#二度とだまされまい

『#二度とだまされまい』<2021年2月10日(水)>
 「平山郁夫東山魁夷らの絵画を基にした版画の偽作」について『筆洗(0210)』は思う。「贋作と知った上で、作品を展示している美術館がオランダにある。・・・フェルメールの「エマオの晩餐」である・・・描いたのはメーヘレン・・・この男、戦争中に別のフェルメール作品をナチスに売ったことをとがめられ、逮捕されたのだが、取り調べにこんな告白をする。ナチスに売ったのは贋作であり、『エマオの晩餐』も自分が描いたと。・・・ナチスをだました画家として国民から英雄扱いされたそうだが、この偽作事件に送られる拍手はあるまい。・・・よほど巧みな偽作か。褒めている場合ではなく、気の毒なのはまんまとだまされた人である・・・『エマオの晩餐』をメーヘレンの作として展示しているのは二度とだまされまいという戒めのためだそうだ。」。
 (JN) 芸術品、ミーハーで頭の軽い私はその広告に惹かれて美術館へ行ってしまう。見に行って私は見たぞ、完了である。しかし、芸術品というものはそれではだめだそうだ。その作品を様々な背景から検討し、また自分を磨かねばならないようである。なかなか難しい。もちろん贋作などわからない。有名デパートなら大丈夫とか、思ってしまいそうである。
#贋作
#エマオの晩餐
#メーヘレン

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