『「あなたのジャンプは」。創刊五十年に敬意を表す』

『「あなたのジャンプは」。創刊五十年に敬意を表す』<2018年7月16日(月)>
 混雑する列車の中で、『筆洗』(180716)の筆者は「MK」のマークを見て、「メタクソ団」を思い出す。若い女性がなぜと思いながら、「トイレット博士」、「ど根性ガエル」、「侍ジャイアンツ」、「アストロ球団」、「はだしのゲン」・・・・・。「電車に揺られ、当時のジャンプが次々とよみがえる。隣のつり革の見も知らぬ男性に話しかけたくなる。『あなたのジャンプは』。創刊五十年に敬意を表す。どれほどの子どもが物語の喜びと笑いを教わったか。その影響力は教科書に匹敵するかもしれぬ。さてMとK。愚かな勘違いで、マイケル何とかという米国ファッションブランドだそうだ。しかも、あまり似ていなかった」。
 (JN) 漫画雑誌を今ではほとんど手にしなくなったが、十代のころは大事な文化であった。プロ野球とともに友人とのコミュニケーションの基でもあったろうか。私の時代は、マガジンとサンデーに始まった。いくつも雑誌はけないので、散髪屋さんでの楽しみであった。待ち時間の長った散髪屋さんでも、飽きることはなかった。ジャンプも50年を迎えるとは大したものである。その間にどれだけの作品が生まれ、子供たちをワクワクさせたか。思い出すと、随分と下品であったり、きわどかったり、したものが結構あった。そういったもが、どれだけ私たちのためになっかたわからぬが、たくさんの文字を読む楽しみとは別に、絵から想像する世界も楽しかった。