2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

#元には戻らない

『#元には戻らない』<2021年3月31日(水)> 岡山城や松山城を傷つけた容疑で愛知県の男が逮捕された。これについて『国原譜(奈良新聞/210331)』は思う。何を目的にこのようなことをしたのか。中四国地域の名城で、城の門や壁が傷つけられる被害が相次いだ。文…

#正札

『#正札』<2021年3月30日(火)> 4月1日から商品やサービスの価格が税込み価格を表示するよう義務付けられる。これについて『筆洗(210330)』は思う。歌川国芳の作品に「正札附現金男」と銘打ったシリーズがある。はて「正札附現金男」とは、おそらく、「掛け値…

#ヘルメット着用

『#ヘルメット着用』<2021年3月29日(月)> 群馬県の条例改正に当たり【三山春秋(上毛新聞/210329)】は加齢を思う。仕事を覚えるのに四苦八苦している。4度目の年男が過ぎて、だんだん集中力と記憶力が衰えているせいかもしれない。記憶にも種類があり、体が覚…

#今年もプロ野球はある

『#今年もプロ野球はある』<2021年3月28日(日)> 夕暮れどきに近所の野球少年が家の前でバットの素振りをしている。『筆洗(210328)』は言う。こういう野球少年も最近では見かけない。スワローズの帽子をかぶっている。「今年のヤクルトはどうかな」と声を掛け…

#どこかにひとつの井戸が隠されているからだよ

『#どこかにひとつの井戸が隠されているからだよ』<2021年3月27日(土)> 世界幸福ランキング、今回日本は順位を少し上げ56位であった。『筆洗(210327)』は幸福を思う。<砂漠が美しいのは…そのどこかにひとつの井戸が隠されているからだよ>。『星の王子さま…

#一つのミスが新たなミスを

『#一つのミスが新たなミスを』<20221年3月26日(金)> 今国会の目玉法案のデジタル改革関連法案では関連資料に45カ所もの誤記。これについて『余録(210326)』は思う。20年近くも前、「雪国はつらいよ条例」が全国的な話題となった。「雪国はつらつ条例」…

#改正動物愛護法で規制強化

『#改正動物愛護法で規制強化』<2021年3月25日(木)> 犬猫の繁殖業者やペットショップのケージの大きさや飼育状態の新たな基準を示す環境省令が6月から段階的に施行される。これについて『余録(210325)』は思う。生類憐れみの令により江戸の町犬や野良犬を収…

#他山の石

『#他山の石』<2021年3月24日(水)> 公職選挙法違反に問われた元法相の河井克行被告の件、きのう、自民党幹部が「他山の石として対応していかなくては」と人ごとのようにコメントした。『春秋(210324)』はこれに思う。文化庁の「国語に関する世論調査」で、「…

#昼間のパパは

『#昼間のパパは』<2021年3月23日(火)> 「大人になったらなりたいもの調査」に、『天声人語(210323)』は思う。男子の1位が前年のサッカー選手から会社員にかわった。女子は4位が会社員。調査した第一生命保険の見立ては「在宅で仕事をする親を見て身近に感じ…

#温室

『#温室』<2021年3月22日(月)> 巣立ちの季節、『天声人語(210322)』は思う。3月は「始」の文字が目立つ。「桃始笑」、「桜始開」、「雀始巣」・・・。卒業に当たり、フランス文学者の渡辺一夫は、大学で教える自分のことを「温室の管理人」と呼んでいた。温室と…

#車優先の頭の中を一度洗濯しなければ

『#車優先の頭の中を一度洗濯しなければ』<2021年3月21日(日)> 信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした時に一時停止した車の割合は昨年、岡山県はわずか7・1%と宮城県、東京都に次ぐワースト3。これについて『滴一滴(210321山陽新聞)』は思う。岡山…

#誰もが「悲劇の加害者にも被害者にもなりうる」

『#誰もが「悲劇の加害者にも被害者にもなりうる」』<2021年3月20日(土)> 26年前のきょう、地下鉄サリン事件。『春秋(210320)』は1995年そして、今を思う。「われわれ全員が、悲劇の加害者にも被害者にもなりうる」。米国の社会学者、パトリシア・スタインホ…

#変わる時代に真剣に向き合う少年たち

『#変わる時代に真剣に向き合う少年たち』<2021年3月19日(金)> センバツ高校野球の初日を迎えた。『余録(210319)』は「球春」に思う。甲子園球場の土が黒土と砂をまぜたものである。鹿児島県志布志市の黒土と京都府城陽市の砂をブレンド。このブレンドの比率…

#相も変わらない隠蔽体質

『#相も変わらない隠蔽体質』<2021年3月18日(木)> 柏崎刈羽原発で侵入者が核物質に近づける事態を放置していた失態に『余録(210318)』は申す。鼠小僧と並び称される稲葉小僧は武家屋敷ばかりを狙った。警固の番士は自分の持ち場にしか関心がない。むろん被害…

#つちふるや嫌な奴との生きくらべ

『#つちふるや嫌な奴との生きくらべ』<2021年3月17日(水)> 黄砂の季節。『余録(210317)』は黄砂を思う。「つちふるや嫌な奴との生きくらべ」(藤田湘子)。毎年春、大陸から飛んでくる黄砂をいう俳句の季語。空は黄色くかすみ、大気はほこりっぽく、家の中も…

#桜に罪はない

『#桜に罪はない』<2021年3月16日(火)> 日曜日に東京で桜の開花宣言がなされた。『余録(210316)』は桜を思う。サクラの語源を日本国語大辞典に13、その13番目がサは穀霊(稲などの霊)の意、クラは神のよりつく座、サクラは穀霊の神座の意味だという説。実…

#何でも自由にお書きください

『#何でも自由にお書きください』<2021年3月15日(月)> 下宿生が多く暮らす東京のある街の喫茶店を『春秋(210314)』は紹介する。客はコーヒーの香りを楽しみながら読書に没頭している。会話は一切ない。卓上にはノートが置いてあった。必要なときには、声を出…

#被災地を3週間駆け抜けたディーゼル機関車

『#被災地を3週間駆け抜けたディーゼル機関車』<2021年3月14日(日)> DD51型の引退に『天声人語(210314)』は思う。60年近く活躍した老兵、特筆すべきは大震災の直後の果たした大役。非電化区間の磐越西線をガソリンや軽油を緊急輸送。磐梯山のふもとを縫…

#カセットテープ、前世紀の遺物になっていない

『#カセットテープ、前世紀の遺物になっていない』<2021年3月13日(土)> カセットテープを開発したルー・オッテンスさんが94歳で亡くなった。『天声人語(210313)』は、カセットテープに思う。映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のアキとサクは交換日記をテ…

#毎日東京ドーム約6杯分

『#毎日東京ドーム約6杯分』<2021年3月12日(金)> 原発の今後に『春秋(210312)』は思う。大津波の翌日、3月12日の福島第一原発から立ち上る噴煙、チェルノブイリの惨状が頭をよぎった。暴走する炉心。自衛隊のヘリコプターからの水の散布、消防車の放水、う…

#それから10年

『#それから10年』<2021年3月11日(木)> 3月11日に各紙思う。『筆洗』、「マリーンズの佐々木朗希投手。岩手県陸前高田市出身。十二日のオープン戦で投げるという。・・・十年が経過しても残る被災地の痛み。万感こもる速球が痛みを少しでも忘れさせてくれた…

#一人一人の言葉が胸に重い

『#一人一人の言葉が胸に重い』<2021年3月10日(水)> 本日は東京大空襲があった日、『水や空(210310/長崎新聞社)』は犠牲者を悼む。「戦禍を伝える東京大空襲・戦災資料センターは、東京都江東区にある・・・センターは公設ではない。民間団体が呼び掛けた募金…

#バードウォッチング

『#バードウォッチング』<2021年3月9日(火)> 「散歩の道で鳥のさえずりが耳に入る季節になってきた」と『天声人語(210309)』は出会う鳥たちに思う。シジュウカラ、メジロ、「鳥たちの訪問を受けた木ものほうも何だかうれしそうだ。止まり木を提供するという…

#この国の鉄路の将来は

『#この国の鉄路の将来は』<2021年3月8日(月)> JRの不採算路線の現状を『春秋(210308)』は思う。「あるローカル線の駅舎の食堂の記事が目に留まった。・・・3月末で店じまい・・・駅の倉庫を改装し食堂に利用していたのだが、老朽化で耐震補強が必要となった。工…

#できることをやっている

『#できることをやっている』<2021年3月7日(日)> 「インドの狂える虎」が在トロント総領事館により表象されたことを『春秋(210307)』は伝える。タイガー・ジェット・シンさんは、「募金活動を通して東日本大震災で被災した子どもたちを支援し、日本との友好…

#果たして国民の心によみがえるのか

『#果たして国民の心によみがえるのか』<2021年3月6日(土)> 人々が熱狂するオリンピックを『余録(210306)』は思う。「ストア派の哲学者エピクテトスは古代オリンピックの観客に問いかけている。<灼熱が君らを焼きはしないか。水浴はちゃんとできるか。ぎゅ…

#心の守りの戸も、まだ固く閉めている時

『#心の守りの戸も、まだ固く閉めている時』<2021年3月5日(金)> <衰颯の景象は、すなわち盛満の中にあり>。『筆洗(210305)』は『菜根譚』より、注意を促す。「平穏な時にこそ、わざわいの兆しを気にかけよと。コロナ禍に通じる教訓に思えて・・・一年前を思い…

#生きている化石

『#生きている化石』<2021年3月4日(木)> 上野の国立科学博物館の一角にあるメタセコイアの歴史を『天声人語(210304)』は語る。メタセコイアは「生きている化石」とも呼ばれる。京都帝国大学の三木茂博士が常緑のセコイアの化石の中から落葉樹を発見。1941年…

#金で雇われた元「自由の戦士」

『#金で雇われた元「自由の戦士」』<2021年3月3日(水)> カルロス・ゴーンの日本脱出を手助けしたという元グリーンベレー隊員に『余録(210303)』は思う。「『抑圧からの解放』、部隊のモットー・・・『自由の戦士』とされた彼らは、越境潜入作戦や、敵地のゲリラ…

#火の不始末

『#火の不始末』<2021年3月2日(火)> 足利市での山火事に『筆洗(210301)』は思う。先ずは中米の森の火事の民話。「一滴ずつしか運べない・・・ハチドリは答えた。『それでも、ぼくは自分にできることをするよ』。・・・一時は消火活動に当たる自衛隊のヘリコプター…