『#毎日ありがとう』

『#毎日ありがとう』<2022年10月16日(日)>
 「新聞少年の日」に『有明抄(221016佐賀新聞)』は思う◆高校時代の同級生、関東の大学に進学する際、「新聞奨学生」制度を利用した◆同級生は「入学金、学費、住居費、光熱費、朝、夕食費全てを負担してもらい、給与と奨学金ももらえたので生活に不自由はなかった。今も感謝している」と◆一方で、キャンパスライフには支障が出たようだ。心身ともに鍛えられたことだろう。いや、もともと精神力が強いからこそ続けられたのだと考え直す◆きのうから新聞週間。期間中の日曜日は毎年、「新聞少年の日」。太平洋戦争末期、出征した大人に代わって小中学生が配達を担い、戦後も配達の主力は「新聞少年」。その労をねぎらおうと制定◆取材の最前線で生まれた記事が、配達を担う人の手で読者に届けられる。新聞は、ポストに入れるその手のぬくもりで完成するように思う。雨の日も風の日も、朝、ポストをあけると新聞がある。毎日ありがとう。
 (私の)朝は朝刊を取りに行くことから始まる。あたりまえのように届く新聞、感謝申し上げます◆そうか、購読者のありがとうだけでなく、記者さんや新聞作成に関係する皆さんが互いにありがとうであろうか◆早朝の配達までの皆様にありがとう。もちろん、夕方もありがとう。
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