『就活開始、きのう経団連は2カ月程度の前倒しを表明した』

『就活開始、きのう経団連は2カ月程度の前倒しを表明した』
 就職戦線、「協定は選考開始を今年、8月に遅らせたらフライングが続出」したため、「きのう経団連は2カ月程度の前倒しを表明した」。これについて、日経「春秋」(2015/11/10)は、「大学側に反発も強く、これで混乱が収まる雰囲気ではない。迷路に入り込んだこの問題、いったいどうすれば出口が見つけられよう。大学生活の後半はシューカツが重苦しくのしかかり、みんながみんな一斉に、リクルートスーツに身を固めた集団行動を余儀なくされる。そんな状況をどうしたら変えられるか。『いちご白書』の昔よりも大学がずっと大衆化した社会の難問である。」
 今の就活は、マニュアル通り型にはまって、決められたルールに従って、お互いに本音を隠して、しかも授業をお休みして、長期にわたって続けられる。大事な大学での学修の総括の時に、枠にはめられ、そこで自分の将来の活動の場を決めていかねばならない。この枠に対して、また新たな解禁日に対して、学生側は如何に、事前の準備を充分にして、就活を授業に影響しないようにできるであろうか。そのためには、吉田松陰みたいだが、「志」を持つことが大事だ。それを基に、初年次から意欲をもって様々なことに挑戦をしながら準備をして欲しい。活動の主体は、自分たちであると学生は理解して、学生側は就活に振り回されるような行動になぬこと。「志」に従い、目的、目標を定め、解禁日に惑わされるな。(JN)