クラシック音楽に『北斗星(241218秋田魁新報)』は思う▼昭和30~40年代に人気を博した漫画「ストップ!にいちゃん」▼隣に引っ越してきた外国人の家に主人公が招かれ、クラシック音楽のレコードを鑑賞する。室内に荘厳な雰囲気が漂うが、軽快な音楽が好みの主人公はなじめず、つらくなってその場を離れる▼この漫画の影響もあった。クラシックは堅苦しくてとっつきにくい音楽という印象を抱いてしまった▼だが年を重ねるにつれ、優しい弦楽器の調べ、繊細なピアノの音色、見事に調和したオーケストラの響き…。長く親しんでこなかっただけに、その分じっくり聴いた時の感動は大きかった▼堅苦しいなど思い込みから、クラシックを遠ざけている人は結構いるのではないか。一度コンサートに足を運んでみよう。新たな世界が広がるかもしれない。
(私は)自室に閉じこもっている時は、音楽が仲間である。ジャンル多々あるが、やはりお気に入りのクラシック音楽の曲だ。音に浸っている。でも、これは生活音であり、聴くなら、なんといっても、コンサートホールである。クラシック音楽のその響きとともに、指揮者や沢山の演奏者の動きが楽しい。目、耳、全身でオーケストラの奏でる旋律を味わおう。