2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
『#大勢の集まり』<2022年10月31日(月)> ハロウィーンに『北斗星(秋田魁新報221031)』は思う▼子どもたちが楽しみにする日を前に韓国で悲劇が起きた。ソウルの繁華街・梨泰院で29日夜、集まった大勢の若者らが折り重なるように倒れて多くの死亡、負傷者が出…
『#コッソリ読み』<2022年10月30日(日)> 読書週間と本のカバーに『天声人語(221030)』は思う▼書店レジで本がカバーで覆われる。その瞬間が好きだ。ちょっと秘め事ができたような不思議な気分▼清水幾太郎が、電車のなかで自分の本を他者に知られるのは「心…
『#来日50年』<2022年10月29日(土)> 日中国交正常化に『正平調(神戸新聞221028)』はパンダを思う◆黒柳徹子さんが6歳ぐらいの時。おじからアメリカみやげでパンダのぬいぐるみをもらった。「こんな動物って本当にいるの?」。あまりのかわいさに、リュック…
『#リンガーハット60年』<2022年10月28日(金)> リンガーハットの創業60年に『水や空(221024長崎新聞)』は思う▲シャキシャキの野菜とツルツルのめん、濃厚なスープ…。パリッと香ばしいギョーザとの相性は抜群▲とんかつ店として誕生。その12年後、ちゃんぽん…
『#読書週間』<2022年10月27日(木)> 病気に本を処方するビブリオセラピーという治療法があると『あぶくま抄(221027福島民報)』▼読書で問題が解決したり、心身に良い影響をもたらしたりする▼英国では、パニック障害、過食症などの精神疾患患者を対象にした…
『#駅弁を失ったら』<2022年10月26日(水)> 鉄道と駅弁を『春秋(221024)』は思う▼月刊誌「時刻表」の使い道は広かった。鈍行の夜行列車では枕代わりに。巻末の旅館一覧はネットの無い時代に重宝した。楽しみは各ページ欄外の駅弁案内▼1964年の時刻表を見る…
『#人の行動』<2022年10月25日(火)> 歩く習慣に『滴一滴(221023山陽新聞)』は思う▼夜になるとスマホを見る。目標の1日8千歩に達しているか。足りなければ、家の中を歩くか戸外を散歩▼こんな習慣がついたのは、岡山市の「おかやまケンコー大作戦」に参加…
『#知恵と行動力』<2022年10月24日(月)> ローカル線は機能不全に『編集日記(221021福島民友)』は思う。宝塚歌劇が鉄道の利用を増やす客寄せとして始まったことは、よく知られている。阪急電鉄、乗客を増やすために大阪中心部と兵庫東部を結ぶ路線の終点に…
『#大観衆が生み出す臨場感』<2022年10月23日(日)> 自宅で簡単に映画史上の傑作を観賞でき、なんとも便利な時代になったと『国原譜(221020奈良新聞)』。古い名作映画が好きで、学生時代には県内はもとより遠距離にある京阪神の名画座、名画観賞会に足しげ…
『#寝る力』<2022年10月22日(土)> やっぱりこの人は違うなあ、大谷翔平選手の睡眠に『水や空(221022長崎新聞)』は思う▲睡眠中に「何かいけそうだな、というのが出てくる」らしい。次の試合でやってみたいアイデアが、ふと浮かぶと▲活躍の秘訣を聞かれて「…
『#ノンアル志向』<2022年10月21日(金)> ノンアル市場の伸びに『南風録(221019南日本新聞)』は思う。東京の高級レストラン、ワインと同じようにグラスに注がれるのは茶だ。全国から選び抜いた茶葉を独自技術で抽出し、さまざまな料理に最も相性の良い組み…
『#最古の便所』<2022年10月20日(木)> 東福寺の「東司」に乗用車が突っ込んだ事故に『筆洗(221020)』は思う▼便所、厠に雪隠、はばかり、ご不浄、トイレ、レストルーム、W・Cなど▼隠語の類いでいえば「レコーディング」。「西海岸」はWEST COAST…
『#100円朝食』<2022年10月19日(水)> きちんとご飯を食べているのだろうか。『あぶくま抄(221019福島民報)』は学生の食を思う▼実家を離れ、一人暮らしをしている大学生の子どもの食生活を案じるのが親心▼いわき市の医療創生大は春と秋の年2回、学生食堂で…
『#秋の果物』<2022年10月18日(火)> 栗に『小社会(221016高知新聞)』は思う。きのう、わが家の食卓に栗ご飯が上った。コメと栗が見事に調和するぜいたくな料理。農林水産省によると、栗は分類上、「果物」。確かに甘くはあるが、必ずと言っていいほど火を…
『#その正義の形は』<2022年10月17日(月)> プーチン大統領の「正義の戦い」に『日報抄(221016新潟日報)』は思う▼美と正義の世界が存在するなら、童話の世界でなくてはならないと小川未明。虚構ならば正邪を描きやすい。裏返せば現実はそうはいかぬというこ…
『#毎日ありがとう』<2022年10月16日(日)> 「新聞少年の日」に『有明抄(221016佐賀新聞)』は思う◆高校時代の同級生、関東の大学に進学する際、「新聞奨学生」制度を利用した◆同級生は「入学金、学費、住居費、光熱費、朝、夕食費全てを負担してもらい、給…
『#ボールの値段は』<2022年10月15日(土)> 「飛躍思考」について『春秋(221015)』は思う▼野球のバット1本とボール1個で1ドル10セントする。バットはボールよりも1ドル高い。さてボールの値段はいくらか? 正解は10セント、ではなく5セント▼方程式でなくて…
『#住民の足』<2022年10月14日(金)> 鉄道開業150年に『南風録(221013南日本新聞)』は赤字線を思う。150年前、蒸気機関車に乗った軍備優先を主張していた西郷隆盛はどんな表情だったろう。徒歩で10時間を要した東京・新橋-横浜間を50分余りで駆けていくス…
『#忍耐力』<2022年10月13日(木)> ロシア人の忍耐力に『小社会(221013高知新聞)』は思う。中日新聞のモスクワ特派員だった堀健三さんは、ロシア人の負けん気には舌を巻いていた。子どもの遊びでも、「だるまさんが転んだ」のように合図で動きを止めるゲー…
『#民主主義って?』<2022年10月12日(水)> 若者の投票率に『滴一滴(221007山陽新聞)』は思う▼選挙のたびに注目されるのが投票率。特に低いのが若者だ▼9月の岡山県議会でも、議員から高校で期日前投票を行うことも提案された。そうした利便性向上も必要だ。…
『#散歩は五感を磨く』<2022年10月11日(火)> 気ままな散歩を楽しんではいかがかと『あぶくま抄(221010福島民報)』は語る▼勝海舟は散歩好き。長崎でオランダ人が歩くのを見てまねたと。当時の日本、用もなく歩き回るのは良くない行為と▼江戸に戻ると、市中…
『#スポーツの日』<2022年10月10日(月)> きょう10月10日は何の日。『南風録(221010南日本新聞)』はこの日に思う。58年前に東京オリンピックが開幕した日、「体育の日」であった。祝日は10月第2月曜日に移され、おととしから「スポーツの日」と。語呂合わせ…
『#ノーベル平和賞』<2022年10月9日(日)> 今年のノーベル平和賞に『筆洗(221009)』は思う▼ソフトクリーム、アイスとコーンの組み合わせが生まれたのは1904年、米セントルイス万国博覧会▼出店したアイスクリーム屋は大繁盛、アイスを入れる紙皿が足りなくな…
『#二枚舌』<2022年10月8日(土)> 山際大志郎・経済再生担当相の日々の弁に『余録(222008)』は思う▲平気で矛盾したことを言う「二枚舌」は、相反することを人に語り、仲たがいさせる仏教語「両舌」に由来するといわれる。「悪口」などとともに、十悪とされ…
『#自分の手で』<2022年10月7日(金)> またノーベル賞に選ばれなかったのは残念だ。『天風録(221007中國新聞)』は村上春樹さんのデビュー、そして万年筆を思う▲「職業としての小説家」によれば作家となる原点は44年前。野球観戦中に「僕にも小説が書けるか…
『#配属ガチャ』<2022年10月6日(木)> 来春卒業予定者の採用内定式が始まっている。『編集日記(221006福島民友)』は新人社員の配属に思う▼近ごろは入社後の配属先の当たり外れを、「配属ガチャ」と言う▼希望する職種に、良い上司に恵まれたら「当たり」、意…
『#山積みの課題』<2022年10月5日(水)> 忖度文化の霞が関に『小社会(221003高知新聞)』は思う。安倍元首相の国葬の陰で大きな話題にはならなかったが、どうも気にかかる。文部科学省が全国の教育委員会などに、拉致問題関連の蔵書を図書館に充実させるよう…
『#コスモス』<2022年10月4日(火)> 秋の花、コスモスから『天声人語(220927)』は環境問題を思う▼コスモスは宇宙を指す言葉でもある。どちらも、ギリシャ語の「秩序」「調和」がもと。整然と並ぶ花びらの美しさからその名▼<秋桜見てをり吾もい揺れてをり>(…
『#飲み過ぎと感染予防に気をつけて』<2022年10月3日(月)> 10月1日は「日本酒の日」であった。『有明抄(221001佐賀新聞)』は酒を思う◆BS番組「酒場放浪記」、登場するのは東京近郊の店がほとんどで、行けるわけではない。それでも、なぜか見てしまう◆こ…
『#豆腐の日』<2022年10月2日(日)> 今日の「豆腐の日」に『正平調(221002神戸新聞)』思う◆将棋の対局会場、絹ごしの豆腐料理が出された。誰かが「うまい」、東京出身の名人は「豆腐は江戸の木綿ごしにかぎるよ」◆すかさず、広島出身の対戦相手「あんたら江…