『#緑豊かな古里の魅力』

『#緑豊かな古里の魅力』<2022年5月6日(金)>
 新緑の輝く安達太良山の麓に広がる大玉村の田園地帯に『あぶくま抄(220506福島民報)』は思う。浸された水によって海原。高台から眺めると、所々に「島」が浮かんでいるように▼島の正体は屋敷林の「いぐね(居久根)」。居は家を意味し、久根は土地の境目を指す。木々がL字形などに家屋を囲み、山から吹き下ろす風雪を防ぐ。村は「日本で最も美しい村」連合への加盟や条例制定を通し、村の財産を守り続けている▼日本の原風景を描いた作品に宮崎駿監督の映画「となりのトトロ」がある。昭和三十年頃の田園が印象的で、心が温まる。英国の劇団「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー」が今秋、世界で初めて舞台化する。古き良き田舎の雰囲気をどのように表現するのか楽しみだ▼コロナ禍によって、都会を離れた田舎暮らしの良さが見直されるようになった。薫風に誘われるまま、出かけてみよう。緑豊かな古里の魅力と誇りを、改めて感じるに違いない。
 (私は)日々、居住地近隣の散歩に出ている。飽きたわけではないが、偶には他のところを歩きたい。遠くに行かなくてもよい。森の中で、静かに時を忘れる。田舎の山へ行きたいが、まずはトトロの山へ行ってみようか。
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