2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

#「ラッキー」福島応援隊

『#「ラッキー」福島応援隊』<2021年11月30日(火)> 12月12日に福島県浪江にラッキーがお目見えすることを『あぶくま抄(211130福島民報)』は紹介する。静寂に包まれた暗闇の中で、少年のズボンがほのかに点滅する。ホタルがポケットの中で光を放っていた。田…

#残されたギリシャ文字

『#残されたギリシャ文字』<2021年11月29日(月)> コロナウイルスの新株の名称について『天声人語(211130)』は思う。WHOは今回、順番であるニューや次のクサイにせずオミクロン株とした。ニューは英語のnewと混同される。クサイはxi、習の表記である。習…

#ドイツ新政権、待ったなしの黄信号がともる

『#ドイツ新政権、待ったなしの黄信号がともる』<2021年11月28日(日)> ドイツでは「信号機連立」政権の船出に『天風録(211128中国新聞)』は思う。人けのない夜でも、横断歩道で赤信号を守るドイツ人は珍しくない―。規則好きの国民性には親近感が湧く▲その国…

#クリスマスが供給制約と気候変動を改めて感じる機会

『#クリスマスが供給制約と気候変動を改めて感じる機会』<2021年11月27日(土)> クリスマスが近づく中の品不足に『春秋(211124)』は思う。▼主なイチゴ産地が1パック当たりの容量をひと粒分ほど減らしているという。ケーキのデコレーションに影響が及ぶかもし…

#湯の中

『#湯の中』<2021年11月26日(金)> きょう11月26日、「いい風呂の日」に『南風録(211126南日本新聞)』は風呂を思う。「世の中もこんな気になれば楽なものだ」(「草枕」)、鉱泉の色が透明で入り心地よし、あふれる湯を踏む心は穏やかにうれしい-。鹿児…

#奈良はこういう街なんですね

『#奈良はこういう街なんですね』<2921年11月25日(木)> 早く寝る街、奈良を『国原譜(211124奈良新聞)』は思う。ならまちセンターで日曜にジャズコンサートがあり、知人と聴いた。帰路、久し振りに一杯やろうと居酒屋を探した。午後6時過ぎ。1軒目は、予約で…

#職人さんと対面する寿司店

『#職人さんと対面する寿司店』<2021年11月24日(水)> きょう11月24日は「和食の日」。この日に『有明抄(211124佐賀新聞)』は寿司を思う。◆学生時代、佐賀から来た友人に「バイト代が入ったからおごるよ」と見えを切り、カウンターに切り身が並ぶ寿司店に…

#ゆっくり温泉

『#ゆっくり温泉』<2021年11月23日(火)> 「愛郷ぐんまプロジェクト」を活用し、温泉宿泊が趣味になりつつあると『三山春秋(211123上毛新聞)』▼日帰りで行ける温泉地でも夕飯前、就寝前、早朝と3度の入浴で、見える景色や湯触りの違いも感じられ至福の時を過…

#昼寝を有効に

『#昼寝を有効に』<2021年11月22日(月)> 明日の勤労感謝の日に行われる「全国一斉熟睡プラ寝たリウム」を『あぶくま抄(211122福島民報)』は紹介する▼疲れた心や体を休めるために眠りは欠かせない。昼食後など、ちょっとした時間を利用して仮眠すると頭がすっ…

#本のヌード展

『#本のヌード展』<2021年11月21日(日)> 本の表紙について『天声人語(211120)』は思う。読書家には二つの流派がある。一つは、本を包むジャケットを外して中にある表紙のデザインを確かめる派。もう一つは表紙に見向きもしない派▼大阪市で出版社を営む末沢寧…

#野球少年

『#野球少年』<2021年11月20日(土)> ア・リーグの最優秀選手の大谷翔平選手を『筆洗(211120)』は思う。ときに野球少年を思わせる大谷選手だが、他チームの立派な大リーガーまで子供のようにした今季である▼同じように魅了された米国の野球記者は多かった。満…

#どんな顔をして真冬はやってくるだろうか

『#どんな顔をして真冬はやってくるだろうか』<2021年11月19日(金)> きょうの小林一茶の命日(旧暦1827年11月19日)に『筆洗(211119)』は、小春日和を思う。<けふもけふもけふも小春の雉子哉>。人の名前を思わせる「小春」のかれんな響きも、厳しさの前の…

#人の心を癒やす力

『#人の心を癒やす力』<2021年11月18日(木)> 93年前のきょう、「蒸気船ウィリー」で主演デビューしたミッキーマウスに『南風録(211118/南日本新聞)』は思う。重なり合う三つの丸で何をイメージするだろう。わずか7分だが、軽快な音楽に乗せたドタバタ喜劇…

#文通費

『#文通費』<2021年11月17日(水)> 国会議員の「文書通信交通滞在費(文通費)」に『有明抄(211117佐賀新聞)』は思う。中学校の同窓会の実行委員長を引き受けたことがある。その通信費が結構かかる。気苦労は多いが、「楽しかった」「ありがとう」「お疲れさ…

#将棋というアート

『#将棋というアート』<2021年11月16日(火)> 藤井聡太新竜王の将棋に『余録(211116)』は思う。「アマチュアの方の将棋は算数を解くようだけれど、プロ棋士は音楽か美術をやるように将棋を指す」。田中寅彦九段がNHK番組「ヒューマニエンス」の「“天才”ひらめ…

#本屋は続くよ

『#本屋は続くよ』<2021年11月15日(月)> 個性が際立つ小さな書店が近年、次々に生まれている現象に『雷鳴抄(211110下野新聞)』は思う。月刊誌「地域人」が、この現象を11月10日発行号で特集▼地域に生き、地域を生かす人々の活動を通して得た前向きな情報を…

#糖尿病は決して甘くない

『#糖尿病は決して甘くない』<2021年11月14日(日)> 本日は「世界糖尿病デー」、『有明抄(211114佐賀新聞)』は糖尿病を思う。◆きょう11月14日は国連が定める「世界糖尿病デー」。血糖値を抑え、糖尿病の治療にも活用される「インスリン」を発見したカナダ…

『#ほうとう』

『#ほうとう』<2021年11月13日(土)> 白河市南湖公園の「南湖煮ぼうとう」の販売に『あぶくま抄(211111福島民報)』はほうとうを思う。井伊直政は若い頃、戦陣にあって芋汁を食べる場に呼ばれた。あまりの味気なさに「醤油を入れた方がよいのでは」と話した途…

『#そこに息づく文化』

『#そこに息づく文化』<2021年11月12日(金)> スズメの数が大きく減っていることに『地軸(211109愛媛新聞)』は思う。古来、日本の文化にすっかりなじむスズメ▲「スズメはかなり変な鳥」(鳥類学者三上修さん/北海道教育大教授)。スズメは人のいるところでば…

『#代え難いワイン』

『#代え難いワイン』<2021年11月11日(木)> 衆院選の低投票率に『雷鳴抄(211109下野新聞)』は、不意に「ワインが水に変わった」という外国の寓話が脳裏をよぎった▼お礼として住民が1人1杯分のワインをたるに入れて贈ったが、中には水が満ちていた。「自分…

『#小田急る』

『#小田急る』<2021年11月10日(水)> 小田急電鉄が2022年春から小学生運賃を一律五十円とすると発表したことに『筆洗(211110)』は思う。「小田急る」という不思議な言葉が昭和初期にあった。意味は「郊外に出かける」だそうだ▼1929(昭和4)年の大ヒット曲「…

『#119番』

『#119番』<2021年11月9日(火)> なぜ、ダイヤル119なのか。『編集日記(211109福島民友)』は秋の火災予防運動の日に思う。▼ダイヤルは電話をかけるのに使った、あの丸い部分。若い人にはあまりなじみのない部品に違いない▼119番は当初「112番」だ…

『#そば屋めぐり』

『#そば』<2021年11月8日(月)> 出雲そばに『明窓(211108山陰中央新報)』は思う▼割子そばの味覚を知ったのは社会人になってから。発祥の地は出雲大社周辺かと思っていがそれは間違い▼江戸時代の1638(寛永15)年に信州松本城主だった松平直政が松江城主…

『#クマが生息している首都』

『#クマが生息している首都』<2021年11月7日(日)> 野生動物被害と自然環境管理に『余録(211107)』は思う。「東京は世界的にも珍しい『クマが生息している首都』です」と東京都環境局ホームページ▲大昔からの自然が残っているわけではない。江戸時代には城や…

『#自動車社会そのものが転換点』

『#自動車社会そのものが転換点』<2021年11月6日(土)> 石油価格高騰に『余録(211106)』は自動車社会の今後を思う。「誰もが低価格の自動車を所有し、広い野外で家族と自由な時間を楽しむだろう」(1908年/ヘンリー・フォード)。自動車は大衆消費社会を生み、…

『#未来への警鐘』

『#未来への警鐘』<2021年11月5日(金)> 森林破壊防止についてCOP26で多くの国が合意した。これについて『春秋(211105)』は南方熊楠の研究を思う▼1890年代ロンドンに学んだ熊楠は、「エコロジー」という言葉を使い、生態系を守る大切さを説いた▼森は温暖化ガ…

『#行動を示す段階』

『#行動を示す段階』<2021年11月4日(木)> COP26での英国エリザベス女王のビデオメッセージ等に『談話室(211104山形新聞)』は思う。▼▽温暖化は「問題を言葉にする段階ではなく、行動を示す段階に移っている」。「われわれではなく、子どもたちや、その子ど…

『#ゴロゴロ』

『#ゴロゴロ』<2021年11月3日(水)> 文化功労者に選ばれた大島弓子さんは、報せの電話に『オレオレさぎかな』と。『編集日記(211103福島民友)』はその慎重な行動を呼びかける。ネコがゴロゴロと喉を鳴らすのは、ネコ同士のコミュニケーションをとるためなのだ…

『#チェックは難しい都市公共交通』

『#チェックは難しい都市公共交通』<2021年11月2日(火)> 10月31日の京王線での殺傷事件に『余録(211102)』は思う。その昔、魔物が出たり、よく怪異があったりするといわれた場所がある▲昔の民話や怪異譚は現代では都市伝説と呼ばれる。そんな都市伝説には電…

『#公約までも仮装する』

『#公約までも仮装する』<2021年11月1日(月)> 昨日はハロウィーン、『滴一滴(211101山陽新聞)』は衆院選投開票を皮肉った時事せんりゅうに思う。〈ハロウィーン公約までも仮装する〉(本紙「時事せんりゅう」)、投開票がハロウィーンと重なった今回、与野党…