2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧
怪談の季節に「石破降ろし」の怪異を『小社会(250731)』は思う。柳田国男は民俗学の立場から妖怪研究の道を拓いた。幽霊は向こうからやってきて追いかけてくる。妖怪は相手を選ばず、幽霊はこれぞと思う者だけに思い知らせようとする。「石破降ろし」の政局…
昨日、朝の津波注意報・警報の中、群馬へ行ってきました。海に行くのではないので、気楽に出発しました。しかし、帰りに列車のダイヤが乱れ、慌てました。津波の影響は、午前中だけで、その後は心配ないと思っていましたが、自然の脅威に改めて驚きました。 …
佐世保市で水道料金の引き上げ論議に『水や空(250728)』は思う▲市水道局が来年度から27.5%引き上げる案を第三者委に示し、了承された▲第三者委の答申書が市の水道事業を端的に説明する。「商品(水)を十分に生産できないだけでなく、その商品をできるだけ…
来月からのスター・ウイークに『滴一滴(250728)』は思う▼宙をもっと知りたいー。岡山天文博物館で今月から「こども天文クラブ」が始まり、参加した子どもたちが目を輝かせた▼市内の小学4~6年生が対象で、今年は男女7人が集まった。来春まで計7回開講。…
大阪・日本橋を歩いて『国原譜(250728)』は思う。世界三大料理といえば、フランス、中華、トルコの料理。日本人に最も親しまれているといえば中華ではないか。「手頃価格でボリュームたっぷり」。北京、広東、四川。高級店、「町中華」、「ガチ中華」。先日…
環境省が行った2023年度の全国市区町村への調査に『明窓(250727)』は思う。小学生の頃、夏休み恒例の子ども会行事の一つに地域のごみ拾いがあった。「大人が捨てたのに、何で子どもが拾わんといけんの?」。ポイ捨てが多い場所は「山道・山林」「幹線道路」…
7月31日で生誕150年を迎える柳田国男に『天声人語(250726)』は思う▼著書『明治大正史』の最後に<すなわちわれわれは公民として病みかつ貧しいのである>と▼これについて石井正己さんは、「柳田は嘆いている」という。社会とは、貧富に関係なく正しい判断が…
「あんまりだれかを崇拝すると、本物の自由はえられないんだぜ」、『天声人語(250723)』はスナフキンの哲学に思う▼作者のトーベ・ヤンソンは、スナフキンについて、自由と同時に孤独も求めずにはいられない気性で、そこには「自己中心的な弱さ」が混じってい…
参院選の結果に『国原譜(250723)』は思う。各党のキャッチコピーの中で、最もインパクトに乏しいのが自民党だった。「日本を動かす 暮らしを豊かに」。国民民主党は「手取りを増やす夏。」、日本維新の会は「社会保険料から、暮らしを変える。」。野党は国民…
六本木の散歩は続きます。ミッドタウンからアップダウンを繰り返して、赤坂氷川神社へ。関東には氷川神社はどれだけあるのか。自宅近くにも、小ぶりのものが数社ある。ここは小高い場所にゆったりとしており、木々が茂る散歩の休憩場所として良いところであ…
先週末、炎天下の六本木を歩いた。日傘を差してもコンクリートの地面の反射が否応なしに攻めてくるミッドタウン。ひまわりの季節か、暑い暑い。いつまで続くか、この暑さ。日陰を選びつつ目的地に向かって、ゆっくり、ダラダラと。
先週末、サントリーホールにて都響東京都交響楽団の演奏会を聴いてきた。指揮はアラン・ギルバート。演目は、ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68及びブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73。ホールに入っての印象、まずは舞台が広く見えた。編成がブラーム…
普通選挙法の制定から100年に『余録(250720)』は思う▲普選法は1925年に制定された。「憲政の神様」と称される衆院議員、尾崎行雄も普選の実現を唱えた一人だった。ただし尾崎は当時、すでに政党と一線を画していた▲「わが国に徒党はできるが、政党はできない…
日本ペンクラブは緊急声明に『天風録(250718)』は思う▲政見放送やSNSを見ても、こぞって外国人政策が語られ、排外的な物言いが交じる。石破政権は突如「秩序ある共生社会」を掲げて、犯罪や迷惑行為への対応策をまとめると決めた▲私たちの社会を壊します―。…
コメの豊作を祈る行事は各地に『滴一滴(250718)』は思う▼春、苗代に種もみをまく際、水口で田の神を迎える水口祭。夏、たいまつをたき、かねや太鼓をたたいて害虫を追い払う虫送り…。コメの豊作を祈る行事は各地に伝わる▼豊かな実りとなるかどうかは昨今、農…
夏休みの過ごし方に『あぶくま抄(250715)』は思う▼<♪今、私の願いごとが叶うならば 翼がほしい―>(赤い鳥「翼をください」)。気詰まりな日常からの解放を願う▼夏休み、仲間と一日中、近所を駆け回った世代は意外に思う。長期の休業期間、週に1度も友達と…
昨日、雨の中、散歩に出ました。歩き出すと、ちょうど雲の切れ間から太陽が顔を出しましたが、小雨が降る状態でした。そんな中、鳥や蝶の元気な姿を見ることができました。雨でも傘要らず、野球帽で十分かと思っていたら、急な土砂降り、まだ梅雨は続いてい…
日本のビール消費量の減少に『筆洗(250715)』は思う▼「ビールを飲めば誰だって眠くなる。眠れば罪を犯さない。罪を犯さずば天国へと行ける。さあ、ビールを飲もう」▼ルターの言葉と伝わるが、どうもまゆつばらしい。ただその人がビールを好んだのは事実とい…
政治家の学歴に『余録(250712)』は思う▲戦後政治家の中で、田中角栄元首相は学歴が注目されることが多かった一人だ▲本人も意識してか1962年の蔵相就任にあたり、旧大蔵省幹部らに「私が田中角栄だ。小学校高等科卒である。」とあいさつしたと▲静岡県伊東市長…
トランプ大統領のTACOに『小社会(250712)』は思う。日本人はタコ好きで、特に夏は「土用のタコは親にも食わすな」と言われるほど人気がある。米国の金融市場では、春ごろから「TACO(タコ)」なる言葉がはやっているようだ。日本からはトランプ大統…
天皇・皇后のモンゴル訪問中に『筆洗(250711)』は思う▼故司馬遼太郎さんがモンゴルを訪れたのは1973年▼首都ウランバートル、オペラ劇場の前をバスで通る時に「複雑な気持になった」と。戦後、ソ連に捕虜にされモンゴルに送られた日本人抑留者の労役で建てら…
広島平和記念資料館及び東京都写真美術館で開催される原爆の写真企画展に『春秋(250710)』は思う▼平和記念館には当地への原爆投下からの日数を刻むカウンターがある。きょうは2万9193日。あの日を知る人が減って行く▼被爆者健康手帳を持つ人が3月の時点で初…
今日も暑い。暑中お見舞い申し上げます。午後は天気が崩れるとの予報、午前中に散歩に出ました。大國魂神社の裏側を抜けての散歩です。
コメ農家の不安に『小社会(250708)』は思う。四万十市や本山町では最高気温が37度を超えた。知人の田は、今月下旬の稲刈りに備えて水を減らしている。水はかなり暖かい。盛夏を思えば、コメ粒が白濁するなどの高温障害が心配になる。不安は天候面だけではな…
7日の「小暑」で本格的な暑さが訪れる時期というが、すでに連日の酷暑でクタクタである。それでも、健康維持のための散歩は欠かせない。夕方近くに家を出るが暑い。日陰を求めて竹林へ行くが、暑い。
七夕の短冊に『天声人語(250706)』は思う▼七夕の飾りが、近所の図書館に。色とりどりの短冊。<さかあがりができるようになりたい>▼<おばーちゃんが100さいまで いきられますようい>。大きく、太く、元気のいい字だ。最後の「い」は「に」だろうか。てら…
自転車での交通反則切符制度が来年4月に始まることに『筆洗(250630)』は思う▼H・G・ウェルズは自転車愛好家、未来社会を描いた『モダン・ユートピア』の中で「ユートピアには自転車のための道がたくさんある。森や農地、牧草地の中に自転車のための独立した…
参院選が公示され『あぶくま抄(250704)』は選挙戦の情報媒体を思う▼「鏡よ鏡、私の顔を映しておくれ」。「白雪姫」、継母の王妃が魔法の鏡に尋ねると、映し出される表情はころころ変わる。本人は驚き卒倒▼日本広告審査機構が1985年に放映したテレビCM。時…
昨日、府中市役所にちょっと行ってきました。市役所はまだ工事中か、四方を塀でかまれていてどこから入るやら。塀伝いにやっと入り口を見つけ、中に入ると新品の庁舎が待っていました。外身は変わっても、中身のサービスは変わらず親切でありました。
参院選が公示に『国原譜(250703)』は思う。気象庁によると、6月の日本の平均気温は平年より2・34度高く、1898年の統計開始以降で最高だった。これまでの記録だった2020年(プラス1・43度)を大きく上回った。気になるが、これから本番を迎える夏の暑さだ。夏(6…