『#まちの豆腐屋』

『#まちの豆腐屋』<2022年5月29日(日)>
 「まちの豆腐屋」の高齢化や後継者難に『雷鳴抄(220526下野新聞)』は思う。豆腐は季節に合った味わい方を楽しめ、夏場は冷ややっこ▼豆腐の月別支出額は例年7、8月が最も多い▼直近の品目別都道府県庁所在市ランキングで、宇都宮市の年間平均購入量は93.36丁で全国6位。しかし、豆腐製造を巡る県内の現状は厳しい▼栃木県の豆腐製造業者は2002年の277軒から21年は102軒と20年間で6割強減った。多くは小売りも兼ねた個人営業の「まちの豆腐屋」▼「全国豆腐連合会」によると、豆腐屋の減少は全国的な傾向といい、連合会も品質向上に向けた品評会の主催や新規開業のサポートに乗り出している▼地元の豆腐屋が手作りしたこだわりの一品が食卓に並ぶ日があってもいい。地域に根ざした和食文化の担い手は地域で支えたい。
 (私が)小学生であったころ、自宅から駅へ向かう途中にお豆腐屋さんがあった記憶がある。半世紀以上前のことなので少々怪しいが、朝早い時間から開いていた。いつ店を閉じただろうか。夕方の豆腐売りの自転車も見なくなった。いまや豆腐はスーパーマーケットのパック。でも、近所ではまだお豆腐屋さん、頑張ってますよ。
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