『#ノーベル平和賞』<2022年10月9日（日）>
今年のノーベル平和賞に『筆洗(221009)』は思う▼ソフトクリーム、アイスとコーンの組み合わせが生まれたのは1904年、米セントルイス万国博覧会▼出店したアイスクリーム屋は大繁盛、アイスを入れる紙皿が足りなくなった。隣のワッフル屋さんはあまり売れていなかった。皿の代わりにウチのワッフルを巻いて使ったらどうかと申し出る▼試しに売ると入れ物まで食べられると大評判に。見知らぬ者同士が手を取り合うことで問題を解決。ソフトクリームには知恵と助け合いの心が溶け込んでいるらしい▼この三組は人権を守るという共通の目的に取り組んできた方々。ウクライナ人権団体「市民自由センター」、ロシア人権団体「メモリアル」、ベラルーシ人権活動家アレシ・ビャリャツキさん、二団体一個人の受賞▼ロシアのウクライナ侵攻が続く中、国家による弾圧や戦争犯罪に対しそれぞれの立場から闘ってきた▼ソフトクリームをともに発明できる友を遠ざけたくない。
（私たちは）こういうことを「三人寄れば文殊の知恵」と言っている。否、そうではないかな。環境がそれぞれ異なる中で、人権のために闘う民主主義の基本姿勢なのであろうか▼平和ボケで、ソフトクリームを日々食べている私は、戦時になったら知らぬ間に戦争に旗を振っているかもしれない。そうならぬように人権について彼らから学びたい。
#ソフトクリーム
#市民自由センター
#メモリアル
#アレシビャリャツキ
#手を取り合う
