2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
『人と人とのやりとりのなかで気づくことが重要だと思いました』 ある「留学生の女性は、地域の約3割が水没した岡山県倉敷市真備町地区で2日間活動した」。『春秋』(180731)は、留学生の体験を紹介する。「『被災者のニーズは、家の片付けだと思っていまし…
『8月1日から一部区間で駅のホームにある発車ベルを使わず、車両のスピーカーでドアの開閉を知らせる実験』 歌謡曲では哀愁ある発車ベルも、通勤時には大音響の駆け込み乗車の合図。『筆洗』(180730)はJR東日本のこの対策への取り組みを紹介する。「八月一…
『子どもの声をたくさん聞くと、活力を吹き込まれる』 「この時期、NHKラジオ第1から「夏休み子ども科学電話相談」が流れると、感心したり、くすりと笑ったり、猛暑をよそに心持ちが和らぐ」と『余録』(180729)。「子どものニュースは、いじめ、虐待、事…
『従来の常識にとらわれてはならない災害列島住民の用心と連帯』 台風12号が接近中、『余録』(180728)はご注意申し上げる。1945年「玉音放送の7日後、東京地方は『午後から夜にかけて時々雨』だった。だがその晩、東京は暴風雨に襲われる。何と房総沖に迫っ…
『反省する能力が教養で、世の中を良くする仕事は教養の持ち主にしかできない』 文科省職員の収賄容疑による逮捕について、『春秋』(180727)は物申す。「批判」とは「自分の振る舞いが適切であるかどうかを省みることだ」と先ず科学哲学の戸田山和久さんの言…
『トキソプラズマ感染者のビジネス志向、起業志向の強さを示す研究報告』 動物たち身体には寄生虫が居り、その寄生虫に行動を支配されている。それは人間にもあると『余録』(180726)は、伝える。「米コロラド大などのチームが発表したのは、大学生と社会人を…
『セブンイレブンで生ビールの販売が実現すれば日本の飲食の文化にひと色を加えるかもしれない』 「このニュース、かなり残念だった」。『春秋』(180725)はセブンイレブンの生ビールのテスト販売の中止に思う。「セブンの店内には総菜・・・卓を一つ二つ置けば…
『トーキョーの夏は晴れる日が多く温暖で理想的な気候』 暑いシンガポールの「人気スポットの一つが『ナイトサファリ』」と、『春秋』(180724)は、東京オリンピックの在り方として、夜を考える。「2年後のきょう東京五輪が開幕する。このままだと、『命の危…
『時代の移り変わりとともに教育現場にゆとりがなくなり、大事な時間が失われた気がする』 「2016年夏にくも膜下出血で死亡した40代の男性教師が過労死認定された」。このことに『余録』(180723)は語る。「熱心な先生だったに違いない。部活では教師だ…
『熱中症対策、中止にすべき時は思い切って決断する勇気を主催者は持ちたい』 学校での熱中症、『春秋』(180722)は、その在り方を指摘する。「楽しい思い出や貴重な学習の経験になるはずの夏の行事だ。準備も大変だったに違いない。それでも、中止にすべき時…
『天職を探す若い人は、時に天、あるいは神様の呼び声に耳をすますのもいい』 就職先探しの若者に、『余録』(180721)は呼びかける。「天職を探す若い人は、時に天、あるいは神様の呼び声に耳をすますのもいい。そう考えると、この世には人の心に使命感を呼び…
『早い段階で分かっていれば、という遺族らの憤りはいかばかりであろうか』20日(金)> 「杉並区では、40代の女性がレントゲン診断で3回にわたって肺がんの疑いを見落とされていた。呼吸困難で運び込まれた別の病院でがんが見つかり、間もなく死亡したという…
『「8時半の男」、服部桜が2勝目』 相撲の「8時半の男」を『春秋』(180719)が伝える。「序ノ口力士の服部桜がその人である。3年前に初土俵を踏んで以来、1勝しかできずに、番付は長らく下位に低迷。本場所では取組が始まる午前8時半ごろに、登場する日々…
『洪水をみごと逃れた弥生人の「予知力」と「避難力」、おそるべしである』 水害対策について、『余録』(180714)は弥生時代の在り方を紹介する。「大阪の八尾南遺跡は洪水で砂に埋まったが、その竪穴建物跡には土器など生活用品が見当たらなかった。・・・どう…
『受動喫煙、東京五輪・パラリンピックに向け、ことはようやく進むようだが手ぬる』 受動喫煙対策、オリンピックに向けて、その手抜きに、『春秋』(180717)は嘆く。「深刻な健康被害が浮かび上がり、受動喫煙の影響もしだいに明らかになって世界の風向きは変…
『「あなたのジャンプは」。創刊五十年に敬意を表す』 混雑する列車の中で、『筆洗』(180716)の筆者は「MK」のマークを見て、「メタクソ団」を思い出す。若い女性がなぜと思いながら、「トイレット博士」、「ど根性ガエル」、「侍ジャイアンツ」、「アスト…
『米騒動は普通選挙運動など、大正デモクラシーに大きな影響を与えた』 「1918(大正7)年7月、魚津(うおづ)港に漁師の妻らが集まり、輸送船へのコメの積み出し中止を求めたことなどがきっかけで、暴動を伴う騒動が全国に広がった」。それから100年…
『まことのことばを知るためにこそ、わたしたちは語ること以上に、聴くことを学ばねばならない』 福島県浪江町の仮設住宅に住む福島大学を卒業したばかりの若者を『春秋』(180714)は紹介する。「何かを支援するわけではない。あいさつを交わし、問わず語りに…
『3人家族』 「3人家族」、今なら一人っ子家族を思うが、1960年代後半のドラマは違っていた。『春秋』(180713)は山田太一さんのドラマ「3人家族」を紹介し、家族構成を思う。「母が亡くなり父親と息子2人の世帯と、その逆に、父が蒸発して母親と娘2人の…
『医が存在するのは、「人の為のみ、おのれがために非ず…」』 横浜市での点滴連続中毒死事件について、『筆洗』(180712)は井上ひさしさんの話を紹介する。故郷の療養所職員の時に所長から質問を受ける、「『二人の患者さんがいる。一人はボロボロの身なりで…
『三成本人をつい混同させてしまったその名優が亡くなった。加藤剛さん。八十歳』 「この人には持って生まれた、生真面目さと悲しみがあった気がする」と『筆洗』(180711)は加藤剛さんのことを表現する。そして、母親のエピソード。「ドラマ『関ケ原』で三成…
『泥に埋まった街並みと続く土砂災害の危険、寸断された交通網、そして避難先での暮らし。それを夏の太陽が焦がし、炎暑が包んだ』 「お天気の「『はれ』を大きい辞書で引くと『晴れ』と並んで『霽れ』という表記がある」と『余録』(180710)。「雨が終わって…
『もしも大喜利がなかったら、今ごろ落語はどうなっていたか』 「1966年に始まった『笑点』の大喜利は、70年代に『キザ』が売り物の小円遊と、30代で髪の薄い歌丸さんという2人のキャラクターの罵倒合戦が大人気を呼んだ。演芸番組をキャラクターシ…
『まだ大きくは報じられていない地域でも、さまざまな傷が広がっている可能性は高い』 西日本での豪雨、『春秋』(180708)は高知県に目を向けた。高知県は嘗て、連敗記録のハルウララで高知競馬を救い奇策を県庁職員が行った。そして小説「県庁おもてなし課」…
『執行を区切りとせず、新たな、そして見えにくい脅威への備えを固めたい』 松本智津夫死刑囚の刑が執行された。これを各紙思う。『余録』は、「オウム真理教の複数の後継教団には今も1600人以上の信者がいる。怪しい妄想にのみこまれない確かな物語、時…
『サッカーは今も昔も世界共通の話題だ』 キッシンジャー氏手にキューバの航空写真。そこには港の近くにサッカー場。「戦争になるおそれもある」。『筆洗』(180706)はお国柄からサッカーの話題に。「キューバ人は野球をする。ロシア人はサッカーだ」。「サッ…
『不正をしてでも、わが子を大学に合格させたかったのか』 「できの悪いのはしかたないとして不正だけはするなと教えてきたはずだぞ!」。『筆洗』(180705)は、「ドラえもん」の「コンピューターペンシル」の巻を紹介する。コンピューターペンシルを「ジャイ…
『サッカーチームの「奇跡」に対して世界中から歓喜の声が上がっている』 「タイの洞窟に入ってしまい、閉じ込められ、行方不明になっていた地元サッカーチームの少年とコーチの十三人」が発見されたことに、『筆洗』(180704)は語る。少年たちは芥川龍之介の…
『「KOBAN」、地域の治安を支える仕組みとして海外でも評価されている』 海外でも知られている「KOBAN」。「日本語で通用する交番は、地域の治安を支える仕組みとして海外でも評価されている」。でも、「その安全・安心の拠点が狙われた」と『春秋…
『「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産への登録が正式決定』 「徳川幕府による禁教令の結果、信徒は迫害を避けるため、仏教などを隠れ蓑(みの)にしてでもキリシタンを信仰し続けた」。『筆洗』(180702)はその一端を紹介する。「出臼…