聞「筆洗」(2015年7月22日)は、これを東芝の利益水増しに比喩する。「兵役は免れたが、大切な家…

『星空を維持のための環境省調査、コストなどで2年前に休止』

『星空を維持のための環境省調査、コストなどで2年前に休止』 「ロシア・ソユーズ宇宙船への搭乗を間近に控えた宇宙飛行士、油井亀美也さんの出身地、長野県川上(かわかみ)村は星空のきれいなことで知られる。」その油井さんは、故郷の「川上村の美しい星…

『くさいものは、生命体がつくる貴重な個性であり、自分の証』

『くさいものは、生命体がつくる貴重な個性であり、自分の証』 臭いことは現代社会ではきらわれているのか、東京新聞「筆洗」(2015年7月20日)は、疑問を投げかけている。 「ウガンダには『恐怖を感じるほど臭い』酒、『アマルワ』は、『くさい度数』は『失神…

『日本では、受刑者を出所させるのに苦労している』

『日本では、受刑者を出所させるのに苦労している』 高齢化社会の中、塀の中で高齢者問題を、日経「春秋」(2015/7/19付)は、「塀の外より塀の中の方が居心地がいいと感じる高齢者が少なくないという現実には、いささか落ち着かない気分を覚えてしまう」と。…

『かくして政権を襲った競技場騒動は収拾に向かう』

『かくして政権を襲った競技場騒動は収拾に向かう』 「土壇場でラグビー城を明け渡した長老の心中いかばかりか」と、日経「春秋」(2015/7/18付)は、10年前の「自分は殺されてもいいんだ」衆院解散を決意した小泉純一郎首相に解散を止めようと直談判に及んだ…

『中国で政権に批判的な弁護士など100人以上が連行された。』

『中国で政権に批判的な弁護士など100人以上が連行された。』 一党独裁政権の成せる業、日経「春秋」(2015/7/17付)は、嘗てのナチス政権下で、大学構内で反戦を訴えるビラをまいた女子学生ゾフィーのように、逮捕され、断頭台に送られたことを示し、中国は「…

「集団的自衛権」「強行採決」「混乱」「国民の安全」「丁寧な審議」

<「集団的自衛権」「強行採決」「混乱」「国民の安全」「丁寧な審議」> 棒首相の矛盾に満ちた説明で、舌足らず、我々は混乱するばかりである。東京新聞「筆洗」(2015年7月16日)の筆者も混乱した夢を見たようである。 夢の中では、ロボット執事「筆洗4号」…

<熟議もあらばこそ、衆院特別委は15日の採決日程を決めた>

<熟議もあらばこそ、衆院特別委は15日の採決日程を決めた> 安保関連法案で、一部野党の対案に「敬意を表する」、と安倍首相は言い、さっさと委員会を終わらせ、本会議へ。日経「春秋」(2015/7/15付)は、「今日、日本で一番に暑いだろう永田町あたりには、…

都が『安心して海に顔をつける』ための楽しげな社会実験を打ち出した

都が『安心して海に顔をつける』ための楽しげな社会実験を打ち出した 「都心海水浴」に興じる。日経「春秋」(2015/7/14付)は、高度成長期に姿を消した東京の海水浴場に、「なぎさを走る子どもたちの笑顔がはじけ、海辺の生き物に歓声が上がれば」と期待する…

宿題の作文を先生にほめられ、はにかむ女性は…

宿題の作文を先生にほめられ、はにかむ女性は… 「自主夜間中学『えんぴつの会』の教室」にての出来事、毎日新聞「余録」(2015年07月12日)は、「退職した教師らがボランティアで教えている」現状、「小中学校の不登校12万人、高校中退6万人。今の学校が新…

真の個性を求める人は脱ファッションに向かうと

真の個性を求める人は脱ファッションに向かうと ジョブズ氏のファッションは、「ノーマル(普通)とハードコア(究極)を合わせノームコア」、「毎朝の服選びには頭と時間を使いません、という哲学の表明」。朝日「春秋」(2015/7/12付)は、「生前のジョブズ…

「ウォルト・ディズニーも冥王星が惑星の地位に…

「ウォルト・ディズニーも冥王星が惑星の地位に… 「ニューホライズン」は、プルートのハートを発見、毎日新聞「余録」(2015年07月11日)は、「『ウォルト・ディズニーも冥王星が惑星の地位にとどまることを望んでいるだろう』という9年前のワシントン・ポスト…

「おしりだって、洗ってほしい」

「おしりだって、洗ってほしい」 「戸川純さんの呼びかけが多くの日本人の度肝を抜いた1982年、あれから30年あまり。日本のトイレは変わった」と日経「春秋」(2015/7/10付)。「国連は6日、2000年の国連サミットが採択した『ミレニアム開発目標』の達成状況…

『世界で最も魅力的な観光地』のランキング1位に2年連続『京都』

『世界で最も魅力的な観光地』のランキング1位に2年連続『京都』 毎日新聞「余録」(2015年07月09日)は、「外国人が教えてくれる京都の魅力にも耳をすましたい。『京都に行く外国人はいない』。英作家キプリングは明治中期にそう言われながらこの地を訪れた…

かの国のざわめきと無縁ではない古書店街

かの国のざわめきと無縁ではない古書店街 最近、古本街に中国人客が目立っていることに、日経「春秋」(2015/7/8付)は、「すわバブル崩壊か、と案じられる上海株の行方も二重写しになり、かの国のざわめきと無縁ではない古書店街なのだ」と、そして嘗て「清国…

財政節度のタガが外れた末に国民が被るツケを、文明の国が見せつけて

ギリシャの債務問題から、朝日「天声人語」(2015年7月7日)は、振り返って我が国に警鐘を鳴らす。 「古代のギリシャのプルタルコスは、借金を戒めながら、貸し手のあくどさを叩く。『金貸しどもは、不幸な借り主を不逞の輩扱いし、市の広場を公然とその懲罰…

名づけに、漢字は今や、その起源や来歴から隔絶された

名づけに、漢字は今や、その起源や来歴から隔絶された 最近の名づけの漢字の利用について、伊東ひとみさんのイメージ優先の「感字」と化したとの分析を、朝日「天声人語」(2015年7月6日)は紹介している。 「古代、女性にその名を問うことは求婚を意味した。…

ギリシャ財務相は経済学者でゲーム理論を使っているそうだ

ギリシャ財務相は経済学者でゲーム理論を使っているそうだ EUとギリシャはどうなるのか、朝日「春秋」(2015/7/5付)は、「理由なき反抗」のチキンレールの悲劇にならぬよう願う。 「『理由なき反抗』の撮影中からジェイムス・ディーンはレーシング・カーに…

2520億円、ロンドン五輪の主会場が四つ造れる額

2520億円、ロンドン五輪の主会場が四つ造れる額 新国立競技場の建設に、いったん白紙に戻せばと思うが、メンツが邪魔をしているらしいと朝日「天声人語」(2015年7月4日)は、「税金ドロボー」と。 「前評判の高いクラシックコンサートにも『外れ』はある…

米国とキューバとの国交、新しい世代の人が扉を一つ開いた

米国とキューバとの国交、新しい世代の人が扉を一つ開いた オバマ大統領は、給料分の仕事をしたと、朝日「天声人語」(2015年7月3日)は、米国とキューバとの54年ぶりの国交回復の発表を賞している。 「カリブ海の真珠と称される美しい島ながら、アメリカに…

米国で詐欺師の商売によく使われる商品の一つが…

米国で詐欺師の商売によく使われる商品の一つが… 今月から「188」番に電話して相談できることになったことに、毎日新聞「余録」(2015年07月02日)は、「多くの人に利用されてほしくもあり、ほしくもない188番」と。 「米国で詐欺師の商売によく使われる…