『#時計撤去』

『#時計撤去』<2022年5月30日(月)>
 駅の時計撤去に『余録(220529)』は思う。駅の改札口や待合室に時計があるのは日常的な光景。時計はシンボル的な存在▲利用者数の少ない駅などで、その時計を撤去する作業をJR東日本が進めている▲駅時計の多くは親時計の時刻と電気で連動させるため、ケーブルなどのコストがかかる▲時刻を表示するスマートフォン類が普及したことも一因だと。だが「消えた時計」は、地域に波紋を広げている。山梨県大月市ではJR大月駅などの時計撤去が問題となり、市議会が再設置を求め決議した▲撤去が進む同県上野原市とともに市長、市議会議長らがJRに見直しを要請した。「荷物で両手がふさがりスマホが使いにくい観光客らもいる。高齢者、子どもにも不便で、市民に不安を与えている」と▲普段は当たり前に感じていたが、無くなるとやはり不便を覚えるということだろう。折しも鉄道開業150年、唐突な退場は寂しい。
 (私は)身体に貴金属を着けるのが苦手で、必要ない限り腕時計や指輪などをしない。そんな私には、駅の時計は正確な時間を教えてくれる。でも、現在生活しているところでは直ぐに列車は来る。ダイヤはスマホで確認すればいい。そう、時計を減らすならば、利用客の多いところから減らしていけばいい。
#改札口
#待合室
#スマートフォン
#大月市
#利用者数