2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『#油断は禁物』

『#油断は禁物』<2022年4月30日(土)> 大型連休に『編集日記(220430福島民友)』は思う。たまに散歩する河畔に人の姿が目立ってきた▼福島市出身の詩人長田弘さんの散文詩「散歩」。「みえないあみだ籤の折り目をするするとひろげてゆくように」曲がり角をいく…

『#昭和は遠くなりにけり』

『#昭和は遠くなりにけり』<2022年4月29日(金)> きょうの「昭和の日」に『編集日記(220429福島民友)』は思う。クリームソーダにカセットデッキ、カラフルな絵柄のガラスコップなどが注目の品々として並ぶ。雑誌やインターネット上で特集記事が躍ったり、大学…

『#プラごみゼロへ』

『#プラごみゼロへ』<2022年4月28日(木)> 「プラスチック資源循環促進法」に『雷鳴抄(220428下野新聞)』は思う。これまで「袋はどうしましょうか」▼断ることが多い。そうすると小さなポリ袋に入れてくれることがある。だが▼そもそもレジ袋の代わりに別の化学…

『#沖縄の願い』

『#沖縄の願い』<2022年4月27日(水)> 復帰前には、沖縄と日本を、里子と親との関係になぞらえる人もいたと『金口木舌(220427琉球新報)』は、この50年を想う▼里子は、人権と平和を保障する親元の憲法に憧れ、ようやく戻った▼その親は子の面倒は見るが、在日米…

『#もっとおいしいもの』

『#もっとおいしいもの』<2022年4月26日(火)> 新潟市美術館で開催中の「絵本原画の世界2022」に『日報抄(220423新潟日報)』はおいしいものを思う。▼わが身にも、子どものころ焦がれたものがある。絵本「ぐりとぐら」に登場する黄色いカステラ。▼〈ぼくら…

『#眠れる幸せ』

『#眠れる幸せ』<2022年4月25日(月)> 老犬の寝姿に『日報抄(220422新潟日報)』は思う。犬も春になると眠くなるのだろうか。赤ちゃんのころに戻ったかのようだ▼一方の人間はと言えば、年を重ねるごとに深い眠りとは縁遠くなるような。加齢とともに、途中で目…

『#草花に目を向ける心』

『#草花に目を向ける心』<2022年4月24日(日)> きょうは「植物学の日」(牧野富太郎の誕生日、旧暦1862年4月24日)。『有明抄(220424佐賀新聞)』は「日本の植物学の父」を思う。独学で植物を研究し、『牧野日本植物図鑑』を刊行。1500を超える新種や新変種の…

『#子ども読書の日』

『#子ども読書の日』<2022年4月23日(土)> こどもの読書週間のスタートに『あぶくま抄(220423福島民報)』は思う。大型連休を挟む5月12日までの期間中、外出の合間などに本に親しむ時間をなるべく多くつくりたい▼福島県内の小学生は、県教委の2021年度の調査に…

『#JR再生の道筋』

『#JR再生の道筋』<2022年4月22日(金)> 国鉄の分割民営化から35年の今月、『天風録(220420日中國新聞)』は赤字のJRを思う。JR西日本のホームページで社名ロゴは、「鉄」の字が微妙に違う。四国以外のJR各社は金へんに「失」ではなく「矢」▲赤字の旧国鉄が地…

『#宇宙の不思議に限りはない』

『#宇宙の不思議に限りはない』<2022年4月21日(木)> 地球外生命体はいるのか、『あぶくま抄(220421福島民報)』は思う。福島市飯野町のUFO研究所は、目撃情報を分類するための基準をホームページに掲載▼高速で動く円盤形の物体を空に見つけたとする。写真…

『#始まる取り組み』

『#始まる取り組み』<2022年4月20日(水)> ウクライナ避難民の受け入れに『あぶくま抄(220420福島民報)』は思う。「暮らすって物入りね」。アニメ「魔女の宅急便」の主人公の一言▼十二歳以上一人一日二千四百円-。出入国在留管理庁が発表したウクライナ避難…

『#なじみの魚もいっそう縁遠くなりかねない』

『#なじみの魚もいっそう縁遠くなりかねない』<2022年4月19日(火)> 北海の漁業とウクライナ情勢を『筆洗(220415)』は思う。ロシア極東の川で生まれ、回遊中の北海道沿岸で春に捕獲されるサケはトキシラズ▼産卵準備前のため身に脂が乗っていて、腹側の内臓の…

『#犬を飼っている人なら』

『#犬を飼っている人なら』<2022年4月18日(月)> ポーランド国境を目指し老犬を肩で担ぐキーウからの避難者に『筆洗(220418)』は思う。▼一緒に連れていた老犬が疲労から歩けなくなってしまう。お父さんが肩に担いで歩いたそうだ。犬はジャーマンシェパード▼途…

『#沖縄をもっと好きになってほしい』

『#沖縄をもっと好きになってほしい』<2022年4月17日(日)> NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に『金口木舌(220417琉球新報)』は思う。「沖縄が嫌になってブラジルに行ったのに 古典民謡の先生になって帰って来よった」(BEGIN「国道508号線」)▼沖縄には慶…

『#おお立ち上がれスオミ』

『#おお立ち上がれスオミ』<2022年4月16日(土)> フィンランドの北大西洋条約機構(NATO)への加盟を望む意向を表明に『余録(220415)』は思う。「おお立ち上がれスオミ・・・」(フィンランディア賛歌)。スオミはフィンランドを指す現地語▲フィンランドはロ…

『#平和を求め歌う時が来た』

『#平和を求め歌う時が来た』<2022年4月15日(金)> 福島市音楽堂で地元「第九」の会の演奏会に『編集日記(220415福島民友)』は思う。晩年のベートーベンの傑作、交響曲第9番(第九)の第4楽章で歌われる「歓喜の歌」は、彼が20代の時、歌の原詩となるシラーの…

『#スタートのタイミングは』

『#スタートのタイミングは』<2022年4月14日(木)> リカレント教育に『南風録(220414南日本新聞)』は思う。急速なデジタル化に象徴される社会の変化や人生100年時代を踏まえ、関心が高まっている▼鹿児島大は従来の公開授業に加え、昨年度は世界自然遺産に登録…

『#パンの値上げ』

『#パンの値上げ』<2022年4月13日(水)> 昨日、4月12日はパンの日。『南風録(220412南日本新聞)』はパンと小麦に思う。作家の原田マハさんは、取材活動でパリ、滞在中の楽しみの一つが朝一番にパン屋。バゲットの焼きたて、部屋に帰るまで待ちきれず途中でか…

『#出世払い方式』

『#出世払い方式』<2022年4月12日(火)> 新たな奨学金制度を『筆洗(220409)』は思う。大日本育英会は1943年につくられた。当時、大蔵官僚として制度設計に関わったのが大平正芳氏。制度作りでは返済不要の給付とするか、貸与とするかで難航した▼大平氏は給付…

『#諦めないことの大切さを』

『#諦めないことの大切さを』<2022年4月11日(月)> NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の終了に『有明抄(220410佐賀新聞)』は思う。ラジオはそれほど集中しなくても耳に入ってくる。たまたま流れてきた曲が心に染みることもある◆筆者も大学入学後はラジ…

『#駅弁の日』

『#駅弁の日』<2022年4月10日(日)> きょうの「駅弁の日」に『南風録(220410南日本新聞)』は在来特急を思う。鹿児島にも多彩な駅弁がある。JR肥薩線嘉例川駅の「百年の旅物語かれい川」はその一つ。竹皮の容器に、シイタケやタケノコの炊き込みご飯、サツマ…

『#いろんな「なぜ」から』

『#いろんな「なぜ」から』<2022年4月9日(土)> 猫は魚が好きだと思い込んでいたが、必ずしもそうではないらしい。『有明抄(220407佐賀新聞)』は思いこんではならぬと。インドではカレーが好き、イタリアではパスタが好き、要するに、昔から人間が与えた残り…

『#パイオニアがまた1人』

『#パイオニアがまた1人』<2022年4月8日(金)> 各紙、藤子不二雄Aさんの死を惜しむ。「富山の小学校の教室で2人が偶然出会わなければ、漫画という営みはいまの高みには到達しえなかったはずである」(天声人語)。「若手漫画家が集った『トキワ荘』の部屋割…

『#科学が幸せを奪う現実』

『#科学が幸せを奪う現実』<2022年4月7日(木)> きょうのアトムの誕生日に『南風録(220407南日本新聞)』は科学を思う。「空をこえてラララ」、「鉄腕アトム」のテーマ曲。国産初のテレビアニメ、日本初のアニソンと言えよう。今年は雑誌連載が始まって70年…

『#優秀な人材を世界に飛躍させたい』

『#優秀な人材を世界に飛躍させたい』<2022年4月6日(水)> 飛び入学に『雷鳴抄(220406下野新聞)』は思う。桐朋学園大に今春「飛び入学」した今石素介さん(17歳)は▼ホルン奏者として中学時代に頭角を現し真岡高へ進学し、プロ演奏家を目指し1年時に自主退学…

『#新しい靴』

『#新しい靴』<2022年4月5日(火)> 社会人スタートする若者の靴選びに『編集日記(220405福島民友)』は思う▼品定めする人たちが集中していたのは、革靴やパンプスが並んでいるコーナー。親子連れだろうか、年配の方と一緒に、若者たちがお気に入りの一足を探し…

『#あんぱんの日』

『#あんぱんの日』<2022年4月4日(月)> 4月4日は「あんぱんの日」? 『明窓(220404山陰中央新報)』はあんこを思う。1875(明8)年春。天皇皇后両陛下の花見に献上する茶菓子に老舗パン屋「木村屋総本店」は▼季節感を表現できる吉野山から八重桜の花びらの塩漬…

『#少し遠回り』

『#少し遠回り』<2022年4月3日(日)> 桜に『有明抄(220403佐賀新聞)』は思う。きのうは少し遠回りして通勤した。ゆっくりと車を走らせる◆打ち上げ花火のような満開の美しさは当然すてきだが、花びらが舞い散る様子も風情がある。花びらが地面に舞い降りれば花…

『#大人とは』

『#大人とは』<2022年4月2日(土)> 成人年齢は18歳となることに『有明抄(220402佐賀新聞)』は思う。◆成人になると、携帯電話の購入やアパート契約などが親の同意なしに自分の意思で可能になる。飲酒や喫煙、公営ギャンブルの解禁年齢は従来通り20歳◆成人は…

『#財布のお金が減るのが早いなあ』

『#財布のお金が減るのが早いなあ』<2022年4月1日(金)> 一つ一つの値上げはわずかでも合わせれば結構な金額になると『北斗星(220401秋田魁新報)』は思う▼ガソリンは定量を給油すると違いが分かりやすい。電力・ガス料金は、同じ季節の1年前と比べると一目瞭…