2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『スマホを使っているだけなのに、なんと危うい現実だろう』

『スマホを使っているだけなのに、なんと危うい現実だろう』 「スマホを落としただけなのに」『春秋』(181130)は、現在の私たちの暮らしの危うさを思う。「膨大なデータはプラットフォーマーと呼ばれるIT大手が吸い寄せ、それをまた新たなビジネスへつなげて…

『英国民にはあいまいさに耐える「優柔不断」の・・・』

『英国民にはあいまいさに耐える「優柔不断」の効用も忘れないでほしい』 美術家の赤瀬川原平の「優柔不断術」を『余録』(181127)は紹介する。「日本人の『問題先送り』は世界に誇る文化だ・・・そもそも解決法の誰にも分からぬ問題は先送りするしかない。・・・英…

『まっ白なページをあけ、まず4〜5月の10連休に・・・』

『まっ白なページをあけ、まず4〜5月の10連休に線を引いてみた』 「手帳の残りも少なくなり『さて来年のものを』と東京は神田神保町の大型書店へ足を運んだ」と『春秋』(181128)。そして思う。「ちなみに『日記買う』は冬の季語。『人波のここに愉しや日記買…

『最新版の「人生ゲーム」でも未来を含めて100年・・・』

『最新版の「人生ゲーム」でも未来を含めて100年分の人生が待っている』 「タカラの『人生ゲーム』が発売されて今年で50年になる」。『余録』(181126)は、人生100年を思う。「いま、日本は世界に冠たる長寿の国になった。政府はこのところ『人生100…

『宮本の作品を手に、島民と触れ合う旅はいかがだろう』

『宮本の作品を手に、島民と触れ合う旅はいかがだろう』 周防大島は、外国船籍貨物船の大島大橋に衝突し、送水管破断1カ月あまり。『春秋』(181126)は、宮本常一のふるさと、周防大島への観光を呼びかける。「古里・・・の『文化交流センター』を訪ねれば膨大な…

『いのち輝く未来社会のデザイン』

『いのち輝く未来社会のデザイン』 2025年の大阪万博にどう思う。『春秋』は「70年万博のしかけ人で元通産官僚の堺屋太一氏は近著『地上最大の行事 万国博覧会』で、前例のない催しだからこそ利権もなく、20代、30代が活躍できたと振り返る。次も緊張感、自…

『堤にまで石敷きがあるのは異例で、円筒埴輪は約七千・・・』

『堤にまで石敷きがあるのは異例で、円筒埴輪は約七千本も並ぶ計算になるという』 「周辺部の堤に土管状の円筒埴輪がびっしり並び、精巧な石敷きがあったと分かった」。『筆洗』(181124)は、「大山(だいせん)古墳について想像力を刺激するような発表があっ…

『熟睡プラ寝たリウム』

『熟睡プラ寝たリウム』 「明石市立天文科学館が今年もまた、勤労感謝の日のきょう開催する」。『春秋』(181123)は「熟睡プラ寝たリウム」を紹介する。「太古のリズムを取り戻し、疲れを癒やしてもらおうというまこと理にかなった企画である。会場の一角に「…

『レース前の体調管理との戦い。健闘を祈る』

『レース前の体調管理との戦い。健闘を祈る』 東京オリンピックのマラソン時間が更に早まるという。『筆洗』(181122)は早起きを想う。モーツァルトやベートーヴェンは朝型であった。作家ヘミングウェーも「だれにも邪魔されないから」と朝型。東京オリンピッ…

『自分にだけは甘いカッターだったとは』

『自分にだけは甘いカッターだったとは』 カルロス・ゴーン容疑者のこれまでのその行動を見て、『筆洗』(181121)は、山口瞳氏の話を持ち出す。「顔見知りだった出版社の女性社員が会社の外で公衆電話を使っている・・・母親が病気で日に何度も電話しなければな…

『美談は泣きながら疑うことを誓う』

『美談は泣きながら疑うことを誓う』20日(火)> 「どうした、えっ、おとっつあんが病気なのにお金がなくて故郷に帰ることができないんだって…」『筆洗』(181120)は日本の「泣き売」を紹介し、そして米国での話を出す。「車のガソリン切れで立ち往生した女性。…

『人生100年時代のヒントがグレーヘア人気に垣間見える』

『人生100年時代のヒントがグレーヘア人気に垣間見える』 「『グレイヘア』は新語・流行語大賞候補にも挙がる」。『春秋』(181119)は「『bonponのプチプラ着こなし便利帖』(宝島社)」を紹介し、「グレイヘア」を考える。「白髪になり赤や青などの服が以前…

『今日(11月18日)はミッキーの誕生日』

『今日(11月18日)はミッキーの誕生日』 11月18日はミッキー映画「蒸気船ウィリー」(一九二八年)の封切り日である。『筆洗』(181118)は、ミッキーとトランプ政権を思う。「九十歳。一世紀近く昔のキャラクターが今なお世界中で愛されている。奇跡のネズミで…

『私の仲間たちの生き物に対して…よいことをしてやれなかった』

『私の仲間たちの生き物に対して…よいことをしてやれなかった』 ダーウィンは後悔している。「私の仲間たちの生き物に対して…よいことをしてやれなかった」と。『筆洗』(181117)は『ベスト・ワン事典』から紹介している。そして、世界自然保護基金が最近発表…

『「ピーターの法則」を思い出す』

『「ピーターの法則」を思い出す』 「世の中の組織のあらゆるポストは無能な人間で埋め尽くされているという説がある」。『余録』(181116)は閣僚たちを見て「ピーターの法則」を思い出す。「ピラミッド型の組織の成員は有能ならば上のポストに昇進する。だが…

『「ゆるキャラグランプリ2018」の組織票を・・・』

『「ゆるキャラグランプリ2018」の組織票をどう考える』 「投票のためのフリーメールアドレスを約二万登録し、職員に割り振って投票させていたらしい」。『筆洗』(181115)は「ゆるキャラグランプリ2018」の組織票を思う。作家の山本一力さんは家族組…

『翔平の2年目は?』

『翔平の2年目は?』 大谷翔平選手お活躍に来年は「ソフォモア・スランプ」ならぬか、『筆洗』(181114)は思う。米国では、大学二年生は「SOPHOMORE」と表現する。「一説によるとギリシャ語の賢さ(SOPHO)と愚かさ(MOROS)を組み合わせ…

『歴史にこだわるのは非建設的だろうけれど、忘却が・・・』

『歴史にこだわるのは非建設的だろうけれど、忘却が好ましいわけではない』 「古い悪魔が再び目覚めつつある」。『春秋』(181113)は、11日、第1次世界大戦の終結100年記念式典でのエマニュエル・マクロン大統領の発言他について思う。「大統領のことばにはい…

『今週あたりから寒くなるという予報もある』

『今週あたりから寒くなるという予報もある』 小春日和に『筆洗』(181111)は思う。「寒い日の合間に訪れる小春日和がありがたいものだが、今年はずっと小春日が続いている・・・。小春日は英語で、『インディアン・サマー』。諸説あるがネーティブ・アメリカン…

『敬称、呼称というものは、かくも難物であるらしい』

『敬称、呼称というものは、かくも難物であるらしい』 「先ごろの委員会で『内閣総理大臣、安倍晋三さん』などとやったのはなかなか新鮮ではあった」。『春秋』(181111)は野田聖子・衆院予算委員長の呼び方を聞き、「は四半世紀も前に、ときの土井たか子衆院…

『あちら側とこちら側が接する境界線には、物語が生まれる』

『あちら側とこちら側が接する境界線には、物語が生まれる』 「消費税の引き上げを前に、国税庁が先日、課税ルールの手引を改訂した」。これについて『筆洗』(181110)は、落語『幽霊飴』を引き合いに出す。「あちら側とこちら側が接する境界線には、物語が生…

『女性の就業は進んだが、高齢者はまだまだ』

『女性の就業は進んだが、高齢者はまだまだ』 「アンコンシャス・バイアス」とは、と『春秋』(181107)は説明する。「『女性は理系に向かない』『障害者には簡単な仕事を』。こうした思い込み・・・『無意識の偏見』・・・高齢者を見る目にも、あてはまるだろう。内…

『アメリカン・デモクラシーを根底で支えてきたのは・・・』

『アメリカン・デモクラシーを根底で支えてきたのは、対立する政党間の「寛容」と「自制心」だった』 本日は、アメリカ中間選挙の結果を各紙の思いを述べている。『春秋』(181108)は、まずホラー小説の巨匠スティーブン・キングの言葉を紹介する。「キングの…

『「スバリスト」は情けないと泣いている』

『「スバリスト」は情けないと泣いている』 「不正はもうやっていない」。『筆洗』(181107)は、またも不正のスバルに思う。「「『過ちて改めざる、是(これ)を過ちという』。孔子を引くまでもなく改めざる過ちである。再発防止に必要なのは言葉ばかりの反省…

『血中から基準値の9倍超のアルコールが検出されたという』

『血中から基準値の9倍超のアルコールが検出されたという』 「ロンドン発羽田行きのボーイング機に乗る予定だった日本航空の男性副操縦士がフライト直前に現地警察に捕まり、裁判にかけられている」。『春秋』(181106)は言う。「なぜこんなことができたのか…

『衰退の一途をたどった社員旅行がここ数年復活・・・』

『衰退の一途をたどった社員旅行がここ数年復活のきざしを見せている』 新聞社の「全舷(ぜんげん)」を「余録」(181105)は紹介する。「休刊日を利用して部署ごとに全員が観光地へ泊まりがけで出かけ、宴会を開いて親睦を深める」。しかし、「たまの休みに会…

『パリ不戦条約、一九二八年、日本を含む大国が調印・・・』

『パリ不戦条約、一九二八年、日本を含む大国が調印、今年は九十周年の節目の年』 「どうして戦争をしてはいけないのか。いろんな答えがあるだろう」と『筆洗』(181104)は問い、その法的根拠として、1928年のパリ不戦条約を挙げる。「大戦を防げなかった。薄…

『「愛車」という言葉も以前ほどは聞かぬ』

『「愛車」という言葉も以前ほどは聞かぬ』 「トヨタ自動車が好きな車を自由に選び利用できる定額制サービスと一台の車を複数の人が利用するカーシェアリング事業を近く開始すると発表した」。『筆洗』(181103)はこれに思う。「愛車」、「手放さねばならぬと…

『プラスチック・オア・ペーパー?』

『プラスチック・オア・ペーパー?』 米国のスーパーのレジにて、「プラスチック・オア・ペーパー?」と聞かれた時のことを『筆洗』(181029)は語る。クレジットカードか現金かと思ったらそうではなかった。「『プラスチック(ビニール)の袋ですか、それとも…

『文在寅政権のスローガン「積弊清算」をどう考える』

『文在寅政権のスローガン「積弊清算」をどう考える』 「元徴用工への新日鉄住金の損害賠償を命じた判決が確定した」ことに『余録』(181101)は、ソクラテスを想う。「悪法もまた法なり」、「およそ法的安定性と正義は司法の2大要請だが、時としてお互い矛盾…