2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧
『#料理人と客のほどよい距離感』<2023年3月231日(金)> 「お好きな席にどうぞ」、『日報抄(230330新潟日報)』はカウンターに陣取ることが多いと。注文の品が届くまでのひととき、職人の手さばきをじっと見つめる▼飲食店で撮影した迷惑行為の動画を交流サイ…
『#今すぐ行動を』<2023年3月30日(木)> 脱炭素化に向けて、製薬会社の動きを『春秋(230328)』は思う▼朝食後に薬を飲んだ方、おられますか。その際、包装シートに注意を払った向きは、そういまい。プラスチックやアルミからなるシートを回収してリサイクルし…
『#普通選挙法の成立日』<2023年3月29日(水)> きょうの普通選挙法が成立日(1925年3月29日)に『小社会(230329高知新聞)』は思う。1925年、納税要件が外され、まだ25歳以上の男性のみだが、政治は大衆に大きく門をあけた。柳田国男はこの時期、新聞社…
『#新生活のスタートはすぐそこ』<2023年3月28日(火)> 桜の開花宣言後の雨天に『水や空気(230325長崎新聞)』は思う▲これじゃ桜の花はどうなっちゃうの…と、令和の私たちと同じ心配をしている人を万葉集の時代に見つけた。〈春雨のしくしく降るに高円の山の…
『#ベートーベン症候群』<2023年3月27日(月)> 「楽聖」の命日(3月26日)に『天風録(2303026中國新聞』は思う▲重厚で難解な響きには、作曲家の人生の苦悩や悲しみが表されている―。そう思って私たちは耳を傾けている。そんな聴き方の傾向を「ベートーベン…
『#旅先の食文化を』<2023年3月26日(日)> 新型コロナの影響が緩やかになり、各地で花がほころぶ。旅先の食文化を訪ねるのにもいい季節であると『南風録(230324南日本新聞)』は語る。一説によると、1885年、宇都宮駅で売り出されたのが駅弁の始まりだそ…
『#糖質を減らすことは』<2023年3月25日(土)> 4月からの新生活に向け、電気炊飯器と健康を『編集日記(230324福島民友)』は思う▼「糖質カットできる炊飯器」なるものがあるのに驚いた▼ここのところ何だか存在感を増したおなかを気にしつつ、買おうかどうか…
『#文明に麻痺していませんか』<223年3月24日(金)> 倉本聰さんからの問いに『天風録(230324中國新聞)』は思う▲〈あなたは文明に麻痺していませんか〉。札幌市が中心部の地下街に。4月に控えるG7の気候・エネルギー・環境相会合に向けたものらしい▲〈石…
『#驚きは思索のはじまり』<2023年3月23日(木)> 21日(火)の岸田首相のウクライナ電撃訪問に『天声人語(230322)』は思う▼ある冬の夜、小林秀雄は道頓堀を「犬の様にうろついていた」すると突然、モーツァルト交響曲第40番が脳裏に流れたという▼それがいかに…
『#世界の水不足』<2023年3月22日(水)> きょうの「世界水の日」に『余録(230322)』は思う▲ギリシャ神話に登場するオケアノスは英語「オーシャン」の語源となる水神。海や川や泉、地下水もつかさどった▲地球の7割は水に覆われているが、多くは塩水の海で真…
『#もういいよね』<2023年3月21日(火)> 「600度の法則」に『水と空(230320長崎新聞)』は思う▲日々の最高気温の総和が「600」に届くと桜が開花時期を迎える-という説▲丁寧に足し算を積み重ねながら待っている人が県内にもいるはずだ▲ところで、先週の末辺り…
『#そのプロセスにこそ大切』<2023年3月20日(月)> 「ブラタモリ」。この番組に『小社会(230319高知新聞)』はブラブラに思う。プロデューサー尾関憲一さんは著書「時代をつかむ!ブラブラ仕事術」に飾ることなく自身の体験をつづっている。情報が次々入る時…
『#音楽は心の糧』<2023年3月19日(日)> 音楽は心の糧と『国原譜(230319奈良新聞)』は語る。認知症で入院している知人女性の話。自室に閉じ、こもり気味だったが、音楽のリハビリに反応を示し、懐かしの音楽を聴きながら思い出話を語るようになったという。新…
『#冬ソナ20年』<2023年3月18日(土)> 尹錫悦大統領が来日に『天風録(230317中國新聞)』は思う▲ヨン様とジウ姫が寄り添うポスター。20年前、「冬のソナタ」のロケ地、江原道のスキー場を訪ねた▲日韓関係が戦後最悪と評され、随分たつ。さて打開できるか。…
『#17、SDGsに掲げられたゴールの数』<2023年3月17日(金)> きょう3月17日は「みんなで考えるSDGsの日」に『水や空(230317長崎新聞)』は思う▲新聞発行には大量の紙とインクが必要。輪転機は電力で回り、発送や配達の車やバイクはガソリンで走る。休刊日は基本…
『#なによりも野球が好き』<2023年3月16日(木)> WBCの東京の1次リーグに『筆洗(230316)』は思う▼チェコ代表のオンジェイ・サトリア投手、その直球は120キロ。さらに遅いチェンジアップは不思議な動きをする。大谷さんが空振りの三振▼大きな印象を残…
『#脳のトレーニング』<2023年3月15日(水)> 3月14日の「円周率の日」に『明窓(230315山陰中央新報)』は思う。▼日本では「数学の日」▼3・1415926535…。不規則な数字が延々と続く円周率は「π」で表記されている。コンピューターを使った計算が急…
『#同調圧力は』<2023年3月14日(火)> マスク着用の個人判断に『春秋230312)』は思う▼子供の小学校の卒業式案内が届き、おやっと思った。児童はマスクなし、担任も着けない。一方で保護者は「着用をお願いします」▼着用が急減すれば、東京の新規感染は5月に…
『#鉄でできた生き物』<2023年3月13日(月)> 8620形蒸気機関車の再登場を『南風録(230312南日本新聞)』は思う。ドラマ「ブラッシュアップライフ」は、主人公が何度も赤ん坊から人生をやり直す。「人生、何周目?」。こちらは3周目。「SL人吉」、「ハ…
『#いのちがあなたを生きている』<2023年3月12日(日)> お寺の前にある掲示板に『国原譜(230312奈良新聞)』は思う。「家族と過ごすこと 親から愛されること 今生きていること 当たり前なんてない 目を覚ませ」。2018年の長崎県の長壽寺。先日、親戚の法事で…
『#日本の伝統文化?』<2023年3月11日(土)> 「社会が変わってしまう」という発言に『大観小観(230311伊勢新聞)』は思う▼「LGBT理解増進法」にあたり論者たちが一言も触れないことがある▼それは、日本は神代の昔から「LGBT大国」だったこと。同性愛…
『#マリオの責任』<2023年3月10日(金)> 東京五輪汚職に『小社会(230310高知新聞)』は思う。2016年のリオデジャネイロ五輪の閉会式、安倍首相がマリオ姿で登場。東京五輪、政治色をにじませた。その後の舞台裏のゆがみを予感させる場面だったのかも。電…
『#コロナ禍の高校生活が終わる』<2023年3月8日(水)> コロナで過ごした学園生活に『北斗星(230308秋田魁新報)』は思う▼高校の卒業式に保護者として足を運んだ。会場の入り口には体温測定器、一部の窓は開け放ったまま。全員マスク着用で、私語はなし。もはや…
『#子規の夢』<2023年3月8日(水)> WBCの開幕に『天風録(230308中國新聞)』は思う▲正岡子規は野球をこよなく愛した。〈国人ととつ国人とうちきそふベースボールを見ればゆゝしも〉。闘病中の1898年の作だ▲「とつ国人」は外国人、この「ゆゝし」は素…
『#様々なる意匠』<2023年3月7日(火)> 首相のあいまいな答弁に『余録(230304)』は思う▲小林秀雄は1929年、「様々なる意匠」で文壇にデビュー。プロレタリア文学派と新興芸術派の対立の当時、流派対立を退けた作品は、文芸評論に新たな地平を開いたと位置づ…
『#運動しやすい季節に』<2023年3月6日(月)> 認知症のリスクに『筆洗)230300)』は思う▼記憶力にはある程度、自信があったが、六十を手前にして相当怪しくなってきた▼加齢によるもの忘れと認知症は異なるとはいえ、母親の認知症を目の当たりにしてきた身に…
『#高齢になると』<2023年3月5日(日)> 高齢者の交通事故死に『国原譜(230305奈良新聞)』は思う。知り合い高齢者と午後2時過ぎに待ち合わせ、半時間過ぎても来ない。連絡してみると「1時から待っていたのに、来ないから先に行った」と。「2時だったでしょう…
『#準備万端で進みたい』<2023年3月4日(土)> 道路脇にタンポポに、『小社会(230304高知新聞)』は思う。毎年観察しているが、ことしはいつもより咲くのが早い。花が咲くと、次は花粉を媒介する虫たちの出番。春本番となる。日本気象協会が桜の開花予想では…
『#責任者、出てこーい』<2923年3月3日(金)> 東京五輪の汚職や談合に『天声人語(230302)』は思う▼「責任者、出てこーい」。夫婦漫才の人生幸朗さんと生恵幸子さんぼやき漫才のきめぜりふ▼まあ皆さん聞いとくんなはれ。汚職に続き今度は談合や▼電通はおわび…
『#第五福竜丸と被爆』<2923年3月2日(木)> 69年目のビキニデーに『水や空(230301長崎新聞)』は思う▲長崎から上京した人という設定だろう。映画の中で女性がぼやく。〈やあね。原子マグロと放射能雨。東京湾にでも上がり込んできたらどうなるの。せっかく長崎…