2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

#バカヤローの日

『#バカヤローの日』<2022年2月28日(月)> きょう2月28日の「バカヤローの日」に『明窓(220228山陰中央新報)』は思う。吉田茂が衆院予算委員会での質問に「バカヤロー」。1953年のきょうのこと。それがもとで内閣不信任案が可決され、衆院も解散▼「口は災い…

#みんなの宝物

『#みんなの宝物』<2022年2月27日(日)> プラスチックごみ問題に『地軸(220227愛媛新聞)』は思う。美しい瀬戸内海を望むのどかな漁港。廃棄物置き場には中身の詰まった袋が積まれていた。各種プラスチックごみが目に付く。生き物が食べて命を落とすなど、海洋…

#226

『#226』<2022年2月26日(土)> (私は)きょうも静かな朝を迎えた。86年前のきょうはそうではなかった。ご承知の通り2・26クーデターのあった日である。1936年(昭和11)2月26日早暁、皇道派青年将校が起こした。これは歴史であるが、今現在も、この地球上で…

#平和な未来へ

『#平和な未来へ』<2022年2月25日(金)> 海のプラスチックのゴミ問題に関するルールをつくるための国際的な論議も近くスタートすることに『春秋(220225)』は思う。1968年の週刊少年マガジンに「未来新聞」という特集が載った。21世紀の暮らしや技術を占う企画…

#セルフレジ

『#セルフレジ』<2022年2月24日(木)> セルフレジ導入により、人と人のしぐさを『有明抄(220224佐賀新聞)』は思う。◆操作に戸惑う人も見かけはするが、慣れてしまえば便利。何より、相手が機械だと気を遣わずに済む◆1万円札しか持ち合わせがなかった時、「す…

#幸運は努力した人に?

『#幸運は努力した人に?』<2022年2月23日(水)> 入試の時期に『金口木舌(220223琉球新報)』は思う▼国公立大学の二次試験は今週末、3月8、9日には高校入試がある▼かつて琉球王国には「科」という試験があった。役人になるためには科、合格率は1%という説…

#スーパー猫の日

『#スーパー猫の日』<2022年2月22日(火)> 今年は西暦2022で「スーパー猫の日」らしい。えとは寅、猫好きにはたまらない年だろうと『天風録(中国新聞)』。『日報抄(新潟日報)』は、拙宅の相棒をはじめ、とにかく気ままで、自分本位な生き物。「役に立つわけで…

#50年を振り返って

『#50年を振り返って』<2022年2月21日(月)> 50年前のきょう、ニクソン米大統領が中国を訪問し、毛沢東と握手を交わした。これを『春秋(220221)』は思う。対立から融和への外交方針の転換に、西側、特に日本の衝撃は大きかった。やぶから棒、寝耳に水だったろ…

#減る出張

『#減る出張』<2022年2月20日(日)> コロナ禍での出張の減少に『地軸(220220愛媛新聞)』は思う。もとは「でばり」、戦場に出て陣を張ることを指した言葉と。いつしか音読みの「出張」。準備、プレッシャー…。戦が由来となったのは分かる気がする。県内企業の…

#暴力は終わらない

『#暴力は終わらない』<2022年2月19日(土)> 50年前のあさま山荘事件から、『天声人語(220219)』は思う。▼連合赤軍を名乗る若者たち▼約30人男女が山小屋のアジトにこもり軍事訓練。革命を目指すものとしての自覚が足りなければ、反省、暴行、12人が命を落とし…

#代返

『#代返』<2022年2月18日(金)> 同時再生を行った学生の成績を「不可」とするとしたことに『天声人語(220218)』は思う。授業に出席せず、友人に点呼の返事を頼んだ「代返」▼いまはICチップの学生証で教室の読み取り機で「ピ逃げ」。コロナ禍で増えているオ…

#将来の夢に応える環境

『#将来の夢に応える環境』<2022年2月17日(木)> 鹿児島県の女子の大学進学率を『南風録(220217南日本新聞)』は思う。国立大学で初めて女性に門戸を開いたのは、1913(大正2)年の東北帝国大学。合格者は3人で、後に栄養学や生物化学で数々の業績を残す丹下梅…

#戦争に勝者はない

『#戦争に勝者はない』<2022年2月16日(水)> 緊迫するウクライナに『河北春秋(220216河北新報)』は思う。アインシュタインは1932年、国際連盟からこんな依頼を受けた。人類の最も重要な問題を取り上げ、適任の人物と書簡を交わしてもらいたい-。そこで選…

#森林限界の手前

『#森林限界の手前』<2022年2月15日(火)> 五冠を達成した藤井聡太さんに『筆洗(220215)』は思う。「他に勝る事の有るは、大きなる失なり」ー(『徒然草』第百六十七段)。「他人より優れていることがあるのは、大きな欠点なのだ」と▼その長所、優秀さによっ…

#政権に問われる力量

『#政権に問われる力量』<2022年2月14日(月)> 物価が上がる今、『小社会(220213高知新聞社)』はその対応に、夏目漱石を思い出す。文京区西片に1906(明治39)年に引っ越した。「吾輩は猫である」「坊っちゃん」などを発表した後、ちょうど職業作家になった時…

#ペットと同じ時を楽しみたい

『#ペットと同じ時を楽しみたい』<2022年2月13日(日)> 航空会社スターフライヤーの定期便の客室で小型の犬や猫の同伴サービスを導入に『南風録(220213南日本新聞)』は思う。ハチは大正期、生後2カ月ほどで秋田から東京にやってきた。米俵に入れられ、急行列…

#受験生へのエール

『#受験生へのエール』<2022年2月12日(土)> 受験生、追い込みの時期に『水や空(220212長崎新聞)』は、社会の受験生へのエールを思う。期間限定の「伊予かん味」は「いい予感」。「10パーセント増量」は10を「とお」と読ませて「トッパ」。コーン菓子のチョコ…

#今年の花粉の飛散は

『#今年の花粉の飛散は』<2022年2月11日(金)> オミクロン株の症状が花粉症と共通していることに『余録(220210)』は思う。話している時に誰かがくしゃみをしたせいで、ウソつきといわれる話が枕草子にある▲「うすさ濃さそれにもよらぬはなゆえに憂き身のほど…

#クリンチ

『#クリンチ』<2022年2月10日(木)> 岸田文雄首相はこの「抱きつき」をさらりとやってのける時がある。『水や空(220209長崎新聞)』はボクシングならクリンチ、政治の「抱きつき」という戦術に思う。▲支給は現金5万円、クーポン5万円分のはずなのに、いきなり…

#フェアトレード

『#フェアトレード』<2022年2月9日(水)> カカオの栽培は児童労働について『金口木舌(220207琉球新報)』は思う。チョコレートだが、甘くない現実がある▼原料となるカカオの栽培は児童労働の温床になっている。日本がカカオの8割を輸入しているガーナは70万人…

#300年余の空白

『#300年余の空白』<2022年2月8日(火)> トンガ沖の海底火山噴火に富士山を『南風録(220207南日本新聞)』は思う。関東や中部地方には「富士見」の付く土地が多い。どっしりと静穏な姿からは、時に災いをもたらす活火山の顔はうかがえない。1707年の宝…

#知的好奇心を育む場所

『#知的好奇心を育む場所』<2022年2月7日(月)> 「本屋を守れ」に『あぶくま抄(220207福島民報)』は思う。街の本屋さん思いがけず出合えた良書が、人生を変えることも▼日本が西欧列強の植民地にならなかったのは、幕末に来日した外国人が、本屋で立ち読みして…

#ネコババ

『#ネコババ』<2022年2月6日(日)> そろそろ猫の鳴き声が気になる時季と『明窓(220206山陰中央新報)』。繁殖期を迎える猫のうなり声が聞こえてくる▼俳句の世界では「猫の恋」と表現。春の季語。300年以上も前、松尾芭蕉が<猫の恋やむとき閨の朧月>と、猫…

#人と人の支え合い

『#人と人の支え合い』<2022年2月5日(土)> 岸田文雄政権は「日本のGDPは2022年度に戦後最大になる」と。これについて『余録(220131)』は思う。▲GDPについて、ロバート・ケネディ元米司法長官の演説が問題点を指摘。「数字には大気を汚す経済活動も核弾頭も含…

#らんまん

『#らんまん』<2022年2月4日(金)> NHKは23年度前期の「朝ドラ」に牧野富太郎博士をモデルにした作品「らんまん」を放送すると発表した。これについて『小社会(220204高知新聞)』は思う。らんまんという言葉は春に花が咲き乱れ、光に満ちた様子の「春らん…

#節分、食品ロス

『#節分、食品ロス』<2022年2月3日(木)> 今年の恵方は北北西。『金口木舌(220203琉球新報)』は節分そして食品ロスを思う。近年では関西発祥の恵方巻きが、経済活動という意味では行事の主役となった感がある▼県内でも黒毛和牛の焼肉巻きやドライブスルーで受…

#配達日を一日繰り下げる

『#配達日を一日繰り下げる』<2022年2月2日(水)> 日本郵便は普通郵便物の配達日を一日繰り下げる。これについて『あぶくま抄(220202福島民報)』は思う。「青天を衝け」で、郵便制度の誕生が描かれた。待ち構える渋沢栄一らに手紙が届けられると、制度をつく…

#野球伝来150年

『#野球伝来150年』<2022年2月1日(火)> 野球はいつ、日本に伝わったのか。『雷鳴抄(220130下野新聞)』はそれを伝える。野球殿堂博物館は1872(明治5)年、第一大学区第一番中学の米国人教師ホーレス・ウィルソンが学生に教えたのを始まりとし、今年は150年…