『#恐れ入りますが、もう一度』<2021年2月28日(日)>
急ぐ政府の緊急事態宣言解除に『筆洗(210228)』は思う。「作家の向田邦子さんはかなりの早口だったそうだ。電話で用件を伝える時など、つい早口になり、相手から『恐れ入りますが、もう一度』と聞き返されてしまう･･･結局、同じことを三度。これなら「ゆっくりと一回しゃべったほうがよほど早かった･･･話は新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言である。･･･六府県については期限の三月七日を待たず、週明けに先行解除される･･･宣言解除を急いだところで感染拡大を抑制できなければ、意味はあるまい･･･よその県は解除されると聞けば気も緩みがちだ･･･対策に力を入れたい。先行解除の六府県も同じこと。ここで宴会、花見だと浮足立てば、待っているのは『恐れ入りますが、もう一度』である」。
（ＪＮ） もうすぐ桜が私たちを明るくしてくれようか。花が開き、自粛していた心も開き、飲めや歌えとなっては大変である。年度の終わりと始まり、歓送迎会やら。どうなるのでしょうか。本当にオリンピックをする気なら、私たちの行動に対する注意、趣旨説明を首相から始まり、専門家がしっかりとあらゆるメディアを通じて、丁寧に早く行ってほしい。
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