#時計の針を逆に回すクーデター

『#時計の針を逆に回すクーデター』<2021年2月2日(火)>
 ミャンマーで軍事クーデター。『余録(210202)』は軍政をミャンマーのことわざから思う。「『水多きところに雨降る』・・・軍政多きところでまた軍政か。・・・軍は与党が圧勝した昨年秋の選挙に不正があったと・・・だが国際監視団は選挙は公正という。『頑張っただけ水が砂にしみこんでしまう』は努力が水泡に帰す・・・軍政を振り返れば、長い“鎖国”と欧米の経済制裁の歴史・・・再び国際社会の経済制裁の対象となろう。・・・『ネズミが思うままにならず米蔵に火をつける』は目先にとらわれた愚行への戒めだ。ミャンマーのことわざは『世界ことわざ大事典』から引かせてもらったが、闇の中の希望を示す『真夜中以上に夜が更けることはない』もある。むろん時計の針を逆に回すクーデターに正当化の余地はない」。
 (JN) 未だに政治の延長線上に軍があるのか。暴力に屈する社会、日本でも前世紀前半はそうであった。軍は何のためにあるのか。国民の生命、自由および財産等を守るためにあるはずだが、違う方向へ暴発する。彼らにとっての正義のために暴力行為に進む。何を彼らは得ようとしているのか。
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#愚行
*画像は、2021年1月6日の日本経済新聞掲載広告。

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