2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『2060年までは世界は終わらない』

『2060年までは世界は終わらない』<2019年7月31日(水)> ニュートンは「2060年までは世界は終わらない」と予言した。『余録』(190731)、今回の小惑星の接近に、これを思う。「ニュートンは記す。現代人が『ひそやかに来る終末』で想像するのは地球環…

『思い込みで甘く見ず、金メダル級の暑さ対策を用意したい』

『思い込みで甘く見ず、金メダル級の暑さ対策を用意したい』<2019年7月30日(火)> 思い込みは気をつけようと『筆洗』(190729)は語る。その昔、是枝監督がスリランカで日本のカレーを出したら「現地の人は『うまい、うまい』。・・・日本のカレーライスは本場のカ…

『長時間通勤から会社員を解放するというなら、五輪市民参加の輪ももっと広がっていく』

『長時間通勤から会社員を解放するというなら、五輪市民参加の輪ももっと広がっていく』<2019年7月29日(月)> 「会社や学校までの通勤・通学時間は首都圏が一番長く平日平均で1時間半を超え」(総務省)。『余録』(190729)は、オリンピック対策としてのテレワ…

『どっちつかずの道化者か?』

『どっちつかずの道化者か?』<2019年7月28日(日)> 中東・イラン沖ホルムズ海峡の有志連合構想に『筆洗』(190728)は日本政府の対応を思う。戦国の世、斎藤道三とその嫡男である斎藤義龍による親子決戦で、「義龍はこんな命令を出す。『自分に忠誠を誓う者は…

『投げすぎによる故障を防ぐためという監督の決断』

『投げすぎによる故障を防ぐためという監督の決断』<2019年7月27日(土)> 大船渡高校の野球部監督の選手起用に賛否、これを『筆洗』(190727)は人見絹代さんの話から始める。御存じ彼女の功績と短い人生をどう考えようか。「この身はここで砕けても、勝ちたい…

『彼は英国のトランプだ』

『彼は英国のトランプだ』<2019年7月26日(金)> 「人を見るには、仲間を見よ」。『筆洗』(190726)は、イソップの寓話を紹介する。怠け者は、怠け者に寄っていく。「英国でボリス・ジョンソン氏が新首相に就任した。首相に決まったとき、すかさずツイッターで…

『ようやくやって来る令和の夏だ』

『ようやくやって来る令和の夏だ』<2019年7月25日(木)> 長梅雨に『余録』(190725)は思う。「きのう梅雨明けした地方はみな昨年より15日遅い盛夏到来という。涼しさに慣れた身には突然の炎暑による熱中症が心配である。ふだん元気な人の病気を『鬼の霍乱』…

『得票がゼロとなっていた不自然さに市民の指摘があるまで気づかなかった』

『得票がゼロとなっていた不自然さに市民の指摘があるまで気づかなかった』<2019年7月24日(水)> 富士宮市選挙管理委員会は比例代表の集計作業の誤りを『筆洗』(190724)は思う。話は日米開戦の日に遡る。この日、「軍からラジオ局に対し、その日の放送につい…

『明日待子さんが亡くなった。九十九歳』

『明日待子さんが亡くなった。九十九歳』<2019年7月23日(火)> <新宿のムーラン・ルージュのかたすみにゆふまぐれ居て我は泣きけり>。『筆洗』(190723)は斎藤茂吉の思いを紹介する。茂吉は明日待子さんの大ファン。彼女は新宿ムーラン・ルージュで活躍、ア…

『世の中に想像を超えた蛮行をためらわない人間がいるという事実』

『世の中に想像を超えた蛮行をためらわない人間が、やはりいるという事実が今は重い』<2019年7月22日(月)> 京都アニメーションの放火事件に『筆洗』(190719)は思う。「人間のものと思えない悲惨な事件はどうしてなくならないのか。ギリシャの神話は、獣をつ…

『投票に時間を使えるありがたさを思う』

『投票に時間を使えるありがたさを思う』<2019年7月21日(日)> 参院選の投票日、『筆洗』(190721)は億劫がらず、投票に行こうと語る。「本日の投票に【億劫】とはさすがにおっしゃりにくいだろう。・・・投票所に行くのが億劫。どの候補がどんな政策を訴えている…

『「帰れ! 帰れ!」、否「正気にかえれ!」』

『「帰れ! 帰れ!」、否「正気にかえれ!」』<2019年7月20日(土)> 米国大統領の発言に、支援者たちは「センド・ハー・バック」の大合唱。『春秋』(190720)はこれに正気にかえれと言う。「ニュース映像からも異様さが伝わってくる。かくも差別意識に満ちた『…

『低温で長雨の「梅雨寒」が続き、夏キノコの代表格ヤマドリタケモドキも育たない』

『低温で長雨の「梅雨寒」が続き、夏キノコの代表格ヤマドリタケモドキも育たない』<2019年7月19日(金)> 北杜市の「レストラン亜絲花」のシェフ、藁谷和紀さんを『春秋』(190718)は紹介する。「八ケ岳周辺では6月後半の梅雨入りがシーズンの始まりだ。土中で…

『煎餅屋ばかり照降りなしに売れ』

『煎餅屋ばかり照降りなしに売れ』<2019年7月18日(木)> 梅雨寒の続く東京、『筆洗』(190718)はある川柳を紹介する。「<煎餅屋ばかり照降りなしに売れ>。・・・照降町・・・その名の由来・・・下駄と傘、雪駄を売る店が集まっていたそうで雪駄屋は空を見上げて『照れ…

『梅雨冷えのサラダのトマト赤きかな』

『梅雨冷えのサラダのトマト赤きかな』<2019年7月17日(水)> 「26年前の天候不順による“米騒動”を思い出された方もおられよう」。『余録』(190717)は梅雨寒を思う。「東京地方では今月前半の日照時間は平年の1割に満たない。・・・梅雨寒が気になるのは、関東…

『ビートル(VW)、どこか人間っぽさを感じさせた』

『ビートル(VW)、どこか人間っぽさを感じさせた』<2019年7月16日(火)> 「カブトムシ」の生産が終了した。『筆洗』(190715)はこれを思う。「米国では『虫』、フランスでは『テントウムシ』、タイでは『小さなカメ』、イラクになると『カエル』で、グアテ…

『自由・平等・友愛』

『自由・平等・友愛』<2019年7月15日(月)> 昨日(7月14日)はパリ祭、バスチーユ監獄襲撃の日から230年。『余録』(190714)は時代とともに変わりゆく世界の価値観を思う。1930年代のクレールの映画「巴里祭」に「『ふらんすへ行きたしと思へども/ふらんすは…

『よき敗者たれ』

『よき敗者たれ』<2019年7月14日(日)> 酒場で一献傾け、プロ野球談議。「おまえが打たなきゃ誰が打つ」の歌詞が教育上よろしくないのか。『春秋』(190714)は世の思いを紹介する。「『そもそも誰も打たないし』……。前半戦を終え、5位という成績もあるのだろう…

『6月からは「千と千尋の神隠し」が公開され、ディズニーの新作を上回る人気ぶりだ』

『6月からは「千と千尋の神隠し」が公開され、ディズニーの新作を上回る人気ぶりだ』<2019年7月13日(土)> 日中のアニメを『余録』(190713)は思う。「アジア初の長編アニメ映画は・・・41年に上海で公開された『西遊記 鉄扇公主の巻』・・・翌年、日本で公開され…

『はやぶさ2に感謝』

『はやぶさ2に感謝』<2019年7月12日(金)> 「付喪神」か「はやぶさ2」。『余録』(190712)は「宇宙を32億キロも旅すれば小惑星探査機も神秘的な霊力を宿らせるのか。・・・神がかったような完璧なミッション達成・・・前回の着陸ですでに地表の試料採取に成功し…

『ドローイング』

『ドローイング』<2019年7月11日(木)> 「東大は6月から専門家を講師にドローイング(デッサン)の授業を始めた」と、『春秋』(190711)はその必要性を述べる。「ミケランジェロとレオナルド・ダ・ヴィンチはともにデッサンを重視した。・・・三菱一号館美術館で…

『首相の控訴断念の判断は当然。それでも、不承不承に見える』

『首相の控訴断念の判断は当然。それでも、不承不承に見える』<2019年7月10日(水)> 「元ハンセン病家族族への賠償を国に命じた熊本地裁判決に対し安倍晋三首相は昨日、控訴を断念する方針を表明した」ことについて『筆洗』(190710)は語る。「ご家族のご苦労…

『雨後のたけのこみたいに「○○ペイ」が乱立している』

『雨後のたけのこみたいに「○○ペイ」が乱立している』<2019年7月9日(火)> 「セブンペイ」のセキュリティー問題、『春秋』(190709)は焦るなと。まずはゲーテの言葉「焦りは過ちを増し、後悔は新しい後悔をつくる」。「焦っているのはセブンばかりではなさそう…

『映画は、人びとの夢を育む。だからこそ、虚構の中でも多様性を重んじるべきだ』

『映画は、人びとの夢を育む。だからこそ、虚構の中でも多様性を重んじるべきだ』<2019年7月8日(月)> ディズニー映画は変わった。『春秋』(190708)は「アラジン」や「リトル・マーメード」から思う。「アラジン」、「新作のヒロインは白馬の王子を待つのでは…

『「自分を産んだ罪」で両親を裁判に訴える』

『「自分を産んだ罪」で両親を裁判に訴える』<2019年7月7日(日)> 難民問題に係り映画「存在のない子供たち」から『余録』(19070)は考える。「エルサルバドル人親子の悲劇・・・報道写真が見る者の胸に迫る。4年前、トルコの海岸に打ち上げられたシリア難民男児…

『ねえパパ、男の人も大統領や知事になれるの?』

『ねえパパ、男の人も大統領や知事になれるの?』<2019年7月6日(土)> フィンランド「モダン・ウーマン」展の開幕で話されたエピソードを『春秋』(190706)は紹介する。「『ねえパパ、男の人も大統領や知事になれるの?』。・・・知事はハンネレ・ポッカさん、国…

『そしてとりわけ、あなたの仕事について興奮に身を任せてはいけない』

『そしてとりわけ、あなたの仕事について興奮に身を任せてはいけない』<2019年7月5日(金)> 「交渉という任務には不愉快な相手の愚鈍、不誠実、野蛮、または自惚(うぬぼ)れに直面する時もあるが、交渉者は怒りを示すことを避けねばならない」。『余録』(190…

『「ピノキオ効果」、人が嘘をつくとき鼻の周辺の体温が上がる』

『「ピノキオ効果」、人が嘘をつくとき鼻の周辺の体温が上がる』<2019年7月4日(木)> 「参院選公示日に『嘘』の話題とは皮肉がすぎるか」。『筆洗』(190704)、先ずは「米大統領のトランプさんは昨年、一日あたり十五個の嘘や誤ったことを口に・・・米国のある調…

『淫雨(いんう)』

『淫雨(いんう)』<2019年7月3日(水)> 「三日以上降り続くのが『霖雨』、十日以上になると『淫雨』と呼ぶらしい」。『筆洗』(190703)は南九州での長雨を思う。「心配なのは暖気が梅雨前線に入り込んだ影響による九州南部の豪雨である。・・・鹿児島市では世界…

『「子ども食堂」、貧困家庭の子どものためだけでなく、地域の交流拠点として進化している』

『「子ども食堂」、貧困家庭の子どものためだけでなく、地域の交流拠点として進化している』<2019年7月2日(火)> 「困っている人ほど助けを求めないことがある」。『余録』(190701)は続ける。「どうしていいかわからず、どこに何を求めたらいいかわからないか…