#司馬さんが亡くなり二十五年たった

『#司馬さんが亡くなり二十五年たった』<2021年2月13日(土)>
 十二日は「菜の花忌」、『筆洗(210213)』は司馬遼太郎さんを想う。「<菜の花畠に入日薄れ?>・・・司馬遼太郎さんは『それ何の歌だ』と・・・菜の花が大好きな司馬さんのためにと歌ったのは作家半藤一利さんである。小学校に通う代わりに図書館に入り浸ったせいで有名な唱歌を知らなかった・・・『資料を読んで読んで読み尽くして、そのあとに一滴、二滴出る透明な滴を書くのです』・・・『半藤君、俺たちには相当責任がある。こんな国を残して子孫に顔向けできるか』。没する一年前に語ったという。・・・『足るを知る』の心が大切になると、世に語りかけようとしていた・・・災害、経済の混乱、疫病の流行…。司馬さんなら何を語るかと思うことも多い四半世紀である。憂いをともにし、後を継ぐように昭和を書いてきた半藤さんも他界した。著作の中に、残された滴に、声を探したくなる菜の花忌である」。
 (JN) 久しぶりに、司馬遼太郎記念館で購入した本を引っ張り出した。小説の読書量の大変に少ない私だが、ここには読んだ本が数冊ある。『竜馬がゆく』、『国盗り物語』、『坂の上の雲』、『空海の風景』、『項羽と劉邦』・・・。歴史を思い、未来を夢見た。そう、『菜の花の沖』はまだだ。挑戦したい。
#菜の花忌
#こんな国を残して
#子孫に顔向けできるか

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