2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

#地球ほど美しく

『#地球ほど美しく』<2021年4月30日(金)> 「忘れられた宇宙飛行士」「歴史上最も孤独な男」「第三の男」と語られるマイケル・コリンズさんの死去に、『筆洗(210430)』は思う。アポロ11号、二人が月面で活動していた時、ひとり司令船。月の裏側に入ると、地…

#ガーデニング

『#ガーデニング』<2021年4月29日(木)> ステイホームが求められる緊急事態宣言下の大連休、『余録(210429)』は園芸を思う。<馬で郊外の小ぢんまりした住居や農家の傍らを通り過ぎると、家の前に日本人好みの草花を少しばかり植え込んだ小庭をつくっている>…

#リフレッシュ

『#リフレッシュ』<2021年4月28日(水)> 連休を前に『小社会(高知新聞210428)』は思う。新緑の美しい季節。高知市の県立牧野植物園を散策すると、いまさらながら気づくことが多い。この時季、「青もみじ」と呼ばれるモミジの青葉は、一つとして同じ色ではない…

#警戒アラート

『#警戒アラート』<2021年4月27日(火)> 気候変動に【越山若水(福井新聞/210427)】は成蹊学園の高校生の富士山観測を紹介する。富士山観測を50年以上も続けている。1963年の新校舎完成をきっかけに毎朝9時、富士山が見えたかどうか記録している。最初…

#君たちがいて僕がいる

『#君たちがいて僕がいる』<2021年4月26日(月)> 先の見えぬ今、『春秋(210426)』は先日、78歳で亡くなったチャーリー浜さんのギャグを思う。みうらじゅんさんに、『自分なくしの旅』という青春小説がある。「探したあげく、最悪な自分しか見つからなかったら…

#めぐる盃

『#めぐる盃』<2021年4月25日(日)> 作家の向田邦子さんが『眠る盃』というエッセーを『筆洗(210425)』は紹介する。「荒城の月」の「めぐる盃」を「眠る盃」と間違って覚えていたそうだ。お父さんが酔いつぶれて眠る様子に「眠る盃」が結びついたか。大型連休…

#策を練り知恵を絞れば

『#策を練り知恵を絞れば』<2021年4月24日(土)> ついに交通事故死亡者ゼロ人。これに『水や空(210423/長崎新聞)』は思う。1950年代「三種の神器」が豊かさのシンボルになった。白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫を指す。60年代半ば、「3C」がこれに代わった。カラ…

#人類が地球のために協力する

『#人類が地球のために協力する』<2021年4月23日(土)> バイデン米大統領が主催するオンライン形式での気候変動サミットに『余録(210423)』は思う。「米国が宇宙から攻撃されたら助けてくれるか」「もちろんだ」「米国も同じだ」。1985年の米ソ首脳会談で…

#大問題は待ってくれない

『#大問題は待ってくれない』<2021年4月22日(木)> きょうはアースデー。『天声人語(210422)』は地球環境を思う。1970年、米国で歩行者天国がはじまった。排ガスに汚されない空を取り戻そう。日本も追随、その夏に銀座などではじまった。きょう、バイデン米大…

#水に流す術

『#水に流す術』<2021年4月21日(水)> 風評被害を『春秋(210421)』は思う。もともと放射能汚染への恐怖とともに世にまかれた。太平洋ビキニ環礁の第五福竜丸にはじまり、原子力船「むつ」の放射線漏洩、東海村JCO臨界事故、そして福島第1原発のメルトダウン。…

#開催中止を検討すべきとき

『#開催中止を検討すべきとき』<2021年4月20日(火)> 東京五輪の今後にかかり、「コンコルドの誤り」を『天声人語(210420)』は紹介する。超高速機コンコルドの英仏両国が共同開発、採算の取る見込みが薄いことが途中で判明。それでもすでに多額の投資したのだ…

#時刻表を見比べる

『#時刻表を見比べる』<2021年4月19日(月)> 先月末で廃止された日高線鵡川―様似間が、次号のJTB時刻表から姿を消すことに、『卓上四季(北海道新聞/210419)』は思う。旅と時刻表といえば紀行作家の故宮脇俊三さん。1979年初刊の「最長片道切符の旅」は…

#酒との適度な「距離」

『#酒との適度な「距離」』<2021年4月18日(日)> 家飲みが増えて業務用酒の消費が低迷、【いばらき春秋(茨城新聞/210418)】は酒とのつきあいを思う。福沢諭吉は1860年に遣米使節の一員として渡航した際にビールと出合い、大のビール党になった。伊藤博文は鹿…

#恐竜の日

『#恐竜の日』<2021年4月17日(土)> きょうはロル・チャップマン・アンドリュース(米探検家/インディージョーンズのモデル)がゴビの砂漠に旅立った日。『天声人語(210417)』は、この日が恐竜の日であることに思う。アンドリュースは化石ハンターの先駆者、…

#科学や技術の光で世の隅々を照らす名門企業

『#科学や技術の光で世の隅々を照らす名門企業』<2021年4月16日(金)> 危機が終わらない東芝に『筆洗(210416)』は思う。電気で動くかつお節けずり器、機械式のハエたたきも思いついた。商品にはならなかった。昭和三十年代だろう。会長の石坂泰三は、家庭電気…

#わが国で博物館に置いてある機械

『#わが国で博物館に置いてある機械』<2021年4月15日(木)> 河野太郎行政改革担当相が霞が関の全省庁で、ファクシミリの廃止を目指す考えを打ち出している。これについて【編集日記(福島民友新聞/210415)】は思う。<テレワークの阻害要因になっている>。電…

#ハンドクリーム

『#ハンドクリーム』<2021年4月14日(水)> 冬の時期、そして手洗い消毒に荒れる手を【いばらき春秋(茨城新聞/210414)】は思う。ハンドクリームを一年中手放せなくなった。米疾病対策センター(CDC)は、物の表面に付着した新型コロナウイルスへの接触が原因で感…

#スケアクロウ

『#スケアクロウ』<2021年4月13日(火)> カラスによる農作物被害に『雷鳴抄(下野新聞/210413)』は思う。英語でクロウ、かかしはカラスを怖がらせるとの意味でスケアクロウ。ただ、相手は賢い。かかしぐらいで追い払えない。生ごみをあさり、群れて市街地に大…

#魚を存分に楽しみたい

『#魚を存分に楽しみたい』<2021年4月12日(月)> 5ミリ以下のマイクロプラスチックを、日本人は魚等から年間で13万個も摂取している恐れがあるという。これについて『卓上四季(北海道新聞/210411)』は思う。開高健は、「魚の内臓で食えないのは胆嚢と脾臓…

#ワンコインが消える

『#ワンコインが消える』<2021年4月11日(日)> 福岡では1999年から親しまれてき「100円バス」が消える。これについて『南風録(南日本新聞/210411)』は思う。西日本鉄道のワンコインのバス。コロナ禍による業績悪化を受けて値上げに踏み切る。7月から…

#安全第一で接種を

『#安全第一で接種を』<2021年4月10日(土)> ワクチン接種に『卓上四季(北海道新聞/210410)』はサバを引き合いに出す。秋サバは「嫁に食わすな」、誰もが欲しがるものは、人の冷静さを失わせるのだろうか。傷みやすいサバの取引は時間との勝負、わざと急いで…

#睡眠負債

『#睡眠負債』<2021年4月9日(金)> ガス機器製造リンナイが昨年末、日本、米国、中国、フランス、フィンランドの20~60代の計千人に実施した調査に『滴一滴(山陽新聞/210409)』は思う。働く人が布団やベッドにいる睡眠時間は、世界5カ国で日本が最も短い…

#ブラック校則

『#ブラック校則』<2021年4月8日(木)> 批判が強まる高校の校則について『春秋(210408)』は思う。1969年に小樽市の高校で制帽を焼き払う騒ぎが起きた。大学紛争が高校にも波及。その後、改革に進んだ学校は少なくない。一方で、管理教育に走るケースも。理不…

#ただいま

『#ただいま』<2021年4月7日(水)> 4月6日は多くの小中学校の入学式であった。【編集日記(福島民友新聞/210406)】は「ただいま」を思う。池江璃花子選手、何度も涙を拭いながらの優勝インタビューでは、決勝のプールで小さく「ただいま」とつぶやいたとも明か…

#100メートルバタフライで優勝

『#100メートルバタフライで優勝』<2021年4月6日(火)> 「努力は必ず報われる」。池江璃花子さんの言葉に『余録(210406)』は思う。イソップ物語のゼウスは自分の無力をなげく人間に言う。「お前には何より大きな力、理性を与えたではないか」。なるほど人…

#正解なき対話

『#正解なき対話』<2021年4月5日(月)> 「なぜ遅刻してはいけないのか」。『正平調(神戸新聞/210405)』は『哲学対話と教育』(大阪大学出版会)という本を紹介する。「バイト先に遅れたら他の人が困るのは分かる。学校は決まりだからと言うだけじゃないか」。…

#42年の歳月

『#42年の歳月』<2021年4月4日(日)> 先日、市道宜野湾11号が全面開通となった。『金口木舌(琉球新報/210404)』は車で走り思う。オスプレイが発着する見慣れた基地の姿ではない。市道から見れば緑豊かな広場のよう。米軍機騒音さえなければのどかな通りだ…

#役所の常識は、世の中の非常識か

『#役所の常識は、世の中の非常識か』<2021年4月3日(土)> 自民党幹部が「これで総務省の接待問題は幕引きだ」と。これについて『河北春秋(210403)』は思う。「官官接待」が全国で問題になったのは四半世紀前。宮城県庁では食糧費を使った懇談会が実際には開…

#空を見上げてほしい

『#空を見上げてほしい』<2021年4月2日(金)> 国際宇宙ステーションのお野口聡一さんから送られてくるツイッター、写真の数々に『春秋(210402)』は思う。上空400キロ、何を感じるのだろう。草野心平の「日本海」という一編を紹介する。<猛然とした大オペラ>…

#バスが来ましたよ

『#バスが来ましたよ』<2021年4月1日(木)> 小さな親切のリレーを『天声人語(210401)』は紹介する。和歌山市役所に勤める山崎浩敬さん(59)は目が見えない。バスの乗り降りは大変である。十年前にバス停で「バスが来ましたよ」、そんな声をかけられた。腰…