2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧
新たな連立政権に『あぶくま抄251025』は思う▼中森明菜さんのヒット曲「少女A」、♪黄昏れ時は少女を大人に変える―。少し背伸びして引いたルージュを、夕闇が引き立てる▼「黄昏」の語源は「誰そ、彼は」(たそかれは)、「あれは誰ですか」とただす意。転じ…
婚姻数の減少半世紀に『大観小観251025』は思う▼婚姻数は1972年の約110万組をピークに減少を続け、近年は50万組を割り込んでいる。最大の要因は、人口減。が、結婚意識の変化、結婚したくてもできない経済的な理由も大きい。20代の約7割を占める経済的中間…
昨日の日米首脳会談に『筆洗251029』は思う▼「ゴールデンエージ」(黄金時代)という言葉はギリシャ神話などと関係がある。オウィディウス『変身物語』では「金の時代がまず初めに生まれた」▼気候は常春、大地は耕さずとも穀物を生み、乳の川が流れる。兜や…
最近のクマ被害に『筆洗251025』は思う▼キツネ、タヌキ、サル、ウサギ、カメ、ツル…。民話によく出てくるが、秋田県など東北地方の民話を調べると、ほとんど登場しない動物、クマ。『ものと人間の文化史 熊』(赤羽正春)▼マタギらはクマを、人の力ではどう…
きょうからの読書週間に『有明抄251027』は思う◆曽野綾子さんの『太郎物語』の太郎が大学に進む際、マンションの壁の3間分を特注の本棚に。その本棚を1、2年でいっぱいにするという太郎がうらやましかった◆太郎ほどではないにしても、学生時代は本をよく読ん…
柿の日に『国原譜251026』は正岡子規を思う。130年前(1895年)の今頃、子規は奈良に居た。そして「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」を詠んだ。柿が大好物で、食べたのは大和名産の「御所柿)」だったという説も。子規は新聞記者でもあった。この年4月、日清戦争の…
議員定数削減に『明窓251025』は思う。「政治とカネ」問題をすり替えるように急浮上した定数削減に、自民の議員でさえ「いくつかの党で合意したからという性質のものではない」「各党各会派の協議が必要で、進め方は慎重に検討しなければならない」などと。…
昨日、夕方、散歩に出た。落合川上りコースである。いつものように、鳥たちが多くいたが、サギは一羽のみであった。上空や木の中ではヒヨドリが騒いでいた。そして、もっと大きな飛行物体が轟音を挙げて去って行った。
高市早苗政権の発足に『小社会251022』は自民党の金権政治を思う。かつて自民党政治には「ニッカ」「サントリー」なる隠語が存在。総裁選を巡って現金が飛び交い、派閥2派からお金をもらった議員が前者、3派からが後者。「クリーン」で知られた三木武夫元首…
首相指名へのドラマに『筆洗251021』は思う▼テレビ局勤務の知り合いによるとこのところ、政治関連ニュースの視聴率が好調らしい▼「常に観客を苦しませなさい」。サスペンス映画の巨匠ヒチコック監督の言葉▼自民党総裁選では下馬評を覆して高市さんが当選。そ…
ルーブル美術館での強盗団侵入に『余録251021』は思う▲「モナリザを壁から外す」「ノートルダム大聖堂の二つの鐘塔を持ち出す」。20世紀初頭のパリで不可能なことを指す決まり文句。それほど警備厳重なルーブル美術館からモナリザが消えた。1911年8月▲元は要…
ポストシーズンの大谷翔平を『筆洗251019』は思う▼米国の野球には不思議な俗語が数々ある。「ゴールデンソンブレロ」▼1試合で4三振した打者をからかう言葉という▼ドジャースの大谷選手。「ソンブレロ」級の打撃不振に苦しんでいたはずだが、昨日の投打にわた…
鉄道事情に『いばらき春秋251019』は思う▼富山県と長野県の山間部を貫く立山黒部アルペンルート▼ケーブルカー、高原バス、電気バス、ロープウエーなどを乗り継ぎ、展望を楽しむことができる▼そんなルートの発着点である富山地方鉄道の立山線の一部が廃線の危…
貯蓄ゼロ世帯の増加 251018 10月17日の「貯蓄の日」に『いばらき春秋251017』は思う▼日本で貯金が最初に事業化されたのは、国が1875年に東京と横浜で始めた郵便貯金▼「貯蓄の日」に行われる宮中行事の一つで、五穀豊穣に感謝する神嘗祭が由来と。天皇が新米…
10月14日に『滴一滴251014』は思う▼岡山市シルバー人材センター理事長の信木修さんは半世紀ほど前のチケットを今も大切に持っている。1974年10月14日、後楽園球場。「ミスタープロ野球」長嶋茂雄さんの引退試合だ▼大学に行くと「授業を受けている場合じゃな…
2026年版の手帳に『あぶくま抄251013』は思う▼10月に始まるタイプが最近、人気だとか。年明けの計画を事前に立てたい人に重宝される▼スケジュール管理をスマホで済ませる傾向が強まる。手帳の売り上げは減少しているが、すたれぬ良さもある。高橋書店の調査…
イスラエルとハマスの停戦合意に『筆洗251015』は思う▼ライオンと蚊が決闘した。蚊は、毛の生えていない鼻のまわりを狙って攻撃した。この作戦が当たり、ついにライオンは白旗を揚げる(イソップの「蚊とライオン」)▼蚊は喜び、凱歌を上げて飛んでいくが、…
石破首相の戦後80年の所感表明に『日報抄251012』は思う▼斎藤隆夫、翼賛会結成(1940年10月)の半年ほど前に、衆院議員を除名された。その理由となったのが、石破茂首相が言及した「反軍演説」▼斎藤は国会で「聖戦の美名に隠れて…」と国民が多大な犠牲を払う…
石破茂首相の戦後80年の「所感」に『有明抄251013』は平和を思う◆『きけわだつみのこえ』の最後に木村久夫の遺書が収められている。木村は戦犯容疑で1946年、シンガポールで刑死、28歳だった。〈おののきも悲しみもなし絞首台母の笑顔をいだきてゆかむ〉◆「…
高市早苗氏の自民党新総裁就任に『大観小観251011』は思う▼「ガラスの天井」の崩壊につながり、大歓迎すべき出来事だ▼しかし、男女平等思想が彼女をトップにしたのではない。保守、それもタカ派的言動が受け入れられたからだ。待ち受けるのが、トランプ大統…
止まることにない物価高に『滴一滴251008』は思う▼このところの〝寒さ〟には、どの季語が似合うだろうか。物価高がもたらす懐の寒さである。帝国データバンクによると、今月値上げされる食料品は3千品目を超える▼原材料費の高騰に加え、人件費や物流費などの…
終戦の日の1945年8月15日に日本人はどんな思いで星を眺めていたのだろうと『日報抄251008』は思う▼心中を推し量るのは難しい。悲しみか、悔しさか。安堵だったか▼天文学者、カール・セーガン博士の伝記絵本「星のこども」に「わたしたちは『星のこども』なの…
衣替えの時期に『北斗星251007』は思う▼10月はその時期だが、その傾向は近年、薄れつつあるようだ▼それでも、そろそろ夏服から秋・冬物へ。気になったのが、このところまったく着ていない服があること。処分が妥当だと思う一方、愛着もあるしと二の足を踏ん…
やっと秋か。散歩の歩き方がダラダラからサッサになった。汗が流れ出ることがなくなり、滲む程度だ。川を荒らす子どもたちがいなくなり、鳥たちものんびりだ。こちらはのんびりしていられない。飛んでくる自転車避けながら、夏に貯めた体重を落とすために、…
高市早苗氏の自民党総裁に『天風録251005』は思う▲鳥取県に変わった創作かるたがある。「人生思い込みかるた」。これまでの経験や家庭のしつけから、無意識に「そういうもんだ」と思い込んでいることはないか。気付くための教材らしい▲こんな読み札がある。…
東京都交響楽団定期演奏会/指揮:ヨーン・ストルゴーズ(東京芸術劇場) ①ベートーヴェン・ヴァイオリン協奏曲ニ長調/ヴァイオリン:ヴェロニカ・エーベルレ ②シベリウス・交響曲第3番ハ長調 東京芸術劇場、改装されて初めて入った。どこが変わったのか。さ…
地方の駅弁の経営難に『春秋251004』は思う▼高度成長期には駅弁がもてはやされた。旅を楽しむゆとりが生まれ、若者たちも家族連れも、沿線の珍しい弁当を競って求めたのである▼このころ、日本鉄道構内営業中央会には400社あまりが加盟していた▼それが、コン…
自民党の新しい総裁に『水や空251004』は思う▲〈探しものは何ですか? 見つけにくいものですか?…〉(井上陽水「夢の中へ」)▲きょう10月4日は「探し物の日」▲コクヨが2022年に実施したアンケートによると、働く人は一日のうち平均13.5分を探し物に費やして…
少しずつ姿を消しつつあるらしいと『有明抄251002』は自販機を思う◆17世紀初め、英国で「正直箱」なる発明。箱の上部にコインを入れると、留め具がはずれてふたが開き、たばこを中から取り出せる◆自販機が当たり前のように屋外に置かれた現代日本の風景は、…
コーヒー(10月1日)の日に『有明抄251001』は思う◆作家の城山三郎さんは、造語の「一日一快」を提唱。一日に一つでも爽快だ、愉快だと思えることがあれば、その日を自分らしく生きたと慰めることができるのではないかと◆時間に追われ、慌ただしく毎日が過ぎ…