『#恐れ入りますが、もう一度』<2021年2月28日(日)> 急ぐ政府の緊急事態宣言解除に『筆洗(210228)』は思う。「作家の向田邦子さんはかなりの早口だったそうだ。電話で用件を伝える時など、つい早口になり、相手から『恐れ入りますが、もう一度』と聞き返され…

『#譲り合う なぜなら道は皆のもの』<2021年2月27日(土)> 交通事故の増減に『春秋(210227)』は思う。「昭和40年代の有名な交通安全標語に『とび出すな 車は急に止まれない』･･･違和感が拭えない。･･･車優先の道路作りを象徴しているように思える･･･『飛び出…

『# 利害関係者から接待 』<2021年2月26日(金)> 本日は「二・二六事件」があった日、『春秋(0226)』は高校のある地理歴史の教科書を紹介し思う。「その背景として『滝川事件』に触れる教科書もある。自由主義的な刑法学説を唱えた京都帝大の滝川幸辰教授が、…

『#原子力の未来』<2021年2月25日(木)> 「子どもたちが見たビキニ事件」展に『春秋(210225)』は原子力を思う。「1954年3月、･･･米国の水爆実験で『死の灰』を浴びたのが第五福竜丸･･･このとき魚への風評被害が、初めて問題にもなった。･･･半年後に亡くなった…

『#それでも春は必ず巡ってくる』<2021年2月24日(水)> 「春の兆し」に『春秋(210224)』は思う。「「隅々に残る寒さやうめの花」（蕪村）。･･･りんとかがやく梅一輪に人は古来『余寒』の先の春を感じてきた。こちらもそんな『春の兆し』といえるのか。コロナ…

『#安田よ。もっと遅い球で王を倒せ』<2021年2月23日(火)> スワローズの安田猛さんが七十三歳で亡くなった。『筆洗(210223)』は安田さんを偲ぶ。「小柄でやや手の短い、あの投手･･･『ひょい』で居並ぶ強打者を打ち取っていく姿が忘れられぬ。･･･直球は百三十…

『#政治のありさまにネコの手を借りたくなる』<2021年2月22日(月)> 本日は「猫の日」。『筆洗(210222)』はネコに思う。英国には「内閣ネズミ捕獲長」のネコ、ラリーは「野良猫で、動物保護ホームで暮らしていたところをキャメロン元首相のお子さんのペットと…

『#目覚まし時計と腕時計を買おう』<2021年2月21日(日)> アンデシュ・ハンセンさんの『スマホ脳』に【天声人語(210221)】は思う。先日の朝日新聞、音楽評論家の片山杜秀さんは今もルポ（ワードプロセッサー）を使用しているとのこと。書くだけのワープロは＜…

『#宇宙への思いを馳せると』<2021年2月20日(土)> NASAの探査車が火星に着陸したことに『春秋(21022)』は思う。先日、日経「星新一賞」の発表があった。「星さんはSFの叙情詩人レイ・ブラッドベリの名作『火星年代記』に感銘を受け、宇宙をテーマに数々の作…

『#追い風が弱いまりつつあるなかでの船出だ』<2021年2月19日(金)> ついにオリ・パラ大会組織委員会の会長に筋書き通りか、橋本聖子氏が就任した。これについて各紙思う。『天声人語』は「残り5カ月、世にもむずかしい仕事である。しかも女性蔑視発言で引責…

『#悪質な偽造には青ざめる』<2021年2月18日(木)> 愛知県知事へのリコールをめぐり『筆洗(210218)』は思う。「歌手の美空ひばりさんはサインをあまりしない･･･ロケ先でお世話になった人･･･から大量のひばりさんのサインを頼まれる。･･･ひばりさんに一枚だけ…

『#政府には副反応も含めた十分な情報公開が求められる』<2021年2月17日(水)> いよいよ新型コロナウイルスワクチン接種がはじまった。『余録(210217)』はワクチン接種の過去そして今を思う。「『白神記』･･･越前・福井藩や隣国に種痘を普及させた蘭方医、笠…

『#一日も早く大地が鎮まるよう』<2021年2月16日(火)> 週末の地震に『天声人語(210216)』は芥川龍之介の行動の事を思い出す。関東大震災の時、子供たちを助け出すこともなく一人で玄関へ、妻の怒りをかった。翌日の避難、自分は「漱石先生の書一軸」のみ。筆…

『#雪が溶けて川になって流れて行きます』<2021年2月15日(月)> 静かに眠っていた氷河が目を覚まし、激しい濁流。『筆洗(210211)』は地球温暖化を思う。キャンディーズの『春一番』ならば、「のどかであたりまえの光景が浮かび、鳥のさえずりまで聞こえてきそ…

『#海 命 愛 友情 希望 平和 祈り 安らぎ 永遠』<2021年2月14日(日)> 20年前のハワイ沖での宇和島水産高校実習船「えひめまる」の犠牲を『天声人語(210214)』は思う。事故の全容（『海への祈り』）を残した矢野順意さんは愛媛県副知事として米軍相手に交渉し…

『#司馬さんが亡くなり二十五年たった』<2021年2月13日(土)> 十二日は「菜の花忌」、『筆洗(210213)』は司馬遼太郎さんを想う。「＜菜の花畠に入日薄れ?＞･･･司馬遼太郎さんは『それ何の歌だ』と･･･菜の花が大好きな司馬さんのためにと歌ったのは作家半藤一…

『#門出の春が近い』<2021年2月12日(金)> ある高校3年生のツイートに10万を超す「いいね」が寄せられたことを『春秋(210212)』は紹介する。高校生生活最後のお弁当、手書きのメッセージ「3年間お弁当を作らせていただきありがとうございました。冷食、玉子焼…

『#悪魔ばらいのために金物をたたく』<2021年2月11日(木)> ミャンマー各地で鍋をたたく音、『春秋(210211)』は「鍋たたき」を思う。南米では「権力にあらがう人々が･･･意思表示をする。『カセロラソ』と呼ばれ･･･チリのピノチェト政権を揺るがし、チャベス大…

『#二度とだまされまい』<2021年2月10日(水)> 「平山郁夫や東山魁夷らの絵画を基にした版画の偽作」について『筆洗(0210)』は思う。「贋作と知った上で、作品を展示している美術館がオランダにある。･･･フェルメールの「エマオの晩餐」である･･･描いたのはメ…

『#撃つ気がないのなら、決して銃を向けるな』<2021年2月9日(火)> 米国の国務長官だったジョージ・シュルツさんが100歳で亡くなった。『筆洗(210209)』は1984年のソ連のグロムイコ外相とナンシー・レーガン大統領夫人とのやりとりを想う。「外相･･･『あなた…

『#終戦の日に戦後の平和と繁栄を見ることなく散った若者がいた』<2021年2月8日(月)> 「終戦の日の朝、敵機と交戦し撃墜された零戦のエンジンなどの機体の一部を重機で掘り起こした」。『春秋(210208)』は1945年の朝を思う。「玉音放送が始まるわずか数時間…

『#互にちばらや』<2021年2月7日(日)> ラジオから流れてきた曲に心を癒されたと『春秋(210207)』。「新作の沖縄民謡『コロナ節』･･･『互(たげ)にちばらや』･･･『世界の国々と手を取り合って、心結ばねばなりません』･･･米・オハイオ州に住む沖縄出身の70～80…

『#19世紀さながらの御仁』<2021年2月6日(土)> 本日も差別と偏見について『春秋(210206)』は思う。クーベルタン男爵もそうであったように、「どんな才人でも、その時代の迷信や固定観念から逃れるのは難しい。ましてや凡人をや。過去の過ちを乗り越えて手に…

『#あらゆる差別を認めない』<2021年2月5日(金)> 「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」。この森喜朗氏の発言そして謝罪にについて、『春秋(210205)』は思う。「このひと言が当人の辞任はもちろん、会社、事業の解体・再編へとつながってゆく･･･…

『お金がからむ話はすべて詐欺』<2021年2月4日(木)> 早くもワクチン接種詐欺、『余録(210204)』は昔の朝鮮人参を思う。「庶民の間で人参がどんな難病も治る万能薬と信じられた･･･人参といえば身売りという川柳が多い･･･『万能薬』の幻を生み、いかさま医者や…

『新たな期限は3月7日』<2021年2月3日(水)> きょうは立春、元日に準ずるこよみの起点、『春秋(210203)』はこれからの種々日程を思う。茶摘み「八十八夜」は5月1日、稲の実りを襲う台風への警告「二百十日」は8月31日。「果たして立春から何日で解除になるの…

『#時計の針を逆に回すクーデター』<2021年2月2日(火)> ミャンマーで軍事クーデター。『余録(210202)』は軍政をミャンマーのことわざから思う。「『水多きところに雨降る』･･･軍政多きところでまた軍政か。･･･軍は与党が圧勝した昨年秋の選挙に不正があった…

#安全に鬼を退治<2021年2月1日(月)> 明日、二日が節分。『筆洗(210201)』はお豆を思う。「安野光雅さんが子ども時代のメンコの思い出･･･まだ小さいから･･･『ルール適用外』の子どもを『おまめ』とか『おみそ』と呼んでいた･･･鬼ごっこでも『おまめ』･･･今年…