『#夏ビール』<2022年5月26日(木)>
夏日が続く。『天声人語(220526)』はビールを思う。コロナのおかげで屋外のテラス席を設ける店が増えた。ビアガーデンがあちこちにあるようなもので、この季節はとくに心引かれる▼席につくと「とりあえずビール」。人類はまずビールが欲しくて穀物栽培を始めたかもしれないと、『酔っぱらいが変えた世界史』。パン作りよりもビール作りが先だとの説▼栄養価が高く英気を養う液体にまず行き当たり、パンはその後だったと▼外食での行動制限が緩められ、杯を重ねる機会が増えた人もいるだろう。財務省幹部が酒に酔い逮捕事件となったが、酒に飲まれぬように▼古代エジプトに戒めの文書が残っている。きみが酔って倒れたら「仲間たちに『この酔っぱらいを戸口の外にほうりだせ』というだろう」と『ビール文化史１』▼古代人から愚かさも楽しさも引き継いだ杯。きのうは暑かった。今日も地域によっては相当なものだ。夏日は、夏ビールの日でもある。
（私のような）痛風族には危ないビール。しかし、あの痛さに、喉越しが勝つ時期になってきた。飲みすぎませんので、ちょいと一杯。まだ大勢さんで大騒ぎはできない。静かにグビグビ、一杯では寂しいかな。二杯かな。前頭葉が機能するうちに止めましょう。
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