2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『厳しい残暑の折、栄養豊富で新鮮な野菜をたっぷり食べて乗り切りたい』

『厳しい残暑の折、栄養豊富で新鮮な野菜をたっぷり食べて乗り切りたい』<2020年8月31日(月)> きょうは野菜の日、『余録(200831)』は野菜を思う。「今年は7月の長雨と日照不足、8月に入ってからの猛暑で野菜の受難が続いている。東京の市場での7月の国産…

『世の中悪いことばかりではない』

『世の中悪いことばかりではない』<2020年8月30日(日)> この3月以降の自宅での生活等を『天声人語(200830)』思う。「キュウリの成長がこれほど速いとは・・・一方でトマトは真っ赤になるまで何日も待たされる・・・スーパーに同じようなものがいつも並ぶことが、…

『いかなる政策を実行するにせよ、常に民意の存するところを考察すべし』

『いかなる政策を実行するにせよ、常に民意の存するところを考察すべし』<2020年8月29日(土)> 各紙、退陣を表明した安倍首相に労うとともに、もの申す。『天声人語』は「民意はどこへやら、首相に近い人物があれやこれや厚遇を受ける疑惑がいくつも浮上。『…

『悲しき「日本モデル」』

『悲しき「日本モデル」』<2020年8月28日(金)> 「感染した人を責めず、励ましを」。『春秋(200828)』は萩生田光一文部科学相の子どもたちに向けたメッセージを思う。「『人類は、これまで、疾病、とりわけ感染症により、多大の苦難を経験してきた』。1998年…

『11月の第1月曜日の翌日の火曜日』

『11月の第1月曜日の翌日の火曜日』<2020年8月27日(木)> 米大統領選の郵便投票に『余録(200827)』は思う。郵便投票は南北戦争に始まる。「兵士の投票権をどう確保するか。導入されたのが郵便投票だった。・・・1世紀半を経てコロナとの戦いに苦戦する米国に…

『グラタンを知らなかった会津出身の青年』

『グラタンを知らなかった会津出身の青年』<2020年8月26日(水)> 渡部恒三さんの死去に『筆洗(200826)』は思う。「上京後、初めて食べたグラタンだとおっしゃっていた・・・『世の中にはこんなうまいものがあるのかと思ったねえ』。三十年近く前、深夜の九段議員…

『世界で男女格差が解消されるには、99・5年かかると予測』

『世界で男女格差が解消されるには、99・5年かかると予測』<2020年8月25日(火)> 明日は、米国の女性参政権獲得から100年、『余録(200825)』は男女格差の現実を思う。「いまから100年以上前・・・首都ワシントンで、女性参政権を求めた大規模なパレードが…

『星に願いを!?』

『星に願いを!?』<2020年8月24日(月)> 今日は旧暦7月6日、『春秋(200824)』は星空に思う。「『文月や六日も常の夜には似ず』(松尾芭蕉)・・・天頂に近いこの2つの星から、東南の方へ目を転ずる。・・・木星と土星の方は、年末にかけ、どんどん距離を縮めていく…

『怪談より怖い映画館の現状』

『怪談より怖い映画館の現状』<2020年8月23日(日)> 「夜中にひとりで見ていたら、やっぱり怖くなった」と『春秋(200823)』。「1959年封切り、中川信夫監督の『東海道四谷怪談』である。・・・Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、U-NEXTなどなど、ネットの動…

『証人等買収罪』

『証人等買収罪』<2020年8月22日(土)> 3年前に「テロ等準備罪」の当否で大もめにもめた末、改正組織犯罪処罰法が施行された。この際に同時に盛り込まれた「証人等買収罪」の適用されたのが現職の国会議員であることに『春秋(200822)』は思う。「選ばれた優秀…

『ウィズコロナ時代の大学キャンパスの新しいかたちは』

『ウィズコロナ時代の大学キャンパスの新しいかたちは』<2020年8月21日(金)> オンライン授業が続く大学、学生の不安は続く。『余録(200821)』は我が国の知の未来を思う。大学は「『無知を憎む人が知る努力をし、真実を知る人がそれを伝えようと力を尽くして…

『今日は「世界蚊の日」』

『今日は「世界蚊の日」』<2020年8月20日(木)> 「毎年、最も多くの人間を殺す生き物は何か」。『春秋(200820)』はクイズを出す。それは「蚊」である。本日は「世界蚊の日」、1897年の本日、英国のロナルド・ロスがメスのハマダラカに刺されるとマラリアに感…

『がんばろう(G)・大丈夫(D)・ポジティブに(P)』

『がんばろう(G)・大丈夫(D)・ポジティブに(P)』<2020年8月19日(水)> 2020年4~6月期のGDPの速報値に『筆洗(200819)』は、1980年代の日産の入社試験のエピソードを思い出す。「『GNPとは何か』と問われた学生が大声で、『がんばれ(G)・日産(N…

『雇用の悪化をどうする』

『雇用の悪化をどうする』<2020年8がち18日(火)> 今の不況、遊びの経済との関連を『天声人語(200818)』は改めて思う。ホイジンガーは「ホモ・ルーデンス」と言った。日本の4~6月の実質GDPの落ち込みは、GDPの半分以上を占める個人消費の落ち込みである。コ…

『戦後何年たとうが被害者たちの戦争に終わりは来ない』

『戦後何年たとうが被害者たちの戦争に終わりは来ない』<2020年8月17日(月)> 「6歳になって間もない輝子ちゃんの左脚は爆弾でちぎれた」。鹿児島県薩摩川内市の安野輝子さん(81)の運命を『余録(200816)』は思う。「75年前の8月、もし戦争が続いてい…

『近ごろ、ああいう甘くない二枚目俳優を見ない』

『 近ごろ、ああいう 甘くない二枚目俳優を見ない』<2020年8月16日(日)> 渡哲也さんが七十八歳で亡くなった。『筆洗(200816)』は渡さんを想う。「病やけがに悩まされた。NHK大河ドラマ『勝海舟』は途中降板。映画『仁義なき戦い』の広能役は当初、菅原文…

『民主政治の原則』

『民主政治の原則』<2020年8月15日(土)> 終戦時の文書焼却について、『余録(200815)』は思う。「終戦時の文書焼却は軍だけでなく、内務省、外務省などでも行われ、市町村の書類にも及んだ。・・・明治国家は軍人や役人の戦争責任を煙に変えた炎とともに滅んだ。…

『紫外線の有益・有害』

『紫外線の有益・有害』<2020年8月14日(金)> 連日の猛暑、『天声人語(200814)』は紫外線に思う。「1801年に発見されて以来『有益』と『有害』の間を行き来してきた。たとえば1930年代には日光浴がブーム・・・熱はいっとき冷めるが、その30年後、小麦色の肌は再…

『「黒い雨」への線引き』

『「黒い雨」への線引き』<2020年8月13日(木)> 「『ソクラテスの弁明』ではないが、毒杯を飲む心境」。広島市長の松井一実氏の昨日の会見に『春秋(200813)』は思う。「『黒い雨』を浴びた住民を被爆者と認定した広島地裁の判決に、控訴する方針を表明・・・苦渋…

『テディベア誕生は政治腐敗を一掃する機運と』

『テディベア誕生は政治腐敗を一掃する機運と』<2020年8月12日(水)> あと3か月足らずで米大統領選、候補二人のどちらが就任しても史上最高齢である。では最年少は?と『春秋(200812)』。セオドア・ルーズベルトの42歳。彼は、日露戦争仲裁でのノーベル平和賞…

『コロナ以降、袋入りインスタントラーメンの売れ行きが伸びた』

『コロナ以降、袋入りインスタントラーメンの売れ行きが伸びた』<2020年8月11日(火)> 現政権は経済繁栄が柱であるが、その柱の先行きは不安。『余録(200811)』は我々の暮らしを思う。「1960年にはやった言葉は『インスタント時代』・・・家事の負担が減り、…

『無舌の境地で、心で語る政治は』

『無舌の境地で、心で語る政治は』<2020年8月10日(月)> あす11日は三遊亭円朝忌、今年は没後120年となる。『余録(200810)』は円朝を偲ぶ。「『一度心を捉へられた聴客は、泣くも怒るも笑ふも喜ぶも、皆円朝の舌三寸の為るが儘であつた』。円朝が創作自…

『この浦上をして世界最後の原子野たらしめたまえ』

『この浦上をして世界最後の原子野たらしめたまえ』<2020年8月9日(日)> 長崎原爆投下より75年、各紙平和を願う。『天声人語』は、米軍は原爆の破壊力が良くわかるために、既に空爆で破壊されていた東京や大阪を投下目標に選ばなかった。当日、米軍機は小倉に…

『三河の風』

『三河の風』<2020年8月8日(土)> 亡くなられた外山滋比古さんについて『筆洗(200808)』は語る。先ずは『三河の風』、「あるとき、<オカイコさんを見倣って生きていこう>と、心に決めたそうだ。蚕は桑の葉を旺盛に食べて純白の糸を吐く。<秀才といわれた人…

ニュータイプの時代だ

人口減少は「発明の母」と、『春秋(200807)』はジョン・ケリー『黒死病』より読み取る。グーテンベルクの活版印刷技術は人口減少の中、「効率的に本を作りたいというニーズに応えた」。当時の発明は多い。鉱山開発に使う水力ポンプにより少人数で深く掘れる…

『「草木も生えない」と言われた七十五年の月日がたって』

『「草木も生えない」と言われた七十五年の月日がたって』<2020年8月6日(木)> 広島への原爆投下の日、各紙、75年を思う。『筆洗』は「人が落とすおそれが、この歳月にしてなお消えていない核兵器である。手を合わせながら七十五年の人の営みを問うなら、心に…

『大事な言葉』

『大事な言葉』<2020年8月5日(水)> 言葉が戻って来ない。山下洋輔さんは『あすへの話題(200801日経夕刊)』で語る。英語圏ではちょっと肩が触れても「イクスキューズ・ミー」、フランスなら「パルドン」、ドイツでは「エントシュルディゲン」、互いに出る。日…

『道ばたの草にならって生き残りを』

『道ばたの草にならって生き残りを』<2020年8月4日(火)> 「夏の炎天下を歩くたび、思い出す絵がある」と『春秋(200804)』。川端龍子の「夏の草いきれの感じを出したい」と「草炎」。「高温多湿の日本では雑草たちの生存競争がはげしい。この環境が草むしりす…

『どんな修理依頼にも、「できません」とは言わない』

『どんな修理依頼にも、「できません」とは言わない』<2020年8月3日(月)> 菊池寛や宇野千代に愛された万年筆の店を『余録(200803)』は紹介する。「3代目代表、川窪克実さんは話す。・・・どんな修理依頼にも、『できません』とは言わない。・・・戦争で金ペン製造…

『50年前のきょう、初めて歩行者天国』

『50年前のきょう、初めて歩行者天国』<2020年8月2日(日)> 「戦後75年の歩みを考えると」と『余録(200802)』は語る。「四半世紀ごとに時代の節目といえる出来事があった。1970年は大阪万博。95年には阪神大震災にオウム真理教の地下鉄テロ。今年は…