『受動喫煙、東京五輪・パラリンピックに向け、ことはようやく進むようだが手ぬる』<2018年7月17日(火)>
受動喫煙対策、オリンピックに向けて、その手抜きに、『春秋』(180717)は嘆く。「深刻な健康被害が浮かび上がり、受動喫煙の影響もしだいに明らかになって世界の風向きは変わった。気がつけば日本は対策の遅れが鮮明だ。・・・東京五輪・パラリンピックに向け、ことはようやく進むようだが手ぬるい話である。・・・東京都の独自の条例は8割以上の飲食店に網をかけるから、こちらの威力は結構なものだろう。ほかの自治体に広がるかもしれない。・・・近年の「たばこのない五輪」の流れからは隔世の感があるが、こんどの国の対策法をめぐる迷走を顧みれば往時を笑えまい。今日も元気に骨抜きを重ねた面々の、いかに多かったことか」。
(JN) たばこを吸っている人は吸わない人のことがわかるだろうか。たばこを吸って直ぐにエレベータに入ってこられると臭くて気持ち悪くなる。話しかけられると、匂いが飛んでくる。本当に臭くて気持ち悪いのである。そうなのに、止めるためにどれだけ苦労する人が多いのか。私も、喫煙をしていた時期が12年あった。紙巻きたばこだけでなく、パイプや葉巻と試みた。私の喫煙は趣味の域であったかもしれない。趣味に飽きる私は、この趣味をそれほど苦しむことなく終わりにできたか。いや、友人たちの煙の誘惑に苦しめられながら止めた。たばこは必要のないものである。これに係る生産から消費まで、そして健康まで、随分と無駄をしている。私たちはこれに代わるものを考えるべきである。