2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧
『地球の体温が上がっている。世界気象機関が今年は世界の気温が過去最高になると』 「世界の首脳が温暖化対策について話し合うパリ会議が始まる」。「春秋」(日経/2015/11/30付)は、「熱はつらい。寒けが襲う。汗がふき出す。もうろうとしてくる。うなされ…
『私たちは、君たちが決して近づくことができない自由な魂の天国で一緒になる』 「41年前に無差別爆弾テロが起き、三菱重工本社ビルの前にガラスの雨が降った」。「余録」(毎日新聞/2015/11/29)は「パリのテロと重ねる。あの事件では、『君が自白すること…
『オリパラ、障害者と健常者がスムーズに共生するものに』 「須藤シンジさんが生き方を変えたきっかけは、重度の脳性まひ次男。着脱しやすく、健常者の目にも魅力的なスニーカーを世に送るために、会社をやめ事務所を設立、こうしたものづくりを続けてきた。…
『道筋も財源も不透明な「一億総活躍」対策』 「日経 社説」(2015/11/27付)は、「安倍政権が掲げる『一億総活躍社会』の実現に向けた政府の緊急対策がまとまった。保育所や介護施設の受け入れ人数拡大などによって子どもの出生率を上げることや、親の介護で…
『幸福とは幸福をさがすことである(ルナアル)』 「幸福は、右脳の楔前部で感情的・認知的な情報が統合され生み出される主観的経験である」と京都大の佐藤弥さんの定義を照会する「筆洗」(東京新聞、2015年11月26日)。そして、「人生の意味を見出しやすく、…
『そのロケットは「物理的な力だけで飛んだわけではない」』 H2Aロケット29号機は予定通り大空に昇って行った。その打ち上げの成功に、「筆洗」(東京新聞/2015年11月25日)は、「大空に昇っていくロケットを見ていると、自然と力が入る。『行け』と小さ…
『オランダは小国だが、農産物の輸出では世界2位の大国だ』 「春秋」(日経/2015/11/24付)は、農業改革を進めたオランダや韓国の事例を示し、自民党の農業政策に、「貿易自由化をテコに「攻め」の対策は具体化を先送りりした。世界の動きが見えているか、心…
『当社のピザは熱々ではない。注文の時点では冷たい。冷凍ピザと同じく非課税に』 消費税10%へ、税金のあり方、どこで妥協がされるのか。「天声人語」(朝日/2015年11月23日)は言う。「消費税8%と10%の線引きをめぐって与党協議が難航中だ。自民と公明で…
『「憎らしいほど強い」と言われ続けた北の湖』 「北の湖・日本相撲協会理事長が20日、62歳で急逝した。」。「春秋」(日経/2015/11/22付)は、その死を惜しむ。「土俵では憎まれ役を務めたが実は気配りの人で、相撲も頭脳プレーが特徴だったそうだ。晩年は病…
『マフィアのドンが収容された部屋からは移民を迎える自由の女神が見えていた』 「パリ同時多発テロを受けて米下院はシリア難民審査を厳格化し、事実上受け入れを停止する法案を可決した」。「余録」(毎日新聞/2015年11月21日)はこの米国議会に対して、「世…
『ハラスメントともども人権侵害を放置しているなら「女性が輝く社会」もなにもない』 「病院に勤めていた女性が妊娠後に降格させられた人事をめぐる裁判で、広島高裁が勤務先に賠償命令を出した」。「春秋」(日経/2015/11/20付)は、「世の中の、マタハラへ…
『白鵬の「猫だまし」、賛否のどちらかに』 暗黙のルールについて「筆洗」(東京新聞、2015年11月19日)は述べる。「大リーグでは相手に恥をかかせてはならないという暗黙のルールがある。『暗黙のルール』や日本人の横綱観に抵触したか。横綱白鵬の『猫だまし…
『民主党内の解党論。来年の参院選に向けた「開店セール」か』 民主党の解党騒ぎ、「筆洗」(東京新聞/2015年11月18日)は、「見切りを付け、新党結成をという考えも分からぬわけではないのだが、辛抱のない話にも聞こえる。その看板を磨いたか。ライバル店と…
『世界の首脳たちが一連の国際会議で問われるのは、実に大きな問題』 パリでの同時多発テロ、これを「多くの首脳たちが深刻に受け止めたのは想像にかたくない」と「春秋」(日経/2015/11/17付)。その方向で「とりわけ心配なのは、イスラムを敵視するようなム…
「川崎市の老人ホームの転落死、このまま藪の中で終わらせては』 「介護する側と受ける側の関係。外の世界からの閉鎖性」について、「天声人語」(朝日/2015年11月16日)は、「それらが最悪の形で表れたのが、川崎市の老人ホームであろう」と。そして、「ケア…
『フランス国民の「テロとの戦い」に静かなエールを送る時』 パリの13日の金曜日の惨事、正に暴力による恐怖である。「余録」(毎日新聞 2015年11月15日)はロベスピエールの言葉を紹介している。「革命時の人民的な政府の原動力は徳と恐怖である。徳なき恐怖…
『児童虐待を宿してしまったかつての「子どもの楽園」』 「幕末の日本を見て「子どもの楽園」と呼んだのは「大君の都」を書いた英国の初代駐日公使オールコックだった。」毎日新聞「余録」(2015年11月14日)は、その「子供の楽園」が「お互いの視線を隔て合う…
『プーチン大統領の柔道を愛する心、スポーツマンとしての矜持は本物?』 「ロシアのプーチン大統領は、十五年前に沖縄サミットに出席したとき、背広を脱いで柔道の稽古に参加し、中学生に投げられた。」そして、「講道館まで足を運んで汗を流し、小学生の女…
『栄光の日々なんてあっという間に終わる』 「巨人の三投手を無期限の失格処分とした。取り返しのつかぬ過ちで栄光の日々を失った」と、野球選手の賭博問題について東京新聞「筆洗」(2015年11月12日)。更に、「野球選手への子どもの憧れの大きさを知らぬはず…
『政治家にとって重要な資質は、情熱と責任感と判断力』 ミャンマー、「総選挙はスーチー氏の野党が、軍政をひきずる与党に圧勝する勢いを見せて政権の交代が現実味を帯びてきた」が、これからどのように政権を確立してくのか。毎日新聞「余録」(2015年11月1…
『就活開始、きのう経団連は2カ月程度の前倒しを表明した』 就職戦線、「協定は選考開始を今年、8月に遅らせたらフライングが続出」したため、「きのう経団連は2カ月程度の前倒しを表明した」。これについて、日経「春秋」(2015/11/10)は、「大学側に反発…
『大岡越前守忠相は、75歳で亡くなるまで生涯現役を貫いた』 落語「帯久」、呉服屋・与兵衛は強欲な帯屋に大金を貸し、更に策略で火付けの罪に問われる。これを大岡越前は、名裁きを下す。この裁きの後を、毎日新聞「余録」(2015年11月08日)は考える。「6…
『ミャンマー、総選挙が、きょう8日に投票される』 ミャンマーは、1988年の8月8日、民主化を求めるデモが全土に広がった。朝日「天声人語」(2015年11月8日)は、その時のことから今日の総選挙を思い、一人のミャンマー人を紹介する。「街頭行動に軍事…
『心地よくても抽象的でざっくりした言葉を躍らせるのが現政権は得意だ』 「世界に先駆けた第4次産業革命を実現します。スピード勝負です」と安倍首相、これについて、朝日「天声人語」(2015年11月7日)は、「『女性が輝く』に続き、『1億総活躍』、そして…
『ベーコンやハム、大腸のがんになるリスクが18%高まる』 「ベーコンやハムといった加工肉には発がん性があると、世界保健機関が発表した。」これについて、朝日「天声人語」(2015年11月6日)では、「国立がん研究センターによれば日本人の加工肉の摂取量…
『「安全文化の劣化」が指弾されていた機関への“退場勧告”がとうとう出た』 「安全上のミスが続く高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構につき、原子力規制委員会はその交代を求める勧告を文部科学相に出す。」このことに、毎日新聞「…
『就活再見直し 学生振り回すのはやめよ』 「新卒学生の採用選考の解禁時期を来年から6月に前倒しするという」が、産経新聞「主張」(2015年11月4日)は、「学生の負担を考えれば今回の日程再変更もやむを得ないところはある。ただし再見直しにあたっては解禁…
『池の中にあるのは泥棒か、くいか』 「旭化成建材による建物のくい打ち施工データ改ざん」問題は、一人そして「くい」だけではなかったようである。毎日新聞「余録」(2015年11月03日)は、落語の「杭盗人」を比喩にしている。「『猫かしら』と家人がいうと泥…
『「孤食」の高齢者は、うつになりやすい傾向がある』 「離婚だけはしちゃダメだよ。大晦日(おおみそか)がつらかった」と、テレビドラマの「最高の離婚」の場面を東京新聞「筆洗」(2015年11月2日)は引き出す。「社員さんねえ、ふたりで食べる食事はご飯だ…
『温暖化は、稲作地を動かして行く』 温暖化の影響もあり稲作は、北海道や青森県が元気であると、日経「春秋」(2015/11/1付)は、北海道産米が「ゆめぴりか」や青森産の「青天の霹靂(へきれき)」を例に出している。逆に、「九州などでは、イネが暑さに耐え…