『オランダは小国だが、農産物の輸出では世界2位の大国だ』

『オランダは小国だが、農産物の輸出では世界2位の大国だ』
 「春秋」(日経/2015/11/24付)は、農業改革を進めたオランダや韓国の事例を示し、自民党の農業政策に、「貿易自由化をテコに「攻め」の対策は具体化を先送りりした。世界の動きが見えているか、心配だ」と。
 日本の農業の技術は進歩しているはずだが、日本の農業はまだ20世紀なのではないか。しかも、半封建的な農業制度であるように感ずる。これは、農業現場の問題だはなく、農政を変えていかねば変わらないであろう。まずは、通り一遍の補助制度ではなく、メリハリを持った補助制度の推進である。我々のこの資本主義において生きて行くためには、売れる商品、利益の出る商品を作って行かねばならない。当方、補助金をいただいている業界で働いているので、農産業に補助金に頼るなと言える資格はないのだが、国からの厚い補助を受けているところは自助努力が必要であると考える。これは、我が身にもそのまま言えることである。(JN)