#どんな顔をして真冬はやってくるだろうか

『#どんな顔をして真冬はやってくるだろうか』<2021年11月19日(金)>
 きょうの小林一茶の命日(旧暦1827年11月19日)に『筆洗(211119)』は、小春日和を思う。<けふもけふもけふも小春の雉子哉>。人の名前を思わせる「小春」のかれんな響きも、厳しさの前の平穏な日々を想像させようか▼報道によると、南米ペルー沖の海面水温が低くなり、世界的な異常気象の原因と指摘されるラニーニャ現象が、発生したとみられる。スペイン語で「幼子イエス」を表すエルニーニョとは反対の現象で、「女の子」がラニーニャの意味である▼ラニーニャの冬は、わが国の気温も低くなる傾向があるという。小春さんの後に訪れるのは冷たい「女の子」か▼ラニーニャ現象は昨冬も起きている。北陸などの大雪が記憶に新しい。燃料の値上がりも気になるこの冬である▼<十日程おいて一日小春哉>一茶。どんな顔をして真冬はやってくるだろうか。
 (私の)昨年の日記には、朝のエアコンのタイマーのセットが今週早々に行わていたことが記録されている。今年はまだ大丈夫なのである。この暖かな日差しの内に、ちょいと出かけていきましょう。
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