2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『誰からも指弾されぬ戦術でブーイングを封じ込め・・・』

『誰からも指弾されぬ戦術でブーイングを封じ込めてほしい』 サッカー日本代表は、ポーランド戦においてボール回しを繰り返し、ブーイングを受けた。これをどう考えるか、『春秋』(180630)は語る。「リーグ突破のための巧みな試合運びとの見方の一方、海外メ…

『犯罪多発に悩むニューアーク、警察当局のカメラ・・・』

『犯罪多発に悩むニューアーク、警察当局のカメラ映像をだれでも見られる』 「通常、映像は公開されないはずだ。しかし犯罪多発に悩むニューアークの警察は発想を変えた」と『筆洗』(180629)はニューヨーク・タイムズの記事を伝える。「通常、映像は公開され…

『竜宮城からの玉手箱が待ち遠しい』

『竜宮城からの玉手箱が待ち遠しい』 「4年前に旅立った探査機『はやぶさ2』がきのう、3億キロかなたの小惑星『りゅうぐう』に到着した」。『春秋』(180628)はこのことに思う。「サンプルを無事に持ち帰ることができれば、生命の起源などを解明する有力な…

『映像という動かぬ証拠がある以上、こういう事態に・・・』

『映像という動かぬ証拠がある以上、こういう事態になるとかえってややこしい』 米大リーグには、試合開始前に監督が退場になったことがあると、『筆洗』(180625)は伝える。これは前日の審判の判定に対して不満を持つ監督が、その判定がなされたプレーのビデ…

『大海原を自由に泳ぐクジラにすれば、何やら怪しく・・・』

『大海原を自由に泳ぐクジラにすれば、何やら怪しく物騒な気配のただよう異界に迷い込んでしまった』 先週初め、東京湾北部でのクジラ目撃情報。『余録』(180626)は江戸湾の頃クジラが迷い込んだことを紹介する。「1798(寛政10)年に漁師が捕らえたク…

『戦争は国民生活に傷を残す。しかしその傷ゆえに・・・』

『戦争は国民生活に傷を残す。しかしその傷ゆえに人は世代を超えて未来を描こうとし、その営みの中で記憶は生き続ける』 「おとといの23日、沖縄は梅雨明け宣言とともに「慰霊の日」を迎えた」。『春秋』(180625)は、その時の83歳の女性の言葉を伝える。「戦…

『ゲーム依存症、たかが遊びと侮ってはならない』

『ゲーム依存症、たかが遊びと侮ってはならない』 「電車の中でスマートフォンを操作してゲームに没頭している人を見ない日はない」。『余録』(180624)は、ゲーム依存症を思う。「界保健機関は改訂版国際疾病分類『ICD−11』に『ゲーム障害』を明記する…

『地球上のあらゆる生命のふるさとなのかもしれない・・・』

『地球上のあらゆる生命のふるさとなのかもしれない太陽系の小惑星』 「3年半前に打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ2」が27日ごろに目的のリュウグウから約20キロの空間に到着する」。『余録』(180623)はこのリュウグウが自転7時間はから、星の王子様…

『季節の情緒と結び付き、歌や詩にもよまれた魚食・・・』

『季節の情緒と結び付き、歌や詩にもよまれた魚食の文化は、大きな曲がり角に来ているような気がする』 「嘉風関は愛知県内のうな丼の店がお気に入り。以前、7月の名古屋場所の際に15日間で8回行き、体重が10キロ増えた。まわしが短くなってしまったという…

『ヒトの世を織りなす綾(あや)に思いをめぐらし・・・』

『ヒトの世を織りなす綾(あや)に思いをめぐらしたくなる、夏至である』 昨日、サッカーW杯で日本はコロンビアより勝利を得た。この歴史的勝利に、『春秋』(180621)はコロンビアのサッカー選手、ホセ・カオル・ドク・ベルメホ(日系人・道工薫)氏を紹介す…

『これで公的な場での説明責任を果たしたことに・・・』

『これで公的な場での説明責任を果たしたことになるのかどうか。』20日(水)> 昨日、加計学園理事長が記者会見に臨んだ。これを『春秋』(180620)は、「安倍首相との面会は『記憶にも記録にもない』。なのに誤った情報を事務局長が県に伝えた――。先般からの説…

『文明が進むほど天災による損害の程度も累進する』

『文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向がある』 寺田寅彦の指摘は身にしみてくると、『春秋』(180619)は大阪府北部の地震被害が明らかになると言う。「文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向がある」。そして、「難題なのは天災の…

『港区おじさんや港区女子の向こうに、未来を生きる・・・』

『港区おじさんや港区女子の向こうに、未来を生きるヒントが垣間見えるかも』 「華やかな「港区」イメージ」、『春秋』(180617)は、三浦展さんの『都心集中の真実』(ちくま新書)を紹介する。「2015年の港区民の平均所得は最下位の区の3.06倍。1975年は1.57…

『「父の日」に幸あらんことを。そしてまた明日から・・・』

『「父の日」に幸あらんことを。そしてまた明日からである。』 「父の日」に、『筆洗』(180617)は、吉野弘さんの詩「漢字喜遊曲」を読む。<母は舟の一族だろうか。/こころもち傾いているのは/どんな荷物を積みすぎているせいか>。<幸いの中の人知れぬ辛…

『肝心の財政健全化では踏み込みが甘く、国民に訴え・・・』

『肝心の財政健全化では踏み込みが甘く、国民に訴える力があるか心配になる』 「構造改革の見取り図になる『骨太の方針』や成長戦略がきのう閣議決定されたが、率直にいって多様な施策がごった煮の印象だ」と『春秋』(180616)は述べ、在り方を問う。例えば、…

『高校生のうちに誰もが大人になること自体が、世に・・・』

『高校生のうちに誰もが大人になること自体が、世にさまざまな影響を与えよう』 成人が2022年から18歳からになる。これを大学受験から『春秋』(180615)は思う。「浪人生はつらい。2浪となるともっとつらい」。これが今度は「入試に挑む高校生たちが成人式に…

『五輪を控えて、種々のテロ対策にも向き合わねば・・・』

『五輪を控えて、種々のテロ対策にも向き合わねばならない日本の鉄道である』 「土曜日に起きた東海道新幹線での殺傷事件」に『春秋』(180614)は、マルスを作り上げたJRに、不審者対策のシステムを求める。「この種のシステムの進歩に比べ、列車内での不測…

『互いの思惑が一致したのかずいぶんな融和ムードだが』

『互いの思惑が一致したのかずいぶんな融和ムードだが』 各紙、米朝首脳会談について語る。『春秋』(180613)は、「正恩氏は・・・事実上の一党独裁の管理国家なのに、世界中から資本を呼び込んで繁栄するこの国に未来図を重ねたのだろうか。トランプ氏を浮かれ…

『司法への信頼を根底で支えるのは神ならぬ人が人を・・・』

『司法への信頼を根底で支えるのは神ならぬ人が人を裁くことへの苦悩かもしれぬ』 袴田巌さんの第2次再審請求、東京高裁は再審開始を認めた静岡地裁の決定を取り消した。『春秋』(180612)は、「東電OL殺人事件」を思う。無期懲役は、その後、DNA鑑定結…

『身勝手な米国第一主義の夢想』

『身勝手な米国第一主義の夢想』 「ある日、財布を拾う。・・・やがて社長令嬢と恋仲になって結婚。会社を引き継ぎ、全国一の新聞にする…」。『筆洗』(180610)は、アメリカ大統領の行動を井上ひさしさんの高校の将来の「計画」に準える。「貿易で損をしている。…

『クラフトビールは当の若者層に人気』

『クラフトビールは当の若者層に人気』 「『銭形平次』の作者である野村胡堂は明治中ごろの学生時代に初めて飲んだビールについて回想している。『あの苦々しい奇怪な酒をどうしたら好きになるだろう』。『余録』(180609)は低迷するビールを考える。「昔の地…

『1年生のうちから相談できる社会人がほしかった』

『1年生のうちから相談できる社会人がほしかった』 「大人のおせっ会」『春秋』(180609)は紹介する。「さまざまな職業の若手社会人を大学1、2年生が囲む。テーマは「仕事」だ。・・・主催するビズリーチは転職サイト運営や就活生のOB訪問支援を本業とする…

『きょうよりかあしたはできるようにするから もう・・・』

『きょうよりかあしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください』 船戸結愛ちゃんがひらがなで綴っていたノートの各紙は思いを記す。「お願いの相手は本来なら自分を愛してくれるはずの両親だ。・・・虐待を生む背景の一つに、親の孤立が…

『ウナギなどのかば焼きが昨年、捨てられた量は・・・』

『ウナギなどのかば焼きが昨年、捨てられた量は、なんと二・七トンに及ぶそうだ』 「高倉健さんはウナギを食べるのが苦手だったそうだ」と『筆洗』(180607)は伝える。それは「小学生の時に肺の病気になり、・・・お母さんは病に伏せる高倉少年に毎日毎日、ウナ…

『グアテマラは遠いけれど、日本と同じ環太平洋火山・・・』

『グアテマラは遠いけれど、日本と同じ環太平洋火山帯の上にあるのだ』 グアテマラのフエゴ火山が大噴火し、アンティグアはかなりの犠牲者が出ているという。『春秋』(180606)はこの街を思う。「フランス語のアンティークということばと同じ語源の名前を冠し…

『官僚たちがなぜかくも入念な改ざんに手を染めたの・・・』

『官僚たちがなぜかくも入念な改ざんに手を染めたのか、根本のところは謎のままだ』 「芝居の流れ、役者の個性、客席との呼吸などを見極め、ここぞという間合いで幕を引くのがプロの仕事だ」が、昨日の財務大臣の「幕引き」の「所作はずいぶん粗い」と『春秋…

『社会は子供の健康格差の解消にも本気で取り組ま・・・』

『社会は子供の健康格差の解消にも本気で取り組まなければならない』 「『歯と口の健康週間』がきょうから始まる」。『余録』(180604)は虫歯を含めた子どもたちの健康格差を考える。「虫歯が多くできる子供とゼロの子供の両極化が進んでいるといわれる。生活…

『お互いの意見が完璧に通ることなどあるまい。腹も・・・』

『お互いの意見が完璧に通ることなどあるまい。腹も立とうが、「破局」となれば非核化、平和の道筋は再び消え去る』 「六月十二日の歴史的な「式」がやっと決定したようである」。『筆洗』(180603)は、詩人吉野弘さんの「祝婚歌」を思う。<二人が睦(むつ)…

『EU、ストローや皿など一部の使い捨てプラスチック・・・』

『EU、ストローや皿など一部の使い捨てプラスチック製品の使用を3年後から禁止する方針』 「日々、飲み物についてくるプラスチックのストロー・・・、それが海を汚染するごみとなり、ある生物種の絶滅をもたらす『最後の一本』になるとしたらどうか」と、『…

『防災の要は人の心だ』

『防災の要は人の心だ』 「『走り梅雨』は本格的な梅雨入り前の雨模様の天気で『早梅雨』『迎え梅雨』『前梅雨』などともいわれる。さてこのまま梅雨入りするのか」。『余録』(180531)は豪雨などへの防災を思う。「新しいコンピューターは気象計算を従来の約…