2024-01-01から1年間の記事一覧
「安全な暮らし」を求めて県民大会を『金口木舌(241222琉球新報)』は思う▼スーパーの野菜売り場で山積みにされていたキャベツが最近、半分にカットされている▼自民党の「裏金問題」に続き、ニュースの中心に躍り出た「金」は「年収の壁」。保護者の税負担に…
生と死を分かつのは「光」の存在なのだろうと『有明抄(241222佐賀新聞)』◆豪英米の国際研究グループが発表。40~69歳の約8万9千人に、浴びた光を測る装置を着けて平均8年間にわたり追跡調査。その結果、夜間に明るい光を浴びると死亡リスクが高まり、昼間に…
忘年会に『小社会(241221高知新聞)』は思う。昨日の本紙、忘・新年会を実施すると答えた企業が本県は77.8%で全国トップ。「おきゃく」好きの高知県民。世代別では、ある全国調査によると20代の「参加したい派」は7割近く。年代別では最も高く2年連続の増加、…
厚生労働省の飲酒に伴う健康リスクに関するガイドラインに『あぶくま抄(241219福島民報)』は思う▼李白は、酒にまつわる詩を数多く残している▼大酒豪だったといわれる。親交のあった杜甫は「酒を1斗飲むうちに詩が100編できる」と評した。この時代の1斗は6リ…
クラシック音楽に『北斗星(241218秋田魁新報)』は思う▼昭和30~40年代に人気を博した漫画「ストップ!にいちゃん」▼隣に引っ越してきた外国人の家に主人公が招かれ、クラシック音楽のレコードを鑑賞する。室内に荘厳な雰囲気が漂うが、軽快な音楽が好みの主…
政治改革法案に『小社会(241218高知新聞)』は思う。太宰治にしては意外な「酒ぎらい」という随筆がある。家に置く酒は一滴も置きたくないと。机に向かって仕事をしていても「潔白の精進が、できないような不安な」視線を酒に。とはいえ、知人の来訪時は例外…
食卓の残り物に『有明抄(241217佐賀新聞)』は思う◆猫の好物といえば「お魚」。インドの猫はカレー好き、イタリアの猫はスパゲティに目がないらしい。何のことはない、身近な人間が与えた残り物を食べる習慣があっただけのこと◆近ごろはキャットフード市場の…
韓国で起きた戒厳令に『天風録(241215中國新聞)』は思う▲ハン・ガンさんを執筆に駆り立てるのは、二つの問い。「世界はどうしてこんなに暴力的で苦しいのか」「同時に、世界はどうしてこんなに美しいのか」▲深夜の国会に突入する兵士の蛮行に、1980年の「光…
2025年度の沖縄への修学旅行生は前年度比約11%減の30万4千人余になる見通し『筆洗(241213)』は思う▼ひめゆり平和祈念資料館に初めて寄ったのは約20年前で30代▼覚えているのは、亡くなった女子生徒一人一人の写真と名前がずらりと並んだ一角。10代の子らがこ…
「年収103万円の壁」に対する47都道府県知事、その師走の政治攻防『明窓(241214山陰中央新報)』は思う。きょう12月14日は赤穂浪士四十七士の「討ち入りの日」。血なまぐさい話ではないが、現代の「四十七士」にも決起を促したい。47都道府県知事、庶民の手取…
ノーベル賞授賞式の田中熙巳さんの呼びかけに『あぶくま抄(241213福島民報)』は思う▼いわゆる「第九」は人類愛を歌う。一年の歩みを振り返り、新たな年の幸福を思い描くのにふさわしい壮大な楽曲だ▼作曲者による初演は200年前の1824年。自らウィーンの劇場の…
医療機関の閉院は増加傾向に『日報抄(241211新潟日報)』は思う▼帝国データバンクによると、2023年度に全国で休廃業・解散した医療機関は前年度比37.1%増の709件▼運営を断念する背景としては、開業医の高齢化や後継者不在の問題。開業医は65~77歳の年齢層が…
家のリフォームで『国原譜(241210奈良新聞)』は思う。本とCDの整理が大変である。読んだ後、捨てたり売ったりできず、蔵書が増える一方。音楽CDも同様。40年以上になるので、かなりの数になる。リフォーム工事中、貸倉庫に一時保管するため段ボール詰めをし…
食品ロスへの厚生労働省が指針案に『北斗星(241208秋田魁新報)』は思う▼大きな宴会が正直、少しだけ苦手だ▼この皿を平らげてから…としているうちに周囲が早々と酒を手に席を立ち、慌てて続くこともある。残った料理の数々を目にすると胸が痛む▼台湾勤務を経…
奈良県が奈良旅のプランをAIが作成してくれる無料ウェブサービスを始めたことに『国原譜(241208奈良新聞)』は思う。中学校の課内クラブに「時刻表クラブ」というのがあった。部員は大判のJTB時刻表を買って参加、行き先を決めると乗り継ぎ時間や料金を調べて…
83年前のきょうを『天声人語(241208)』は思う▼<朝、おきてふとんを上げて居ると お母さんが「文ちゃん、いよいよアメリカとイギリスと日本と戦争しますよ」とおっしゃった>。国民学校初等科4年の大原文子さんは「米英戦争」と題した作文をそう書き始めている▼…
府中駅南の「馬場大門のケヤキ並木」は、大正13年に国天然記念物に指定されてから、令和6年12月9日で指定100周年を迎えるそうです。
野菜が値上がりする昨今に『あぶくま抄(241206福島民報)』は鍋を思う▼日本気象協会は、天気予報と一緒に「鍋もの指数」を発表している。寒さや空気の乾燥具合から数値を出す。「30」はスパイスが効いたカレー鍋、「70」はピリ辛の坦々鍋、「80」なら濃厚みそ…
故郷にちょっと行ってきました。八剱神社の遊具がまだ残っていますが、遊ぶ子供たちはいません。
街中でのクマの出没に『余録(241203)』は思う▲「クマのプーさん」の誕生は約1世紀前。ロンドン動物園のクロクマ、ウィニーを気に入った幼いクリストファー・ロビンがテディベアにその名をつけた。そこから着想を得て父親が書いた物語が「ウィニー・ザ・プー…
12月初日の日曜日の昼過ぎ、散歩に出て、途中、竹林公園によりました。静かで暖かでした。
曽我ひとみさんの秋田市で講演に『北斗星(241202秋田魁新報)』は思う▼1978年に新潟県の佐渡島から北朝鮮に拉致され、24年後に帰国。共に拉致された母の消息は分かっていない。拉致された状況や母への思いなどを切々と語った▼北朝鮮では「日本、古里を思うと…
コーヒー豆の高騰に『筆洗(241201)』は思う▼戦争中の日本、コーヒー豆が輸入されなくなり、カラス麦や黒豆でこしらえた代用コーヒーを飲んだそうだ▼重商主義のフリードリヒ大王はコーヒー豆の輸入を嫌い、国民のコーヒー消費を抑え込もうとしたが、国民はコ…
地球温暖化を『有明抄(241129佐賀新聞)』は思う◆鹿児島市のかごしま水族館に、「沈黙の海」と題されたその小さな青い水槽、生きものは何もいない◆〈人間という生きものが/自分たちだけのことしか考えない/そんな毎日が続いているうち/生きものたちの歌がひと…
少数与党の政権に『水や空(241128長崎新聞)』は思う▲少数与党の政権はこの羽田政権以来30年ぶりで、その前は、吉田茂さんや鳩山一郎さんが首相を務めた昭和20年代まで時代をさかのぼる▲当事者の政治家も、遠巻きに見つめる私たちにとっても、与党過半数割れ…
町中の所々に野菜畑のあるわが市です。沢山の作物、農家の皆様ありがとうございます。
散歩の時間を夕方から昼食後に変えました。明るくあたたかな時、足軽やかに川沿いを歩きました。
今日の「ペンの日」に『水や空(241126長崎新聞)』は思う▲日本ペンクラブが1935年のこの日に創設されたことを記念して定められた▲この団体の名称について、実は今の今まで「ペンが商売道具だから」と、とんだ思い違いをしていた▲詩人や脚本家(プレイライター…
高齢者が生き生きと暮らし続けるには「キョウイク」と「キョウヨウ」が必要と『明窓(241125山陰中央新報)』は語る。「今日行く」場所と「今日用」があればいいということ。島根県の人口10万人当たりの100歳以上は、12年連続全国最多の159.54人。キョウイクと…
物価高に『滴一滴(241124山陽新聞)』は思う▼漫画「孤独のグルメ」の久住昌之さん「あの匂いには、食い意地を凶暴化させる何かがある・・・・」▼家でカレーを食べる際は絶対に2皿以上。腹いっぱいになるまで食べないと納得しない▼家庭で作るカレーライスは値段を…