『トキソプラズマ感染者のビジネス志向、起業志向・・・』

トキソプラズマ感染者のビジネス志向、起業志向の強さを示す研究報告』<2018年7月26日(木)>
 動物たち身体には寄生虫が居り、その寄生虫に行動を支配されている。それは人間にもあると『余録』(180726)は、伝える。「米コロラド大などのチームが発表したのは、大学生と社会人を対象とした調査でトキソプラズマ感染者のビジネス志向、起業志向の強さを示す研究報告だった。起業経験も非感染者の倍近かったのは、リスクを恐れぬあらわれなのか。・・・腸内細菌はじめ体内のおびただしい数の微生物は人の感情から文化、社会にまで影響を与えているという。人の『自由意思』がからむだけに欧米の研究者が熱くなるテーマである。が、日本ではもともと虫の居所でころころ変わるのが人間だ。『身中の虫』への新たな知見でも世界をリードしてしかるべきだろう」。
 (JN) 私たちの身体の中には、様々な生き物がいる。その生き物の影響を随分と受けているのか。舌を噛みそうだが、トキソプラズマという寄生虫に感染していると? 私たちはこういったものを親から受け継いだり、生活環境の中で受け入れていくのであるか。どうも私たちは、自分たちが行動の中心あると思ったが、違うのかもしれない。虫が私たちを操っているのではないか。それを昔の人たちは既に知っていたので、「春秋」が述べているように「虫の居所」があるのだろう。四季を通じて野外の虫の音を感じていたのは、体の中の虫たちであったか。「虫がいい」、「虫が納まる」、「虫が知らせる」、「虫が好かない」、「虫が付く」、「虫が取り上す」、「虫唾が走る」・・・・・・。まだ知らない虫が世の中には居り、私たちはそれに感じ入っていて良いのだろうか。