2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『竜の目を最後に描き入れ、飛翔(ひしょう)させた・・・』

『竜の目を最後に描き入れ、飛翔(ひしょう)させた、鉄腕の花道を拍手で送る。』 「毎日、投げるのが怖かった」。『筆洗』(180930)は岩瀬仁紀投手を称える。「抑え投手の草分け的存在である、ローリー・フィンガーズがこんなことを語っている。『救援投手に…

『サンマータイム』

『サンマータイム』 1929年6月27日の帝国議会、「サンマータイム制度を設けたい」と呼びかけたが、張作霖爆殺事件の処置をめぐり田中内閣は総辞職し、サンマータイム構想は吹き飛んだと『余録』(180929)。そして、「占領期の夏時間は不評で講和ととも…

『皮はパリッと香ばしく中身は柔らかいビゴさんのパン』

『皮はパリッと香ばしく中身は柔らかいビゴさんのパン』 「パンの神様」が亡くなった。『筆洗』(180924)は、「パンの神様」、フィリップ・ビゴさんの生前を伝える。日本人は松本清張の『礼遇の資格』のフランスパン、硬いフランスパンをイメージしていたが、…

『グテレス国連事務総長は「多国間の協調が最も必要な・・・』

『グテレス国連事務総長は「多国間の協調が最も必要なときに攻撃にさらされている」と』 「トランプ米大統領が国連演説で「わが政権は米国史上のほぼすべての政権より多くを成しとげた」と言った時に起きた会場の失笑」。『余録』(180927)は、トランプ政権を…

『今年は大流行の兆しがある』

『今年は大流行の兆しがある』 風疹の大流行の兆しがあると国立感染症研究所が発表。『余録』(18096)は、風疹への予防を訴える。ヤンキースやエンゼルスに所属していたのカーティス・プライドという外野手は、胎児のときに母の風疹が原因でほとんど耳が聞こ…

『おまわりさん、いつでも戦えるための警戒は・・・』

『おまわりさん、いつでも戦えるための警戒は怠らずに構えよ』 「市民を守り、自分もけがをしてほしくない。そう語っていた教官の危惧が、またも現実になってしまった」。『春秋』(180925)は交番について思う。「日本の交番制度は良好な治安を支えるシステム…

『彼岸花の赤から陰影が完全に消えたら、ごんぎつねの・・・』

『彼岸花の赤から陰影が完全に消えたら、ごんぎつねの悲しみも伝わらなくなるだろう』 「彼岸花を見ると新美南吉の童話「ごんぎつね」を思い出す」。『余録』(180924)はお彼岸の時期にあたり、日本の墓地事情を思う。彼岸花」が「墓地に植えられたのは土葬の…

『カツカレーの乱』

『カツカレーの乱』 「私は悲しい。この中でカツカレーをただ食いした人がいる。心当たりのある議員は正直に手を挙げなさい」。『筆洗』(180923)は安倍陣営の決起集会に出されたカツカレーの数が国会議員票の投票数と合わないことについて語る。「『カツカレ…

『防疫の垣には穴のなきよう心してほしい。』

『防疫の垣には穴のなきよう心してほしい。』 「岐阜市で確認された野生のイノシシの豚コレラ感染を受け、岐阜県は養豚場などへのイノシシの侵入を防ぐ電気柵の貸与を始めた」と『余録』(180922)は伝える。その昔は「鹿垣、猪垣などと書く『ししがき』は田畑…

『スポットライトは、舞台の厳しさをわきまえた者・・・』

『スポットライトは、舞台の厳しさをわきまえた者だけに当たる』 本日は、やはり、自民党総裁選についての話題である。『筆洗』は、羽生善治さんの「棋は対話なり」から話を展開し、「国民の考えに近い地方票が安倍さんをためらったという『一手』に対し『う…

『私は月に行くことにした』

『私は月に行くことにした』20日(木)> 前沢友作氏は、ロケットの全席を買い取り、月周回旅行をするという。『余録』(180920)はこれに思う。その昔、シラノ・ド・ベルジュラックの物語は「朝露を集めていくつものガラス瓶に入れ、体の回りにくくりつけた。太…

『保護主義によって大恐慌が傷口を広げ、世の中が・・・』

『保護主義によって大恐慌が傷口を広げ、世の中が殺伐としていた時代である。遠い昔の物語だろうか』 今の中米の貿易戦争に、戦間期の大恐慌を迎える前のブロック経済を想う『春秋』(180919)。「1930年6月、この悪名高きスムート・ホーリー法は成立した。各…

『ベルリン・マラソンで世界記録が出たが』

『ベルリン・マラソンで世界記録が出たが』 「ベルリン・マラソンで世界新記録となる二時間一分三十九秒」。『筆洗』(180918)はこの記録は今後どうなるのかと、カナダの研究者の研究を紹介する。「代謝能力や有酸素運動の持続能力、記録更新のペースを考えれ…

『一茶も毒キノコの美しさに化かされたことがあったのか』

『一茶も毒キノコの美しさに化かされたことがあったのか』 「毒の成分が分かっているのもほんの一部にすぎない。キノコの世界は奥が深い」と『産経抄』(180917)は注意する。「今月9日、日光の男体山で採ったキノコを食べた栃木県内の男女4人が、吐き気や嘔…

『少年院にいるブラジルの少年たちは「ここで初めて・・・』

『少年院にいるブラジルの少年たちは「ここで初めてニホンゴ習った」と』 「10年以上前に訪ねた関東の少年院はブラジルの少年たちであふれていた」。『春秋』(180916)は、海外からの労働力受け入れに疑問を投げかける。「助っ人と頼まれた日系人も、その多く…

『100年に1度とされた「リーマン・ショック」から・・・』

『100年に1度とされた「リーマン・ショック」から10年を経た』 「100円でポテトチップスは買えますが……ポテトチップスで100円は買えません」。『春秋』(180915)は、このCMは「全ての商品と交換できるお金の特殊な性質を言い当てていたように思う」と。「…

『ウラジオストクという名称はロシア語で「東方を支配する街」・・・

『ウラジオストクという名称はロシア語で「東方を支配する街」「東方を征服せよ」』 プーチン大統領が毎年、ウラジオストクにて、経済フォーラムを主催してる。この地は、中国では「干しナマコの高台」であったが、ロシア名でウラジオストク、ロシア語の意味…

『備えが足らぬままに電気頼みの生活は加速した』

『備えが足らぬままに電気頼みの生活は加速した』 「1987年7月23日午後、折からの猛暑で電力需要が急増、複数の変電所がダウンして影響が280万戸に及んだのだ。最大3時間余で復旧したが、バブル真っ最中の日本はしばしの『暗黒』を体験した」と『春秋』(18…

『開会式でイルカのショーを披露したところ、・・・』

『開会式でイルカのショーを披露したところ、国際セーリング連盟が「残念に思う」と非難する声明を発表した』 セーリング・ワールドカップ江の島大会の開会式でのイルカのショーは要らなかった。『筆洗』(180912)は語る。「知能の高いイルカを見せ物にするこ…

『「NAOMI」はヘブライ語で、「喜び」を意味し・・・』

『「NAOMI」はヘブライ語で、「喜び」を意味し、聖書にも登場する女性の名前』 「『ナオミ』という女性の名前は日本以外でも一般的でよく耳にする」。『筆洗』(180911)はテニス全米オープン女子に優勝した大坂なおみ選手の名前である「なおみ」について…

『スマホから目を上げれば、同じ地域で生きる仲間・・・』

『スマホから目を上げれば、同じ地域で生きる仲間がいる。外からの支援も届く。』 「スマートフォンが目に入ると、たとえ画面を見なくても記憶力や思考力が落ちる」。そんな研究結果があると『春秋』(180907)は伝える。そして、スマホは「災害となれば、被害…

『人への思いが人を現場へと突き動かす』

『人への思いが人を現場へと突き動かす』 「『雨ニモマケズ』、この詩は、東日本大震災の被災地に駆け付けたたくさんのボランティアが胸に刻んだ」。『余録』(180909)は、「被災者のために少しでも力になりたい。その思いが詩と重なる。同じ気持ちで、地震の…

『小中学校の重い荷物、文科省が適切に工夫する・・・』

『小中学校の重い荷物、文科省が適切に工夫するよう求める通知を出す?』 小中学校の重い荷物に文科省が教育委員会に適切に工夫するよう通知を出すことに、『筆洗』(180905)は語る。「ジャンケンで負けた子が友だちのランドセルも電柱十本分の距離だけ運ぶと…

『災害列島の住民のスクラムで応じるしかないだろう』

『災害列島の住民のスクラムで応じるしかないだろう』 「アイヌ語で地震はシリシモイエという」。『余録』(180907)はアイヌ語から地域名の由来を思う。「札幌市の豊平はトイ・ピラ(崩れた・崖)、弟子屈(てしかが)町の美留和(びるわ)山の名の由来をたど…

『権力の座をつかんだ者のおごりがあらわなひと幕』

『権力の座をつかんだ者のおごりがあらわなひと幕』 「秀吉と利休」より『春秋』(180906)は朝鮮出兵を危ぶむ利休の言葉に、「権力の座をつかんだ者のおごりがあらわなひと幕」を紹介し、現在を見る。「『3年で雇用と社会保障の改革を進める』。安倍首相は本…

『基地問題は沖縄だけの問題ではない』

『基地問題は沖縄だけの問題ではない』 沖縄知事選、あと1カ月を切った。「県民を分ける米軍普天間飛行場の辺野古移設問題。是非が焦点となる」と『余録』(180902)は、一人語りの芝居『島口説』を紹介する。「本土からの観光客に、離島の苦しい生活や米軍統…

『自分の住む地域の危険を知る備えが何より大切』

『自分の住む地域の危険を知る備えが何より大切』 1959年の伊勢湾台風により5000人超が犠牲となった。台風21号は似た進路を通る。名古屋に住んでいたきんさんぎんさんはお孫ら3人を失ったという。『春秋』(180904)はこの台風に思う。「きょう列島に近づき…

『築地の跡地、事態を複雑にしてきた小池百合子知事・・・』

『築地の跡地、事態を複雑にしてきた小池百合子知事に何か妙手はあるのだろうか』 「来月6日限りで築地は役割を終え、銀座のとなりに広大な空き地ができる」。『春秋』(180903)はパリ中央市場の事例を紹介する。「それが邪魔者扱いされ郊外に移り、跡地にシ…

『宇宙での戦いは「遥かかなたの銀河系」ではなく・・・』

『宇宙での戦いは「遥かかなたの銀河系」ではなく、いつのまにか私たちの頭上の脅威になっていたようだ』 今年の防衛白書が警告。? 『春秋』(180902)は、「どうやら宇宙での戦いは「遥かかなたの銀河系」ではなく、いつのまにか私たちの頭上の脅威になって…

『震災の歴史と二百十日とが交差する防災の日、考え・・・』

『震災の歴史と二百十日とが交差する防災の日、考えうる最悪の災害への備えに思いをめぐらす機会でもある』 「日本人はこの日をつねに不安とともに待つ」。『余録』(180901)はフランスの詩人のクローデルの「二百十日」の説明を紹介する。「この日は稲の収穫…