2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『偽りの安息地、レバノンで再生か』

『偽りの安息地、レバノンで再生か』<2020年1月31日(金)> きのう東京地検はカルロス・ゴーンに対して、密出国の協力者3人とともに逮捕状を取った。これを『春秋(200131)』は思う。「レバノン政府は日本への引き渡しを拒み続けるようだから、元会長は生涯ここ…

『国家機密。言わない』

『国家機密。言わない』<2020年1月30日(木)> 政治風刺ジョーク、ソビエト連邦では「フルシチョフはばかだ」と言い懲役22年を受けた。侮辱罪2年と国家機密漏洩20年。さて、『筆洗(200129)』は「桜を見る会」の情報について思う。「招待者名簿の電子データ廃棄…

『アウシュビッツ強制収容所は1945年1月27日に解放され75年』

『アウシュビッツ強制収容所は1945年1月27日に解放され75年』<2020年1月29日(水)> 「『夜と霧』を初めて手にしたときの衝撃を覚えている」と『春秋(200129)』は語る。「犠牲者が残した、おびただしい数の眼鏡や靴や義足。女性たちの大量の髪。そして、うずた…

『武漢に滞在する邦人の救出に思う』

『武漢に滞在する邦人の救出に思う』<2020年1月28日(火)> 武漢に滞在する邦人の救出に、『春秋(200128)』は1985年のイラン・イラク戦争の邦人救出を思い出す。「日本政府の対応は遅れ・・・窮地を救ったのがトルコ政府・・・理由のひとつが伝統的な親日感情。その…

『一度、波に乗れなかったら、その後も乗れない』

『一度、波に乗れなかったら、その後も乗れない』<2020年1月27日(月)> 「就職氷河期」、この世代の正規雇用を3年間で30万人増やす目標を政府は掲げた。『余録(200127)』はこれに申す。「兵庫県宝塚市は30代半ばから40代半ばの人を対象に事務職4人を…

『巨額の借金という負の遺産を国民生活に残す』

『巨額の借金という負の遺産を国民生活に残す』<2020年1月26日(日)> 福田赳夫蔵相は1974年1月、当時の猛烈なインフレを「狂乱物価」と呼んだ。これに対して田中角栄は「東大とか恵まれたところで勉強していた人たちだよ。昭和初期の恐慌のひどさを知ら…

『人間は確率を注意深く計算するようには進化していない』

『人間は確率を注意深く計算するようには進化していない』<2020年1月25日(土)> 南海トラフ地震の津波の確立について、『余録(200125)』は思う。「今後30年以内に静岡、和歌山、高知などの29市町村が5メートル以上の津波に襲われる確率は26%以上、同…

『生きたロボット「ゼノボット」』

『生きたロボット「ゼノボット」』<2020年1月24日(金)> 『フランケンシュタイン』序文でメアリー・シェリーは「人が創世主のまねごとを試みれば恐ろしい結果を招く……」と。『春秋(200124)』は米バーモント大とタフツ大の生きたロボット「ゼノボット」を思う…

暖冬でぼんやりしていられない

『暖冬でぼんやりしていられない』<2020年1月23日(木)> 大寒から立春までが一番寒い時期であるが、暖かい冬が続く。この暖冬を『余録(200123)』は思う。「東京では実際にむこう1週間以上、曇りや雨、雪の日が続く予想で、気温は上がらぬもののまるで冬の梅…

『コロナウイルスなどに負けてたまるか』

『コロナウイルスなどに負けてたまるか』<2020年1月22日(水)> いよいよ春節、新型コロナウイルスについて『春秋(200122)』は考える。「接客担当の従業員にマスクの着用を原則として禁じる小売業もあるという。・・・中国の衛生当局の幹部は、『人から人に感染し…

『地球環境の未来に責任を』

『地球環境の未来に責任を』<2020年1月21日(火)> 火勢が収まらないオーストラリア、その地域の動物たちは苦しんで知る。『春秋(200121)』は問う。「いまその声が聞けるなら、彼らは何を言うだろう。・・・異常気象で史上最も暑く乾燥した昨秋から森林火災が激化…

『ヒーローラッツ』

『ヒーローラッツ』<2020年1月20日(月)> 地雷除去に活躍しているネズミを『余録(200119)』は紹介する。まずは、書き損じた年賀はがきを「カンボジア地雷撤去キャンペーン」へと。そして「2018年度には個人や学校から約595万円分が届いた。・・・不発弾な…

『守備に加えた俊足、好打』

『守備に加えた俊足、好打』<2020年1月19日(日)> 高木守道選手が亡くなった。『筆洗(200119)』は高木選手を偲ぶ。「<高木から広瀬そして谷沢へ>。あるいは<高木から正岡そしてマーチンへ>。・・・二塁手の<高木から…>としたのは得意のグラブトスを思って…

『厚底シューズの使用規制について』

裸で競技した古代ギリシャオリンピック。その裸は初め競争に有利であったかだらだったと『余録(200118)』は伝える。そして、厚底シューズの規制に申す。「 速く走れると評判のナイキの厚底シューズの普及による箱根駅伝の記録ラッシュに驚いていたら、今度は…

『あの朝の衝撃の光景を、思い出さねばならない』

『あの朝の衝撃の光景を、思い出さねばならない』<2020年1月17日(金)> 25年前の今日の阪神大震災、『春秋(200117)』は地震について思う。「『阪神』以後の平成時代は、せきを切ったように震度7が続発した。新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震。・・・いず…

『トリハイがありがたかった昭和は遠くなりにけり』

『トリハイがありがたかった昭和は遠くなりにけり』<2020年1月16日(木)> 「トリハイ」とはトリスウイスキーのハイボールのこと。『余録(200116)』は最近の国産高級ウイスキーの品薄に嘆き、ハイボールを想う。「開高健は・・・語っている。『・・・ニッカならニッ…

『より独立した人生を歩みたいという願いを尊重する』

『より独立した人生を歩みたいという願いを尊重する』<2020年1月15日(水)> 「あなたには想像もできないでしょうね。一日中、自分がしたいことをするの」。『筆洗(200115)』は「ローマの休日」における王女役のオードリー・ヘップバーンのセリフを持ち出す。…

『夜空を見上げるのが、いよいよ楽しみである』

『夜空を見上げるのが、いよいよ楽しみである』<2020年1月14日(火)> オリオン座のベテルギウスがいつになく暗くなっている。『春秋(200114)』は思う。「100年ほど前に観測を始めて以来もっとも暗い、とも伝えられている。超新星爆発を起こす前触れでは――。そ…

『二十歳すぎると時の流れがほんと早いから』

『二十歳すぎると時の流れがほんと早いから』<2020年1月13日(月)> ピンクフロイドの「タイム」に<若い君には人生は長く、有り余るほどだ。だが、ある日、君は十年があっという間に過ぎ去ったことを知る>と。メグ・ジェイ『人生は20代で決まる』に人生で…

国と国とが敵対し武力を使う、それ自体が愚かなヒューマンエラーである

『国と国とが敵対し武力を使う、それ自体が愚かなヒューマンエラーである。』<2020年1月12日(日)> イランのウクライナ旅客機への誤射、『筆洗(200112)』は1983年の旧ソ連のことを思い出す。「ミサイル監視システムの警報が鳴った・・・ペトロフ中佐はそれでも異…

『いまごろ誰かの手先となったその道のプロが、各港の穴を調べ回っているやもしれぬ』

『いまごろ誰かの手先となったその道のプロが、各港の穴を調べ回っているやもしれぬ』<2020年1月11日(土)> 入国審査について『春秋(200111)』は思う。「久しぶりに飛行機・・・空港の保安検査が厳しくなっていた・・・カルロス・ゴーン被告の海外逃亡だ・・・国は大慌…

『現代の国際的な人権基準における「鎖国」』

『現代の国際的な人権基準における「鎖国」』<2020年1月10日(金)> ゴーン被告のベイルートでの記者会見 から『余録(200110)』は日本の司法について思う。「 予想通り日本の司法は非人道的で不公正だと批判し、事件は日産経営陣と検察が仕組んだ陰謀という主…

『敵討ちへの敵討ちは認められない』

『敵討ちへの敵討ちは認められない』<2020年1月9日(木)> イランのイラン国内米軍基地へのミサイル発射に米国が報復を行うかと緊張が走る。『筆洗(200109)』は思う。江戸幕府は、「敵討ちへの敵討ち」は認めなかった。連鎖を恐れてか。トランプ大統領は武力に…

『交通事故死を無くす』

『交通事故死を無くす』<2020年1月8日(水)> 「全国の交通事故による死者は三千二百十五人で過去最少を三年連続で更新」に『筆洗(200108)』は昭和40年代を思う。「昭和の二匹の「怪獣」のことがふと頭に浮かんだ。「ウルトラマン」の「ヒドラ」(一九六六年)…

『「箱か!」。思わずうなった』

『「箱か!」。思わずうなった』<2020年1月7日(火)> 逃亡したカルロス・ゴーン被告の逃亡に『春秋(200107)』は「箱か!と。「子どもの時分のかくれんぼでも、見つからないためのコツは意外性にあった。・・・作戦は緻密で万全だったようなのだが、その苦労の割…

『楽しい旅の実現には観光客と住民が互いに敬う心を持つことが何より大事ではないか』

『楽しい旅の実現には観光客と住民が互いに敬う心を持つことが何より大事ではないか』<2020年1月6日(月)> 観光客の増加がトラブルを招く状況について、『余録(200106)』は申す。「観光を通じた人的交流は相互理解を深める。ただ、観光客と住民の摩擦を放置し…

『紙幣のデザインには時代を象徴するところがある』

『紙幣のデザインには時代を象徴するところがある』<2020年1月5日(日)> タイを訪れた『春秋(200104)』の筆者は、お札がワチラロンコン国王の肖像を配していたことに思う。「聖徳太子の登場する1万円札が発行されたのは1958年から80年代半ばまで。高度成長の…

『今年の先行き「おっかな・びっくり」』

『今年の先行き「おっかな・びっくり」』<2020年1月4日(土)> 『超国語辞典』の中にある「言葉の漫才師」という遊びから『筆洗(200104)』は今年を思う。「『政治漫才』は今年もやはり、『のらり・くらり』や『口八丁・手八丁』・・・『野党漫才鳴かず・飛ばず』…

『未来は私たちの手の中にある』

『未来は私たちの手の中にある』<2020年1月3日(金)> 東京オリンピックの年を迎え、『余録(200101)』は杉本苑子さんの1964年10月の思いを紹介する。「『二十年前のやはり十月、同じ競技場に私はいた』・・・『色彩はまったく無かった。グラウンドもカーキ色と黒…

『一年中いつでも、正月気分を味わえる旅館』

『一年中いつでも、正月気分を味わえる旅館』<2020年1月2日(木)> 「『旅館・正月』みたいなのがあれば、いいんだけど」…『筆洗(200101)』は村上春樹さんと一茶の思い、そして森繁久彌さんの正月を伝える。「一年中いつでも、正月気分を味わえる旅館・・・一茶の…