『# 利害関係者から接待 』<2021年2月26日(金)>
本日は「二・二六事件」があった日、『春秋(0226)』は高校のある地理歴史の教科書を紹介し思う。「その背景として『滝川事件』に触れる教科書もある。自由主義的な刑法学説を唱えた京都帝大の滝川幸辰教授が、政府の圧力で休職処分になる。・・・戦後、滝川は京大に復職し総長に就く。54年の卒業式の式辞・・・<私は諸君に対して、他人からただの酒をごちそうになることを自ら戒めることを希望します><酒を飲むのはよろしい。しかしそれは、自分の銭で飲むことが絶対の条件>。当時、政官界を揺るがせた造船疑獄を念頭に、節度を説いた。1人7万4千円のごちそうを胃袋におさめた者もいた。総務省と農林水産省の幹部が、利害関係者から接待を受けた醜聞の闇は深そうである」。
(JN) 情けない。国家公務員の誇りはどこへ行ってしまったのか。大臣は、何のためにその職にあるのか。大臣の無能が配下の緩みとなっているのか。その大臣を指名したのは誰だ。また、誰もが責任をとらずに有耶無耶でおわるのか。
#滝川事件
#造船疑獄
#7万4千円
*画像は朝日新聞2021年2月26日より。