『#大勢の集まり』<2022年10月31日（月）>
ハロウィーンに『北斗星(秋田魁新報221031)』は思う▼子どもたちが楽しみにする日を前に韓国で悲劇が起きた。ソウルの繁華街・梨泰院で29日夜、集まった大勢の若者らが折り重なるように倒れて多くの死亡、負傷者が出た▼韓国で新型コロナウイルス対策の規制が解除されて初めて迎えるハロウィーン前の週末だった。犠牲者の多くは10～30代。現場の狭い路地で一体何が起こったのか▼日本でも2001年に兵庫県明石市の歩道橋で花火大会事故が起きている。イベントなどでの雑踏警備の在り方が問われた事故でもあった▼日本を含めて各国がコロナ前の社会へ戻りつつある。解放感から以前より多くの人が繰り出す催しもあるだろう。それ自体は歓迎すべきでも今回のような悲惨な事故が起きてよいはずはない。安全を重視してしっかりと備える対策こそ大切になろう。
（私たちは）なぜ、群れるのだろうか▼人のいるところへ集まって行く。大勢集まり浮かれる。特に、若者は元気であり、興味津々押し寄せて行く。そこには楽しいことがあるのだろうが、危険も待っている▼ここ3年、大勢体験をしていなかっただけに、その対応を忘れている。老若男女、十分に気を付けて、これからのイベントを体験して行きたい。
#梨泰院,#明石市,#イベント,#警備,#安全
