『#動かない歯車』

『#動かない歯車』<2022年5月31日(火)>
 強権国家に女性リーダーが少ないと『雷鳴抄(220531下野新聞)』は語る。5月15日は、女性参政権運動を率いた市川房枝の誕生日だった。1946年の衆院選で女性議員39人(全衆院議員の8.4%)。その割合はいまだに1割に満たない▼ロシアのウクライナ侵攻で、西側陣営の外交が活発化し、世界の政治の風景が一変しつつあることに気付く。女性リーダーの多さ▼最近訪日したニュージーランドの首相、フィンランドの首相。NATOに加盟申請したスウェーデン首相も女性▼先進7カ国(G7)では英国、ドイツ、カナダの外相が女性。フランスでは2人目となる女性首相。歯車は音を立てて前に回っている▼一方プーチン政権に女性は極めて少ない。中国や北朝鮮にも女性リーダーはいない。「強権国家」に少ないのは偶然か。強権国家でもない日本は?▼「平和なくして平等なく、平等なくして平和なし」(市川)。せっかく平和を獲得しているのだから、男女の平等も早く達成したい。
 (私たちは)このデカイ古い歯車をこのまま回していて良いのか。古い歯車で回っている日本の政治。それを支えているのは古い頭の国民。年取って、油切れで動いていないことにも気づかなくなっていようか。平等にみんなで社会を回す努力をする必要がないでしょうか。
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