『#梅雨のはしり』

『#梅雨のはしり』<2022年5月10日(火)>
 「梅雨のはしり」に『地軸(220510愛媛新聞)』は思う。ひょっとすると本当に梅雨入り? 昨年の四国の梅雨入りは、5月12日だった。梅雨明けは7月19日で、期間は68日間。西日本豪雨のような災害につながる雨が末期に多いのは確かだが、5月だって油断は禁物。松山の昨年のデータを見ると、中旬までに「大雨」が3日もあった。来月1日から気象庁の予報に新顔が加わる。局地的に大雨を降らせる「線状降水帯」の発生を、半日前に知らせる仕組み。余裕を持って避難できるようになるのは大きい。「九州北部」など広範囲の予報を皮切りに、2年後に都道府県、2029年に市町村単位まで絞るという。情報の種類がただ増えて、混乱を招くようでは本末転倒。防災・減災に重きを置く愛媛県。先頭を走るには、官民一体の取り組みが不可欠だ。効果的な施策の推進はもちろん、地域や家庭での平時の備えが重要なことは、言うまでもない。
 (自分の)住んでいるところは大した雨ではないと思わず、天気予報に従うことだ。自然の力は私たち人間の予測を超える。用心し早めに安全な所へ避難することだ。今のうちに準備したい。直ぐに動ける人から動けない人まで、どうすべきか、念入りに。山ばかりの日本、雨降りの季節は注意深く。
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